エスリード株式会社の第32期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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エスリード株式会社の2023年12月期第3四半期決算が公開されました。同社は不動産開発やマンション管理などを手がける総合不動産会社で、この度の決算では全体として順調な業績を確認することができました。

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企業情報

企業名: エスリード株式会社
証券コード: 8770
決算期: 2023年3月期

エスリード株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

エスリード株式会社の決算日は3月31日です。そのため、第3四半期決算(2023年12月期)の決算発表は2024年2月9日に行われました。

主な事業

エスリード株式会社の主な事業は、マンションの分譲・管理オフィスビルの開発・運営ホテル事業戸建分譲などの不動産開発・運営事業です。マンション分譲事業を中核とする一方で、新たな事業領域の開拓にも力を入れており、長期的な成長を目指しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の連結売上高は572億6百万円、連結営業利益は84億36百万円、連結経常利益は82億79百万円と、いずれも前年同期比で増加しました。営業利益率は約14.7%となり、良好な収益性を誇っています。

売上・利益の推移

最近3年間の業績推移を見ると、売上高は概ね570億円前後で推移しており、経常利益は70億円から90億円程度と、安定した収益力を示しています。これは、マンション分譲事業を中心に、その他の事業からの収益も順調に積み上がっているためです。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月期第3四半期の連結貸借対照表では、総資産が1,583億26百万円と前期末比で224億59百万円増加しています。これは主に、仕掛販売用不動産や販売用不動産の増加によるものです。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が前期末比で57億19百万円減少しています。一方で、仕掛販売用不動産が158億43百万円増加、販売用不動産も123億30百万円増加しており、開発用地の取得や建設途中のマンション在庫が積み上がっています。

負債の部

負債の部では、長期借入金(1年内返済予定含む)が183億11百万円増加しています。これは、開発用地の取得や建設資金の調達によるものと考えられます。一方で、支払手形及び買掛金は15億44百万円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、前期末比35億77百万円増加し、645億43百万円となりました。この結果、自己資本比率は40.8%となっています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は5.7%、ROE(自己資本利益率)は8.6%となりました。いずれも前期から改善傾向にあり、経営の効率性が高まっていることが分かります。これは、不動産開発事業の成長とともに、マンション管理事業など付帯事業の収益力が向上しているためと考えられます。

キャッシュフロー

営業活動によるキャッシュ・フローは▲35億52百万円となりました。これは、主に仕掛販売用不動産や販売用不動産の増加によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは▲10億59百万円、財務活動によるキャッシュ・フローは▲11億98百万円となっています。全体としては手元現金が減少傾向にあります。

配当の支払額

2023年10月に、1株当たり60円の期末配当を実施しました。前年同期と比べて配当額が増加しており、株主還元にも力を入れていることが分かります。

今後の展望

エスリード株式会社は、マンション分譲事業に加え、オフィスビル開発やホテル事業などの新規事業にも注力しています。今後は総合不動産会社としての地位を一層強化し、持続的な成長を目指していく方針です。今回の決算は、同社の高い収益力を示す良好な内容だったと評価できます。

編集部のまとめ

エスリード株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、マンション分譲事業を中心に堅調な業績を残すことができました。資産の積み上がりも見られ、順調な事業展開が確認できます。今後は新規事業への取り組みも注目されますので、同社の中長期的な成長が期待されます。

エスリード株式会社の決算日や配当についてまとめました。

エスリード株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算(2023年12月期)の発表は2024年2月9日に行われました。また、2023年10月には1株当たり60円の期末配当を実施しており、株主還元にも積極的に取り組んでいます。

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