東海旅客鉄道株式会社の第37期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

東海旅客鉄道株式会社の決算が発表され、同社の経営成績が大幅に改善していることがわかりました。新型コロナの影響が和らぎ、鉄道事業を中心に売上高と利益が大幅に増加しています。特に、東海道新幹線の輸送人数が前年同期比で約24%も増加したことが大きな要因となっています。今後も、サービスの向上や新幹線車両の更新など、さまざまな取り組みを進めていくことで、更なる収益の拡大が期待されます。

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企業情報

企業名: 東海旅客鉄道株式会社
証券コード: 90220
決算期: 2023年3月期

東海旅客鉄道株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東海旅客鉄道株式会社は、3月31日を決算日としており、毎年6月に年間の決算報告を行っています。また、四半期ごとにも決算を行い、四半期報告書を提出しています。

主な事業

東海旅客鉄道株式会社の主な事業は、鉄道事業です。東海道新幹線や在来線の運営を行っています。また、不動産事業流通事業ホテル事業など、鉄道事業以外にも幅広く事業展開しています。これらの事業を通じて、安全・快適な移動サービスの提供と、沿線地域の活性化に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

同社の当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が前年同期比24.9%増の1兆2,730億円営業利益が前年同期比64.7%増の4,684億円と大幅に改善しています。コロナ禍で落ち込んでいた鉄道事業の収益が回復し、特に東海道新幹線の輸送人員が増加したことが大きな要因です。利益率も大きく改善し、営業利益率が39.9%となりました。

売上・利益の推移

東海旅客鉄道株式会社の売上高は、新型コロナの影響で前年度まで減少傾向にありましたが、当期は前年同期比24.9%増と大幅に回復しています。利益面でも、経常利益は前年同期比78.8%増の4,551億円となり、好調な業績が続いています。特に鉄道事業の収益力が高まっているのが特徴です。

四半期連結貸借対照表について

同社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計が9兆7,293億円と前期末比2,149億円増加しています。固定資産が主な増加要因となっています。一方、負債合計は5兆6,109億円と前期末比963億円減少しています。有利子負債が減少したことが主な要因です。

資産の部

資産の部では、有形固定資産が5兆6,764億円と前期末比63,872億円増加しています。中央新幹線の建設投資が増加したことが主な要因です。一方で、現金及び預金が639,252億円と前期末比35,388億円減少しています。

負債の部

負債の部では、社債が709,331億円長期借入金が498,890億円となっています。有利子負債が減少傾向にあり、財務の健全性が改善されています。

純資産の部

純資産の部では、株主資本が3兆9,973億円と前期末比291,844億円増加しています。利益剰余金が増加したことが主な要因です。また、自己資本比率は42.4%と、財務体質も改善されています。

ROAとROE

東海旅客鉄道株式会社のROAは、前年同期比で大幅に改善しています。当第3四半期連結累計期間のROAは6.2%と、前年同期の3.1%から大きく上昇しています。また、ROEも前年同期比で14.6ポイント上昇し、8.0%となっています。これは、鉄道事業を中心とした業績回復が寄与したためです。

キャッシュフロー

東海旅客鉄道株式会社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが大幅に増加しています。営業活動によるキャッシュ・フローは4,302億円と前年同期比2,100億円以上も増加しました。一方で、中央新幹線の建設などに伴う投資活動によるキャッシュ・フローの支出が大きく、財務活動によるキャッシュ・フローでも借入金の返済などから1,028億円の支出となっています。

配当の支払額

東海旅客鉄道株式会社は、株主還元を重視しています。当第3四半期連結累計期間では、中間配当として1株当たり70円の配当を実施しました。これは前年同期の1株当たり65円から増額されています。今後も、業績に応じた安定的な配当を維持していく方針です。

今後の展望

東海旅客鉄道株式会社は、安全・安定輸送の確保と輸送サービスの向上に引き続き注力していきます。特に、東海道新幹線の大規模改修工事や新型車両の投入などを進め、老朽化対策と利便性の向上を図っていきます。
また、中央新幹線の建設計画も着実に推進していく方針です。環境への配慮や地域との連携を重視しつつ、工事費の圧縮にも取り組むとしています。

編集部のまとめ

東海旅客鉄道株式会社の決算は、コロナ禍からの着実な回復を示しています。特に、東海道新幹線の輸送人員が大幅に増加したことで、鉄道事業の収益性が大きく改善しています。今後も、安全・安定輸送の確保と、中央新幹線の建設など、長期的な視点に立った成長投資を続けていく方針です。株主還元についても、堅実な配当政策を続けていく見込みで、同社の持続的な発展が期待できそうです。

東海旅客鉄道株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東海旅客鉄道株式会社は、3月31日を決算日としており、毎年6月に年間の決算報告を行っています。また、四半期ごとにも決算を行い、四半期報告書を提出しています。
同社は、株主還元を重視しており、当第3四半期連結累計期間では、中間配当として1株当たり70円の配当を実施しました。今後も、業績に応じた安定的な配当を維持していく方針です。

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