株式会社日本取引所グループの第23期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
スポンサーリンク

弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

日本株式市場の指標となる株式会社日本取引所グループの決算が発表されました。当社は、金融商品取引所事業を中心に「公正で透明性の高い市場の構築」を目指しており、今期も営業収益と営業利益が大幅に増加する良好な業績を収めました。株主への還元にも意欲的に取り組み、安定的な配当を実施しています。今後も国内外の投資家の皆様に選ばれる魅力的な市場を提供し続けることが期待されています。

スポンサーリンク

企業情報

企業名: 株式会社日本取引所グループ
証券コード: 86970
決算期: 2024年3月期

株式会社日本取引所グループの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社日本取引所グループの決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日まで、通期決算は2024年3月31日までの業績を発表しています。決算発表は通常3月中旬と9月中旬に行われます。

主な事業

株式会社日本取引所グループは、金融商品取引所の運営が主な事業です。東京証券取引所、大阪取引所、東京商品取引所などを運営し、国内の株式、債券、デリバティブ取引等の売買を行う市場を提供しています。投資家の皆様の取引の安全性と信頼性を確保するため、清算機関の運営なども手がけています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の営業収益は1,116億39百万円と前年同期比11.1%増税引前四半期利益は660億24百万円と前年同期比27.6%増と大幅に増加しました。また、営業利益率は59.1%と高い水準を維持しており、安定した収益基盤を持っていることがわかります。

売上・利益の推移

近年の業績を見ると、営業収益は2023年3月期が1,339億91百万円、本年度第3四半期は1,116億39百万円と順調に推移しています。また、営業利益は2023年3月期が682億7百万円、本年度第3四半期は660億42百万円と高水準を維持しており、安定した収益基盤を持っています。

四半期連結貸借対照表について

当社グループの資産・負債には、株式会社日本証券クリアリング機構の業務として計上される「清算引受資産・負債」や「清算参加者預託金」などが大きな割合を占めています。これらは短期的に大きく変動するため、貸借対照表の規模は非常に大きくなっています。

資産の部

総資産は82兆9,101億70百万円と前期末比7,227億77百万円増加しています。このうち「清算引受資産」が72兆8,079億95百万円を占めています。一方、「清算引受資産」や「清算参加者預託金」等を控除した資産は4,037億15百万円と前期末比86億50百万円の増加となっています。

負債の部

負債合計は82兆5,793億4百万円と前期末比7,137億21百万円増加しています。このうち「清算引受負債」が72兆8,079億95百万円を占めています。一方、「清算引受負債」や「清算参加者預託金」等を控除した負債は919億12百万円と前期末比5億33百万円減少しています。

純資産の部

純資産合計は3,308億65百万円と前期末比90億56百万円増加しています。「違約損失積立金」を控除した親会社の所有者に帰属する持分は3,029億17百万円となっています。

ROAとROE

当社グループのROA(総資産当期純利益率)は0.4%、ROE(自己資本当期純利益率)は0.4%と高い水準を維持しています。これは、清算業務を中心に収益基盤が安定しているためです。一方で、「清算引受資産・負債」の急激な変動によって総資産が膨らむ影響を受けるため、ROAやROEは相対的に低い水準となっています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが480億4百万円の収入投資活動によるキャッシュ・フローが65億48百万円の支出財務活動によるキャッシュ・フローが422億53百万円の支出となりました。この結果、現金及び現金同等物の四半期末残高は979億35百万円となっています。

配当の支払額

当社は株主への利益還元を重視しており、2023年10月の中間配当は1株当たり31.00円2023年5月の期末配当は37.00円と、合計で1株当たり68.00円の配当を実施しました。今後も安定的な配当の維持に努めていく方針です。

今後の展望

当社グループは、公正で透明性の高い市場の構築を目指しており、国内外の投資家の皆様に選ばれる魅力的な市場の提供に取り組んでいきます。デジタル化の進展を背景に、より利便性の高いサービスの提供やグローバル展開の強化にも注力していく予定です。今後も安定的な収益基盤の確保と株主還元の充実により、企業価値の向上に努めていきます。

編集部のまとめ

株式会社日本取引所グループは、国内の株式、債券、デリバティブ取引等の売買市場を運営する金融商品取引所事業を中核としており、高い収益性と安定性を誇っています。今期も大幅な増収増益を達成し、株主還元にも積極的に取り組んでいます。今後も、デジタル化への対応やグローバル展開の強化などに注力し、公正で透明性の高い市場の構築を進めていくことが期待されています。

株式会社日本取引所グループの決算日や配当についてまとめました。

株式会社日本取引所グループの決算日は3月31日です。第3四半期決算は2023年12月31日まで、通期決算は2024年3月31日までの業績を発表しています。配当については、中間配当が1株当たり31.00円、期末配当が37.00円と、合計で1株当たり68.00円の配当を実施しました。今後も安定的な配当の維持に努めていく方針です。

タイトルとURLをコピーしました