神姫バス株式会社の第141期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

神姫バス株式会社の直近の決算情報をご紹介します。2023年12月期の第3四半期決算では、売上高が前年同期比で+11.7%と大幅に増加しました。コロナ禍からの需要回復に伴い、自動車運送、旅行・貸切バスなどの主要事業が好調に推移しているためです。利益面でも、営業利益が前年同期比+412.4%と大幅な増益となりました。

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企業情報

企業名: 神姫バス株式会社
証券コード: E04160
決算期: 3月期

神姫バス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

神姫バス株式会社の決算日は3月31日です。2023年12月期の第3四半期決算は2023年12月31日が期末となります。上場企業は年4回、四半期ごとに決算を行っています。

主な事業

神姫バス株式会社は、関西地方を中心に路線バス、高速バス、貸切バス、旅行などのサービスを提供しています。路線バスではエリア拡大に取り組み、バス路線の増便などで利便性を高めています。旅行事業ではインバウンド需要の取り込みにも注力しています。また不動産事業も手がけ、サービス付き高齢者向け住宅などの物件を保有し、安定的な収益基盤を築いています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高34,948百万円、営業利益758百万円と大幅な増収増益となりました。コロナ禍からの需要回復に伴い、主力の自動車運送事業や旅行事業などが好調に推移したことが要因です。利益率についても、営業利益率は2.2%と前年同期から大幅に改善しています。

売上・利益の推移

神姫バス株式会社の売上高は、2022年3月期44,820百万円から第3四半期では34,948百万円と推移しています。利益面でも、2022年3月期の経常利益は2,622百万円から、第3四半期では764百万円と大幅な増益基調となっています。コロナ禍の影響から徐々に回復しつつあるようですね。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月期の四半期連結貸借対照表を見ると、総資産は59,927百万円となっています。前期末比では699百万円の減少でしたが、これは主に現金及び預金の減少によるものです。一方で有形固定資産や仕掛品が増加しており、事業活動が活発であることが分かります。

資産の部

資産の部では、流動資産が14,985百万円固定資産が44,942百万円となっています。固定資産の中では有形固定資産が37,391百万円と大きな割合を占めています。事業に必要な設備投資などを積極的に行っていることがうかがえます。

負債の部

負債の部では、流動負債が8,928百万円固定負債が5,934百万円となっています。前期末比では総負債が856百万円減少しており、有利子負債の削減が進んでいるようです。財務体質の改善が図られています。

純資産の部

純資産の部では、45,064百万円となっており、自己資本比率は75.2%と高水準を維持しています。内部留保の積み上げにより、財務基盤が強固であることがわかります。

ROAとROE

直近の決算ではROAが1.2%、ROEが0.8%となっています。これらの指標は前年同期と比べて大幅に改善しています。コロナ禍からの需要回復に伴い、収益性が向上したことが要因です。また、財務体質の改善により自己資本利益率も高まってきています。今後も安定的な収益基盤の構築が期待されますね。

キャッシュフロー

第3四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは1,256百万円の収入となっています。一方で投資活動によるキャッシュ・フローは1,262百万円の支出となっており、積極的な設備投資を行っているようです。今後の成長に向けた布石だと思われます。

配当の支払額

神姫バス株式会社は、年2回の配当を実施しています。2023年3月期の年間配当金は35円、うち中間配当が17.5円、期末配当が17.5円となっています。2023年12月期第3四半期では、中間配当として17.5円を支払っています。安定的な配当政策を継続しているようですね。

今後の展望

神姫バス株式会社は、コロナ禍から徐々に回復基調にある路線バス事業に加え、旅行・貸切バス事業やインバウンド需要の取り込みに注力しています。また、不動産事業の強化にも力を入れており、安定的な収益基盤を築いています。今後も各事業の更なる成長と収益力の向上が期待できそうですね。

編集部のまとめ

神姫バス株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、コロナ禍からの回復基調が鮮明となっています。売上高、利益ともに大幅な増加を果たし、今後の成長にも期待が持てる内容となりました。路線バスを中心とした自動車運送事業、旅行・貸切バス事業、不動産事業など、多角的な事業展開で収益基盤を強化しています。株主還元面でも、安定的な配当を継続するなど、株主の皆様への還元にも尽力しているようです。今後の業績にも大いに期待できそうですね。

神姫バス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

神姫バス株式会社の決算日は3月31日、年2回の配当を実施しています。2023年3月期の年間配当は35円で、うち中間配当が17.5円、期末配当が17.5円となっています。2023年12月期第3四半期では中間配当として17.5円を支払っており、安定した配当政策を続けているようです。今後も業績の伸長に合わせた株主還元に期待がかかっていますね。

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