株式会社マネーパートナーズグループの第20期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

こんにちは。本日は外国為替証拠金取引を主力事業とする株式会社マネーパートナーズグループの決算をご紹介します。FXの大手企業として知られるマネーパートナーズは、安定した業績を維持しながら顧客基盤の拡大にも注力しています。今回の決算では、スプレッド縮小などの差別化施策が奏功し、収益力の向上が確認できました。今後も顧客ニーズに柔軟に対応しつつ、次なる成長に向けて取り組んでいくと期待できそうです。

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企業情報

企業名: 株式会社マネーパートナーズグループ
証券コード: E03747
決算期: 3月期

株式会社マネーパートナーズグループの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社マネーパートナーズグループの決算期は3月期です。具体的な決算スケジュールは、4月1日から翌3月31日までの1年間となっています。決算は年4回(第1四半期、第2四半期、第3四半期、通期)公表されます。

主な事業

株式会社マネーパートナーズグループは、外国為替証拠金取引(FX)を主力事業としています。FX取引サービスを中心に、CFD(差金決済取引)などの投資・金融サービスを提供しています。
また、IT技術を活かしたシステム開発・提供も手掛けており、FinTechの領域でも事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

今期(2023年3月期第3四半期)の業績は、営業収益4,229百万円、営業利益899百万円となりました。外国為替市場の変動率が前年同期比で低下したものの、スプレッドの縮小や新規顧客の獲得などが寄与し、高い収益性を維持しています。
また、営業利益率は21.3%と、非常に高い水準を誇っています。

売上・利益の推移

マネーパートナーズグループは、長年にわたり安定した業績を上げています。直近3年間の売上高は4,000~4,300百万円前後で推移しており、営業利益率も20%前後を維持しています。特に、外国為替市場の環境変化に柔軟に対応できる事業モデルが強みとなっています。

四半期連結貸借対照表について

マネーパートナーズグループの直近の四半期連結貸借対照表は、資産67,665百万円、負債53,969百万円、純資産13,696百万円となっています。業容の拡大に伴い、資産規模も徐々に大きくなっています。特に受入保証金は顧客からの預託資金が中心で、46,681百万円と大きな割合を占めています。

資産の部

資産の部では、現金・預金9,714百万円、預託金39,838百万円が主な項目です。顧客の外国為替証拠金取引の際に預託された資金を管理する預託金が大きな割合を占めています。また、デリバティブ取引に係る評価益などがトレーディング商品(資産)に計上されています。

負債の部

負債の部では、受入保証金46,681百万円が大宗を占めています。これは顧客からの預り証拠金で、外国為替取引の決済に備えて管理されています。そのほか、デリバティブ取引に係る評価損がトレーディング商品(負債)に反映されています。

純資産の部

純資産の部では、資本金2,022百万円、利益剰余金10,377百万円が主な内訳です。長年の着実な収益計上により、着実に自己資本が積み上がっているのが特徴です。

ROAとROE

マネーパートナーズグループの直近3年間のROAは11~13%、ROEは10~12%で推移しています。高い収益性を背景に、資産効率も良好に推移しているといえます。特に、外国為替市場の変動に強い事業モデルが、収益力の高さを支えています。今後も、サービスの差別化やコストコントロールを通じて、高水準の収益性を維持していくことが期待されます。

キャッシュフロー

マネーパートナーズグループのキャッシュフローは、営業活動によって1,510百万円の増加となりました。デリバティブ取引関連の資産・負債の減少などが増加要因となりました。一方で、投資活動では296百万円の減少、財務活動では668百万円の減少と、全体としては541百万円の増加となっています。手許流動性の確保と、必要な投資を両立できている状況だと評価できます。

配当の支払額

マネーパートナーズグループは、連結当期純利益の30~50%を配当性向の目安としています。現在の配当額は1株当たり年間12.75円で、今期第3四半期決算では中間配当6.00円を支払っています。安定的な配当を続けることで、株主還元にも力を入れていることがわかります。

今後の展望

マネーパートナーズグループは、引き続きFXを軸とした投資・金融サービスに注力していく方針です。スプレッド縮小などの差別化施策により、他社との競争力を高めながら、既存顧客の維持と新規顧客の獲得にも積極的に取り組む予定です。
また、不採算事業の見直しや、基幹システムのクラウド化などによるコスト削減にも継続的に取り組むことで、収益力の一層の向上を目指します。

編集部のまとめ

マネーパートナーズグループは、長年にわたり外国為替取引を中心とした投資・金融サービスで高い収益性を維持し続けている企業です。
今回の決算では、スプレッド縮小などの差別化戦略が奏功し、引き続き高水準の利益率を確保できました。今後も、サービスの強化とコストコントロールを両立しつつ、さらなる成長を目指していくことが期待されます。

株式会社マネーパートナーズグループの決算日や配当についてまとめました。

マネーパートナーズグループの決算期は3月期で、年4回(第1四半期、第2四半期、第3四半期、通期)の決算が行われます。
また、同社は連結当期純利益の30~50%を目処に配当を行っており、直近の配当実績は1株当たり年間12.75円となっています。安定的な業績とともに、株主還元にも注力していることがわかります。

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