株式会社日神グループホールディングスの第50期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

日神グループホールディングスの最新の決算報告をご紹介します。不動産やマンション開発、建設、管理などを手掛ける老舗企業の決算内容をわかりやすく解説していきます。

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企業情報

企業名: 株式会社日神グループホールディングス
証券コード: 88810
決算期: 2023年3月期

株式会社日神グループホールディングスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

日神グループホールディングスの決算期は3月期です。毎年6月下旬に年次決算、2月中旬に第3四半期決算を発表しています。

主な事業

日神グループホールディングスは、不動産事業建設事業不動産管理事業の3つを主力事業とする総合デベロッパーです。不動産の企画・開発・販売、ビル・マンション管理、建設工事の施工など、不動産に関連した幅広い事業を展開しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は40,739百万円と前年同期比で11.9%減となりました。しかし、原価の上昇などから売上総利益率は11.6%と低下し、営業損失は339百万円、経常損失は555百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は523百万円となりました。

売上・利益の推移

日神グループホールディングスの売上高は、第4四半期に大幅に伸びる傾向にあり、前年同期比で11.9%減となったものの、通期では82,348百万円と過去最高の売上高を更新しました。一方で利益面では、建設材料の高騰などに直面し、経常利益は前年同期比で93.6%減4,056百万円となりました。

四半期連結貸借対照表について

日神グループホールディングスの当第3四半期連結会計期間末の総資産は118,370百万円と、前連結会計年度末に比べ2.1%減となりました。主な要因としては、現金及び預金の減少や不動産事業支出金の増加などが挙げられます。

資産の部

流動資産は102,279百万円となり、前連結会計年度末に比べ2.9%減となりました。その主な要因は、現金及び預金の減少や販売用不動産、不動産事業支出金の増加などです。固定資産は16,091百万円と前連結会計年度末比3.0%増となりました。

負債の部

負債合計は53,898百万円と、前連結会計年度末に比べ2.2%減となりました。短期借入金が増加した一方で、電子記録債務が減少したことが主な要因です。

純資産の部

純資産合計は64,472百万円と、前連結会計年度末に比べ2.0%減となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失の計上による減少や、剰余金の配当が主な要因です。

ROAとROE

日神グループホールディングスのROA(総資産経常利益率)は前年同期比で1.3ポイント低下の0.1%となりました。また、ROE(自己資本当期純利益率)も前年同期比で1.4ポイント低下の△1.0%と低い水準となっています。これは、建設資材高騰による利益率の低下が主な要因と考えられます。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローでは、営業活動によるキャッシュ・フローは3,002百万円の支出、投資活動によるキャッシュ・フローは248百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは9,930百万円の支出となりました。主な要因は、たな卸資産の増加や長期借入金の返済などです。

配当の支払額

日神グループホールディングスは、2023年6月の定時株主総会で、1株当たり22円の期末配当を決議しました。これにより、年間配当金は1株当たり44円となる見込みです。業績が低調ながらも、株主還元に努めている様子が伺えます。

今後の展望

日神グループホールディングスは、不動産、建設、管理事業の3本柱を強化し、収益力の向上に取り組んでいきます。特に成長が期待される不動産証券化事業や積水ハウス・日神グループ共同開発プロジェクトなど、新しい収益源の開拓に注力していく方針です。また、建設資材高騰への対応策も急務となっています。

編集部のまとめ

日神グループホールディングスは、不動産、建設、管理の3事業を中心に事業を展開する老舗企業です。原材料高騰の影響を受けて減益となりましたが、新たな事業領域の開拓などにも取り組んでおり、今後の業績回復に期待が持てそうです。配当も安定して行われていることから、株主還元に力を入れている企業だと言えるでしょう。

株式会社日神グループホールディングスの決算日や配当についてまとめました。

日神グループホールディングスの決算期は3月期で、年次決算は6月下旬、第3四半期決算は2月中旬に発表しています。また、2023年3月期の年間配当は1株当たり44円と、引き続き株主還元に力を入れていることがわかります。今後の業績回復、成長性の向上に期待が持てる企業だと言えるでしょう。

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