株式会社明豊エンタープライズの第56期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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株式会社明豊エンタープライズの2023年8月期第2四半期決算がついに発表されました。売上高は前年同期比2.21倍の108億68百万円と大幅な増収となりました。また、営業利益は13億74百万円と前年同期からは1400%以上も大幅に改善しています。この好調な業績には関心が集まっているはず。今回はこの決算内容をわかりやすく解説していきましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社明豊エンタープライズ
証券コード: 4024
決算期: 2023年8月期

株式会社明豊エンタープライズの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社明豊エンタープライズの決算日は7月31日で、決算発表は3月15日となっています。毎年8月初めから7月末までが会計年度となっており、第2四半期決算は1月31日が期末となります。

主な事業

株式会社明豊エンタープライズは東京都を中心に不動産事業を展開しています。主な事業は不動産分譲、不動産賃貸、不動産仲介、および請負事業などで、中でも自社ブランド「MIJAS」「EL FARO」シリーズの賃貸用マンション事業が大きな柱となっています。各事業が相互に関連し合い、高収益な事業モデルを構築しているのが同社の特徴です。

今期の業績と利益率は?

2023年8月期第2四半期の業績は、売上高が108億68百万円営業利益が13億74百万円と大幅な増収増益となっています。前年同期と比べて売上高は2.21倍、営業利益は14倍以上に跳ね上がりました。利益率も営業利益率が12.6%と高水準を維持しています。この好調な業績は、不動産分譲事業の大幅な増収が牽引しているようです。

売上・利益の推移

2023年8月期第2四半期の連結業績は大幅な増収増益となりましたが、四半期ごとの業績には偏りがあることが特徴です。不動産分譲事業は建物の竣工後に売上が計上されるため、第3四半期および第4四半期に完成する物件の割合が大きくなる傾向にあります。そのため、例年第2四半期は相対的に低調な業績となっています。しかし、今回は第2四半期でも大幅な増収増益を達成できたことが注目されます。

四半期連結貸借対照表について

明豊エンタープライズの直近の四半期連結貸借対照表を見てみましょう。

資産の部

総資産は前期末比12億94百万円増の237億74百万円となりました。これは新規開発事業用地の取得等により、棚卸資産が10億40百万円増加したことが主な要因です。現金及び預金は前期末から90百万円減の33億47百万円となっています。

負債の部

負債合計は前期末比7億23百万円増の161億97百万円となりました。新規開発事業用地の取得資金調達により、長期借入金が8億9百万円増加したことが主な要因です。

純資産の部

純資産は前期末比5億70百万円増の75億76百万円となり、自己資本比率は31.9%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

株式会社明豊エンタープライズのROA(総資産利益率)とROE(自己資本利益率)は直近2期で改善傾向にあります。ROAは前期末の3.6%から4.6%に、ROEは7.6%から11.0%に上昇しています。これは、不動産分譲事業を中心とした高収益事業モデルが奏功し、資産効率や自己資本効率が高まってきているためと考えられます。今後も事業の成長と合理化が進めば、さらなるROA/ROEの向上が期待できるでしょう。

キャッシュフロー

株式会社明豊エンタープライズのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが7億83百万円のマイナスとなっています。これは棚卸資産の増加により資金が一時的に流出したためです。投資活動によるキャッシュ・フローは1億73百万円のプラス、財務活動によるキャッシュ・フローは5億19百万円のプラスとなっています。全体としては現金及び現金同等物が前期末比90百万円減の33億47百万円となりました。

配当の支払額

株式会社明豊エンタープライズは2023年10月26日に前期末配当として1株当たり9円の配当を実施しました。さらに2024年1月25日には中間配当として1株当たり4.5円の配当を決定しています。年間配当金は1株当たり13.5円、配当性向は46.2%となっており、堅調な業績を反映した配当水準と言えるでしょう。

今後の展望

株式会社明豊エンタープライズは今後も、自社ブランド物件の開発や不動産賃貸・管理・仲介事業の強化に注力していく方針です。不動産市場の成長と自社事業モデルの優位性を生かして、更なる業績拡大を目指していくと見られます。ただし、原材料高騰などのコスト上昇リスクも存在するため、引き続き慎重な事業運営が求められそうです。

編集部のまとめ

株式会社明豊エンタープライズの2023年8月期第2四半期決算は大幅な増収増益となり、事業の高収益性が確認できました。特に不動産分譲事業の好調が目立ちます。今後も事業の成長と合理化が進めば、ROA/ROEの向上などさらなる業績拡大が期待できそうです。ただし、原価高騰などのリスク要因には注意が必要です。今後の動向にも注目していきましょう。

株式会社明豊エンタープライズの決算日や配当についてまとめました。

株式会社明豊エンタープライズの決算日は7月31日で、決算発表は3月15日に行われています。年間配当金は1株当たり13.5円、配当性向は46.2%と堅調な水準を維持しています。今後も事業の成長に伴って、株主還元の強化が期待できるでしょう。

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