サンネクスタグループ株式会社は、企業の社宅管理や集合住宅の管理などのサービスを提供する企業です。安定収益が期待される事業モデルで、着実な業績を続けている注目企業です。
企業情報
企業名: サンネクスタグループ株式会社
証券コード: 89450
決算期: 2023年6月期
サンネクスタグループ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
サンネクスタグループ株式会社の決算日は6月30日です。決算発表は通常8月頃に行われます。また、四半期決算は9月、12月、3月、6月に発表されています。
主な事業
サンネクスタグループ株式会社は、社宅マネジメント事業とマンションマネジメント事業を中心に事業を展開しています。社宅マネジメント事業では、企業の社宅運用のコンサルティングやBPOサービスを提供しています。また、マンションマネジメント事業では、マンション管理受託や修繕工事、不動産の買取再販などを手がけています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高40億43百万円、営業利益2億79百万円、経常利益2億83百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益1億96百万円と、前年同期比で増収減益となりました。利益率は幾分低下しましたが、安定した収益基盤を維持しています。
売上・利益の推移
サンネクスタグループ株式会社は、近年安定的な業績を続けています。2022年6月期の売上高は83億47百万円、営業利益は3億14百万円でした。当第2四半期では若干の減益となりましたが、引き続き高い収益力を維持できています。
四半期連結貸借対照表について
当第2四半期連結会計期間末の総資産は104億66百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億94百万円増加しました。特に投資有価証券が6億2百万円増加しているのが特徴的です。一方、負債合計は25億29百万円と、前連結会計年度末に比べ1億6百万円減少しています。
資産の部
流動資産は72億27百万円と前連結会計年度末から2億33百万円減少しました。一方、固定資産は32億39百万円と6億28百万円増加しています。これは主に投資有価証券の増加によるものです。
負債の部
流動負債は17億57百万円と前連結会計年度末から2億88百万円減少しました。固定負債は7億72百万円と1億81百万円増加しています。
純資産の部
純資産は79億37百万円と前連結会計年度末から5億1百万円増加しました。これは主にその他有価証券評価差額金の増加によるものです。
ROAとROE
サンネクスタグループ株式会社のROA(総資産経常利益率)は2.8%、ROE(自己資本当期純利益率)は2.7%となっています。前年同期と比べROAは若干低下しましたが、依然として高い収益性を維持できています。今後の更なる業績拡大に期待が寄せられます。
キャッシュフロー
当第2四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によって5億19百万円の収入、投資活動によって1億12百万円の支出、財務活動によって1億74百万円の支出となりました。全体としては2億33百万円の増加となり、手元流動性の確保に成功しています。
配当の支払額
サンネクスタグループ株式会社は、株主還元を重要な経営課題の1つと位置づけています。当期の中間配当は1株当たり19円を実施しました。また、2024年2月の期末配当も1株当たり19円を予定しています。安定配当の維持に努めています。
今後の展望
サンネクスタグループ株式会社は、アウトソーシングニーズの高まりやマンション管理市場の成長を背景に、今後も安定的な業績拡大が期待できると考えられます。人材確保や業務効率化など課題はありますが、中期経営計画の着実な遂行により、持続的な成長が見込まれます。
編集部のまとめ
サンネクスタグループ株式会社は、社宅マネジメントやマンション管理といった安定収益が期待できる事業を展開しており、業績も堅調に推移しています。特に投資有価証券の増加や、自己資本比率の高さなど財務の健全性も高く、株主還元にも力を入れています。今後もアウトソーシング需要の高まりを取り込み、持続的な成長が期待できる企業です。
サンネクスタグループ株式会社の決算日や配当についてまとめました。
サンネクスタグループ株式会社の決算日は6月30日で、8月頃に決算発表を行っています。また、年間配当は1株当たり38円(中間配当19円、期末配当19円)と安定的な還元を行っています。今後も安定収益が期待できる事業モデルで、着実な成長が期待される企業といえるでしょう。