イオンモール株式会社の第114期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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イオンモール株式会社の2024年3月期第1四半期決算が発表されました。売上高は前年同期比103.7%増の1,094億円と過去最高を記録し、営業利益は前年同期比111.4%増の154億円と2桁の増益となりました。各段階利益で増益を達成するなど、堅調な業績となりましたね。

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企業情報

企業名: イオンモール株式会社
証券コード: 89050
決算期: 2月末

イオンモール株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

イオンモール株式会社の決算日は2月末となっています。毎年4月に第4四半期および通期の決算発表を行い、7月に第1四半期決算の報告をするスケジュールとなっています。

主な事業

イオンモール株式会社は、ショッピングモールの開発・運営を主な事業としています。国内では84モール、海外では26モールを運営しており、中国、ベトナム、カンボジア、インドネシアなど、アジア地域を中心に事業を展開しています。地域に密着したモールづくりを特徴としており、地域の生活者の皆さまに「暮らしの未来」を提案することを目指しています。

今期の業績と利益率は?

イオンモール株式会社の2024年3月期第1四半期の業績は、売上高は1,094億円と前年同期比103.7%の増収となりました。また、営業利益は154億円と前年同期比111.4%の増益となり、各段階利益でも増益を達成しています。この結果、営業利益率は14.1%となりました。好調な業績となっています。

売上・利益の推移

イオンモール株式会社の直近の売上高と利益の推移を見ると、売上高は2023年3月期に4,231億円、2024年3月期第1四半期は1,094億円と好調に推移しています。営業利益も2023年3月期に370億円、2024年3月期第1四半期は154億円と増加傾向にあります。業績は堅調に推移しているといえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

イオンモール株式会社の2024年5月31日時点の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は1兆6,769億円となっています。前期末から217億円増加しました。一方、負債は1兆1,796億円で、前期末から6億円増加しています。純資産は4,973億円と、前期末から210億円増加しています。財務体質は健全に推移していると評価できます。

資産の部

資産の部では、有形固定資産が1兆3,430億円と大きな割合を占めています。また、現金及び預金が860億円、関係会社預け金が450億円となっています。設備投資や現金管理が適切に行われていることがうかがえます。

負債の部

負債の部では、社債が4,250億円、長期借入金が2,029億円と借入金が大きな割合を占めています。一方で、専門店預り金が615億円と、テナントとの良好な関係を示す指標となっています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が3,274億円となっています。また、為替換算調整勘定が736億円と大きな値となっており、海外事業の拡大が寄与していることがうかがえます。財務体質は安定的に推移しているといえるでしょう。

ROAとROE

イオンモール株式会社の収益性を示すROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)ですが、具体的な数値は開示されていません。ただし、営業利益率が14.1%と高水準であることから、ROAやROEも高い水準にあると推察されます。今後の事業展開次第で、さらなる収益性の向上が期待できるでしょう。

キャッシュフロー

イオンモール株式会社の2024年3月期第1四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは230億円の増加となっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは325億円の減少となっており、設備投資に積極的に取り組んでいることがうかがえます。また、財務活動によるキャッシュ・フローは80億円の減少となっています。全体としては114億円の減少となりましたが、健全な財務体質を維持しつつ、積極的な設備投資を行っていると評価できるでしょう。

配当の支払額

イオンモール株式会社は、年2回、期末と中間の年2回配当を行っています。2024年3月期第1四半期では、1株当たり配当金が25円と、前年同期と同水準となっています。安定した配当政策を継続しており、株主還元にも注力していることがわかります。

今後の展望

イオンモール株式会社は、2030年ビジョンとして「地域共創業へ」を掲げ、国内外のリージョナルシフトの推進ヘルス&ウエルネスプラットフォームの創造に取り組んでいきます。国内では既存モールの活性化や新規出店、海外ではベトナムや中国での出店加速などを通じて、持続的な成長を目指しています。また、新たな事業機会の探索や経営基盤の強化にも注力していく方針です。今後の業績にも期待がかかっています。

編集部のまとめ

イオンモール株式会社の2024年3月期第1四半期決算は、売上高、営業利益ともに過去最高を記録するなど、堅調な業績を示しました。国内外でのモール運営を中心に、安定した収益基盤を築いています。今後は、ヘルス&ウエルネスサービスの拡充や海外事業の加速など、新たな成長機会の創出にも注力していきます。今後の展開にも注目が集まるでしょう。

イオンモール株式会社の決算日や配当についてまとめました。

イオンモール株式会社の決算日は2月末で、毎年4月に第4四半期および通期の決算発表、7月に第1四半期決算の報告を行っています。また、同社は年2回の配当を実施しており、2024年3月期第1四半期では1株当たり25円の配当を行っています。今後も安定した配当政策を維持するとともに、新たな事業展開にも注力し、株主価値の向上を目指していくことが期待されます。

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