株式会社アドバンスクリエイトの2023年12月期第1四半期決算報告が発表されました!保険業界の注目企業である同社の業績は順調に推移しており、株主の皆様にとても良いニュースです。今期は新しい取り組みも積極的に行っているようで、今後の成長にも期待が持てそうです。個人投資家の皆さまも、ぜひこの企業に注目していきましょう。
企業情報
企業名: 株式会社アドバンスクリエイト
証券コード: 87980
決算期: 9月期
株式会社アドバンスクリエイトの決算日・決算時期(スケジュール)は?
9月30日が決算日で、毎年11月10日頃に決算短信を公表しています。株主総会は12月中旬頃に開催されています。
主な事業
株式会社アドバンスクリエイトは、保険代理店事業、ASP事業、メディア事業、メディアレップ事業、再保険事業の5つの事業を展開しています。主力の保険代理店事業では、富裕層や都会的なライフスタイルの顧客をターゲットに、保険の提案や販売を行っています。また、保険業界向けにクラウドサービスの提供も行っています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の売上高は2,424百万円と前年同期比で11.3%の減収となりました。一方で、営業利益は32百万円と前年同期の391百万円の損失から大幅に改善しました。売上減少は課題ですが、コスト削減などで収益性は向上しています。
売上・利益の推移
過去3年の業績を見ると、売上高は10,000百万円前後で推移しており、利益面では2023年3月期に大きな赤字となりましたが、今期は黒字化に成功しています。新型コロナの影響が和らぐにつれ、徐々に業績回復の兆しが見られます。
四半期連結貸借対照表について
2023年12月末時点の総資産は10,835百万円と、前期末から322百万円増加しました。負債合計は6,501百万円と633百万円増加しましたが、純資産は4,333百万円と310百万円減少しています。今後の債務返済や設備投資など、財務体質の強化に期待がかかっています。
資産の部
流動資産は前期末比364百万円増の5,399百万円、固定資産は40百万円減の5,430百万円となっています。売掛金が1,061百万円増加したものの、未収入金や未収法人税等が減少しました。
負債の部
流動負債は788百万円増の4,689百万円、固定負債は155百万円減の1,812百万円となっています。短期借入金が1,312百万円増加した一方で、預り金が345百万円減少しています。
純資産の部
純資産は前期末比310百万円減の4,333百万円となりました。剰余金の配当による減少394百万円があった一方で、親会社株主に帰属する四半期純利益41百万円を計上しています。
ROAとROE
ROAは前期末の4.2%から3.8%に低下し、ROEも前期末の12.3%から11.0%に低下しています。収益性の向上に向け、適切な投資と財務体質の強化が課題となっています。今後は収益力の回復と自己資本の充実に取り組む必要があるでしょう。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュ・フローの状況については四半期連結キャッシュ・フロー計算書が開示されていないため、詳細は不明です。しかし、営業活動によるキャッシュ・フローの改善と、投資活動及び財務活動によるキャッシュ・フローの管理が重要になると思われます。
配当の支払額
2023年11月10日の取締役会決議により、1株当たり17.50円の配当を実施することが決まりました。前期の配当と同額で、総額394,707千円が株主の皆さまに支払われる予定です。安定した配当政策は、投資家の評価につながる重要な要素となっています。
今後の展望
アドバンスクリエイトは、保険業界のDX化を牽引する企業として注目されています。自社開発のビデオ通話システム「Dynamic OMO」の活用や、アバターを使ったオンライン保険相談サービスの提供など、先進的な取り組みを行っています。保険会社や代理店との協業も進めており、今後の成長が期待できると考えられます。
編集部のまとめ
株式会社アドバンスクリエイトは、保険業界のDX化を推進する注目企業です。新型コロナの影響から徐々に回復傾向にある中で、オンラインサービスの提供やコスト削減など、積極的な事業展開を行っています。今後は、保険業界での存在感を一層高めることが期待される企業といえるでしょう。個人投資家の皆さまも、ぜひこの企業の動向に注目していきましょう。
株式会社アドバンスクリエイトの決算日や配当についてまとめました。
株式会社アドバンスクリエイトの決算日は9月30日で、11月10日頃に決算短信を公表しています。直近の配当は1株当たり17.50円で、総額394,707千円が株主の皆さまに支払われる予定です。安定した配当政策により、企業の信頼も高まってきていることがわかります。