京阪神ビルディング株式会社の第101期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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京阪神ビルディング株式会社の2023年12月期第3四半期決算が公開されました。賃貸事業を中心とした堅調な業績で、売上高は146億円、経常利益は40億円と前年同期比で増収増益となりました。不動産賃貸事業を軸に、データセンター事業やウインズビル事業など、安定収益を生み出す強固な事業ポートフォリオが同社の強みですね。

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企業情報

企業名: 京阪神ビルディング株式会社
証券コード: 8180
決算期: 3月期

京阪神ビルディング株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

京阪神ビルディング株式会社の決算期は3月期で、決算日は3月31日です。四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日に行い、本決算は6月下旬に発表されます。

主な事業

京阪神ビルディング株式会社は、不動産賃貸事業を中心に事業を展開しています。オフィスビル、データセンター、競馬場外発売所「ウインズ」、商業施設や物流倉庫の賃貸を行っています。大阪、東京を中心に高品質な不動産ポートフォリオを保有しており、安定収益の確保に成功しています。また、不動産開発や施設管理などのサービスも提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は売上高146億円、経常利益40億円で、前年同期比増収増益となりました。特に、データセンター事業の好調な売上が、全体の業績を押し上げています。利益率も高水準を維持しており、経常利益率は27.4%と、非常に健全な財務状況を示しています。

売上・利益の推移

京阪神ビルディング株式会社は、過去3年間ほぼ横ばいで推移してきた売上高が140億円前後経常利益が40億円前後と安定した業績を収めています。新型コロナウイルス禍の影響も比較的小さく、不動産賃貸事業の強みが発揮されている様子がうかがえます。今後も安定収益の確保が期待できます。

四半期連結貸借対照表について

京阪神ビルディング株式会社の4半期連結貸借対照表を見ると、総資産が1,632億円と大規模な資産を有していることが分かります。特に、有形固定資産が1,375億円と、不動産賃貸事業の基盤となる物件の保有が強みといえるでしょう。一方で、負債合計が899億円と、自己資本比率は44.8%と健全な財務体質を維持しています。

資産の部

京阪神ビルディング株式会社の資産の中心は、有形固定資産の1,375億円です。主に、オフィスビル、データセンター、商業施設などの不動産物件が計上されています。また、投資有価証券が151億円と、不動産以外の資産運用も行っている様子がうかがえます。

負債の部

負債の部では、社債が500億円、長期借入金が219億円と、金融機関からの借入が主な負債構成となっています。一方で、短期借入金が44億円と、比較的低水準に抑えられており、金利動向への影響も限定的だと考えられます。

純資産の部

純資産合計は733億円で、自己資本比率は44.8%と安定した財務体質を維持しています。利益剰余金が539億円と、内部留保も十分に確保されていることがわかります。株主還元面でも、配当性向は高い水準を保っています。

ROAとROE

京阪神ビルディング株式会社のROAは2.7%、ROEは6.0%となっています。これらの指標はやや低めの水準にありますが、不動産賃貸業という安定収益事業を営んでいることを考えれば、適正な水準と言えるでしょう。今後もキャッシュフローの確保と、投資効率の向上により、収益性の改善が期待されます。

キャッシュフロー

京阪神ビルディング株式会社のキャッシュフロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが53億円と堅調に推移しています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローはマイナス59億円と、積極的な不動産投資を行っていることがわかります。財務面では、借入金の増加などにより財務活動によるキャッシュ・フローがプラス40億円となっています。全体としては、堅実な収益基盤と、着実な成長投資を両立する姿勢が伺えます。

配当の支払額

京阪神ビルディング株式会社は、中間配当として1株18円、年間配当金としても1株36円を支払う予定です。配当性向は54.5%と、株主還元にも積極的な姿勢が見られます。安定配当を続けつつ、内部留保の充実も図っており、着実な成長が期待できる企業だと評価できます。

今後の展望

京阪神ビルディング株式会社は、不動産賃貸事業を中心とした安定収益基盤を持っているほか、データセンター事業など成長分野への投資も積極的に行っています。オフィス市場の動向には注意が必要ですが、中長期的には堅調な業績の維持が期待できるでしょう。また、株主還元の強化や、新規投資による事業領域の拡大にも力を入れており、今後の更なる飛躍が期待される企業といえます。

編集部のまとめ

京阪神ビルディング株式会社は、不動産賃貸事業を中心に安定した収益基盤を持つ企業です。特に、データセンター事業の好調や、不動産投資の拡大により、中長期的な成長も期待できます。財務面でも健全性が高く、配当性向も高い水準を維持しているため、投資家にとっても魅力的な企業だと言えるでしょう。今後の業績にも注目が集まりそうですね。

京阪神ビルディング株式会社の決算日や配当についてまとめました。

京阪神ビルディング株式会社の決算日は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日に行われます。また、年間配当金は1株36円と、高い株主還元も続けています。今後も安定収益基盤を活かし、長期的な成長が期待できる企業だと言えるでしょう。

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