東日本旅客鉄道株式会社の第37期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

東日本旅客鉄道株式会社の2023年3月期第3四半期決算が発表されました。コロナ禍からの需要回復が進み、営業収益が前年同期比15.9%増の2兆10億円となりました。また、営業利益は前年同期比166.5%増の2,985億円、経常利益は前年同期比196.8%増の2,596億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比155.2%増の1,852億円と大幅な増益となりました。

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企業情報

企業名: 東日本旅客鉄道株式会社
証券コード: E04147
決算期: 3月期

東日本旅客鉄道株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東日本旅客鉄道株式会社の決算は 3月期 です。具体的な決算日は3月31日で、四半期決算は6月30日、9月30日、12月31日に行われています。

主な事業

東日本旅客鉄道株式会社は東日本エリアを中心に鉄道事業やバス事業、百貨店や商業施設の運営など、交通・生活インフラを幅広く展開している大手企業です。
鉄道事業は同社の中核事業で、新幹線や在来線、都市圏の鉄道網を運営しています。
また、流通・サービス事業やホテル・不動産事業など、鉄道事業以外にも積極的に事業領域を拡大しています。

今期の業績と利益率は?

今期の営業収益は2兆1,010億円と前年同期比15.9%増収となりました。
また、営業利益は2,985億円と前年同期比166.5%増、経常利益は2,596億円と前年同期比196.8%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,852億円と前年同期比155.2%の大幅増益となりました。
コロナ禍からの需要回復が進んでおり、各事業の業績が好調に推移しています。

売上・利益の推移

東日本旅客鉄道株式会社は新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けましたが、最近では需要回復が進んでいます。営業収益は前年同期比15.9%増、営業利益は166.5%増、経常利益は196.8%増、親会社株主に帰属する四半期純利益は155.2%増と、大幅な増収増益となりました。特に鉄道事業やエキナカ店舗の売上が伸長し、各事業の収益力が向上しています。

四半期連結貸借対照表について

東日本旅客鉄道株式会社の四半期連結貸借対照表を確認すると、資産合計は9兆6,047億円と前期末比2,528億円増加しています。
負債合計は6兆9,322億円と780億円増加し、純資産合計は2兆6,725億円と1,748億円増加しました。
流動資産は増加した一方で、固定資産は減少したものの、全体としては資産が増加している状況です。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が380,466百万円と大きく増加しています。また、棚卸資産も増加しており、資産全体としても前期末から2,528億円増加しました。

負債の部

負債の部では、社債が2,964,953百万円と大きく増加しています。一方で、短期借入金は減少しています。負債全体としても780億円増加しました。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が増加したことにより、純資産合計が2兆6,725億円と前期末から1,748億円増加しています。自己資本比率も27.6%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

東日本旅客鉄道株式会社のROA(総資産経常利益率)は前期末の1.2%から当第3四半期で2.7%に大幅に改善しています。
また、ROE(自己資本当期純利益率)も前期末の4.0%から当第3四半期で6.9%と大幅に上昇しています。
これは、コロナ禍からの需要回復によって収益性が改善し、資産効率も高まったことが要因と考えられます。

キャッシュフロー

東日本旅客鉄道株式会社のキャッシュフローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが1,201億円のプラスとなり、投資活動によるキャッシュ・フローが1,483億円のマイナスとなっています。
財務活動によるキャッシュ・フローは440億円のプラスとなっており、全体としては現金及び現金同等物は前期末比165億円増加しています。

配当の支払額

東日本旅客鉄道株式会社は、2023年6月22日の定時株主総会の決議により、1株当たり50円の期末配当を実施しました。
また、2023年10月31日の取締役会で、1株当たり55円の中間配当を実施することを決議しました。
この結果、2023年3月期の年間配当は105円となる見込みです。

今後の展望

東日本旅客鉄道株式会社は、コロナ禍からの需要回復を背景に、2024年3月期の通期業績予想を上方修正しています。
売上高は2兆7,120億円、営業利益は3,100億円、経常利益は2,520億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,650億円と、大幅な増収増益を見込んでいます。
今後も安全を第一に、成長分野への事業展開を加速させ、企業価値の向上に取り組んでいきます。

編集部のまとめ

東日本旅客鉄道株式会社は、コロナ禍からの需要回復に伴い、2023年3月期第3四半期は大幅な業績改善を果たしました。
特に、鉄道事業やエキナカ店舗の収益が好調で、各事業の収益力が向上しているのが特徴です。
また、2024年3月期の業績予想も上方修正されており、今後も持続的な成長が期待できます。
同社は、安全を最優先にしつつ、鉄道事業を中核に、成長分野への事業展開を加速させることで、企業価値の向上を目指していきます。

東日本旅客鉄道株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東日本旅客鉄道株式会社の決算期は3月期で、決算日は3月31日です。
また、同社は年間配当105円(中間55円、期末50円)を予定しており、株主還元にも力を入れています。
今後も、安全と成長を両立させ、企業価値の向上に取り組んでいくことが期待されます。

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