株式会社毎日コムネットの第46期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社毎日コムネットの決算報告をご覧いただきありがとうございます。学生向け賃貸住宅や不動産管理など、不動産ソリューション事業と、学生の課外活動やエンジニアの人材派遣を手掛ける学生生活ソリューション事業を展開する同社は、売上高と利益が概ね順調に推移しています。四半期の業績も前年同期比で増加しており、同社の事業拡大が着実に進んでいる様子がうかがえます。

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企業情報

企業名: 株式会社毎日コムネット
証券コード: E05313
決算期: 2024年5月期

株式会社毎日コムネットの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社毎日コムネットは6月1日から翌年5月31日までの1年間を事業年度としており、通期決算は5月期となっています。一方で、四半期決算は第1四半期(6月~8月)、第2四半期(9月~11月)、第3四半期(12月~2月)、第4四半期(3月~5月)と行われています。今回の決算は第3四半期(2023年12月1日~2024年2月29日)の決算結果となります。

主な事業

株式会社毎日コムネットは、不動産ソリューション事業と学生生活ソリューション事業の2つの事業を展開しています。不動産ソリューション事業では、学生向け賃貸住宅の開発やプロパティマネジメントなどを手がけています。また、学生生活ソリューション事業では、学生の課外活動の企画・運営や、エンジニア等の人材派遣サービスなどを提供しています。これらの事業を通じて、学生生活をサポートするトータルソリューション企業としての地位を確立しつつあります。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は14,577百万円、営業利益は870百万円と前年同期比でそれぞれ4.9%減、5.7%増となりました。学生生活ソリューション事業の課外活動ソリューション部門の売上が増加したことが営業利益の増加に寄与しています。一方で、不動産デベロップメント部門の売却件数減少により売上高は減少しています。利益率は5.9%と高水準を維持しています。

売上・利益の推移

株式会社毎日コムネットは、不動産ソリューション事業と学生生活ソリューション事業の2つの事業を柱としています。不動産ソリューション事業の不動産デベロップメント部門における販売用不動産の売却が、売上高と利益の変動要因となっています。一方で、不動産マネジメント部門と学生生活ソリューション事業の課外活動ソリューション部門は、業績が順調に推移しています。通期では売上高21,500百万円、営業利益2,190百万円を計画しており、堅調な業績が続くと期待されます。

四半期連結貸借対照表について

株式会社毎日コムネットの四半期連結貸借対照表をみると、資産合計は28,230百万円と前期末比992百万円増加しています。主な増加要因は現金・預金の増加、販売用不動産の増加、仕掛品の増加などです。一方、負債合計は16,920百万円と915百万円増加しており、主な増加要因は借入金の増加などです。純資産は11,309百万円と76百万円増加し、自己資本比率は39.3%となっています。

資産の部

資産の部では、現金・預金が5,932百万円と72百万円増加、販売用不動産が12,399百万円と127百万円増加、仕掛品が423百万円と63百万円増加するなど、運転資金や事業投資に必要な資金が確保されています。これらの増加により、資産合計は前期末比992百万円増の28,230百万円となっています。

負債の部

負債の部では、借入金(短期・長期)が合計10,599百万円と788百万円増加しており、事業投資に必要な資金を調達しています。一方で、未払法人税等が442百万円と431百万円減少するなど、一時的な負債も減少しています。負債合計は前期末比915百万円増の16,920百万円となっています。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が10,106百万円と58百万円増加しています。その一方で、配当金の支払により140百万円減少しています。これらの結果、純資産合計は前期末比76百万円増の11,309百万円となり、自己資本比率は39.3%となっています。

ROAとROE

株式会社毎日コムネットのROA(総資産利益率)は2.8%、ROE(自己資本利益率)は5.0%となっています。前年同期と比べROAは0.4ポイント低下、ROEは1.2ポイント低下しています。これは主に、第3四半期における不動産デベロップメント部門の売上高減少によるものと考えられます。今後は、不動産ソリューション事業と学生生活ソリューション事業のさらなる拡大によって、ROA、ROEの改善が期待できるでしょう。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが1,171百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが377百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが721百万円のマイナスとなっています。営業活動によるキャッシュ・フローの増加は主に税金等調整前四半期純利益の計上によるものですが、一方で投資活動におけるキャッシュ・アウトと、財務活動における配当金の支払いなどによって、全体としては72百万円の増加にとどまっています。

配当の支払額

株式会社毎日コムネットは、第2四半期末に1株8円、期末に1株20円の配当を実施する予定です。前期実績が1株28円であったため、今期は1株28円の配当を計画しています。成長性と株主還元のバランスを取りつつ、株主の皆様に利益を還元していく方針です。

今後の展望

株式会社毎日コムネットは、不動産ソリューション事業と学生生活ソリューション事業を柱に、今後も着実な成長を目指します。不動産ソリューション事業では、高い環境性能を備えた学生向け賃貸住宅の開発を進め、また不動産マネジメント事業の拡大にも力を入れていきます。学生生活ソリューション事業では、コロナ禍からの回復傾向にある課外活動サービスの強化と、人材ソリューション事業の拡大を図ります。さらに、これらの事業を通じて学生生活をトータルでサポートする企業としての地位を確立していく方針です。

編集部のまとめ

株式会社毎日コムネットは、不動産ソリューション事業と学生生活ソリューション事業を事業の柱として、堅調な業績を維持しています。特に学生向け賃貸住宅の開発や管理、学生の課外活動サポートなどの事業が好調で、売上高、営業利益ともに前年同期比で増加しています。今後も事業の拡大が期待されるほか、株主還元も適切に行われることから、同社の業績と株価の上昇が期待できるでしょう。

株式会社毎日コムネットの決算日や配当についてまとめました。

株式会社毎日コムネットの決算日は5月31日で、通期決算は5月期です。四半期決算は6月~8月、9月~11月、12月~2月、3月~5月の4つの期間で行われています。配当は年2回(中間配当8円、期末配当20円)で、1株当たりの年間配当金は28円を予定しています。株主還元にも力を入れており、今後も安定配当が期待できるでしょう。

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