株式会社クオルテックの第32期第2四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社クオルテックの決算報告をご紹介します。同社は製品の信頼性評価や微細加工などの事業を展開する企業で、2023年7月に東京証券取引所グロース市場に上場しました。直近の2023年12月期第2四半期では、売上高1,721百万円営業利益170百万円といった好業績を収めています。

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企業情報

企業名: 株式会社クオルテック
証券コード: E38693
決算期: 6月

株式会社クオルテックの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社クオルテックの決算日は6月30日で、年1回の本決算と四半期決算を実施しています。第2四半期決算は12月31日が基準日となります。

主な事業

株式会社クオルテックは、製品の信頼性評価、微細加工、表面処理技術、バイオ事業など、幅広い事業を展開しています。特に自動車業界向けの信頼性評価事業が同社の主力となっています。自動車の電動化に伴う需要増加に支えられ、同事業の売上は順調に推移しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第2四半期の業績は、売上高1,721百万円営業利益170百万円と好調でした。営業利益率は9.9%となり、国内株式市場の平均を上回る高い水準を維持しています。これは主力の信頼性評価事業が順調に推移したためです。

売上・利益の推移

株式会社クオルテックは、2023年6月期の売上高3,274百万円、営業利益295百万円と好業績を収めました。これは前期から売上高が5.4%増加、営業利益は26.3%増加した結果です。同社は堅調な業績を維持しており、今後も自動車業界の需要拡大に期待できるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

株式会社クオルテックの2023年12月末の四半期連結貸借対照表では、総資産が3,888百万円と前事業年度末に比べて約710百万円増加しています。これは主に現金及び預金の増加によるものです。一方、負債は888百万円と前事業年度末から約90百万円増加しました。

資産の部

流動資産が2,767百万円と前事業年度末から約693百万円増加しました。これは主に現金及び預金が532百万円増加したためです。固定資産は1,121百万円と前事業年度末から18百万円増加しました。

負債の部

流動負債が586百万円と前事業年度末から約99百万円増加しました。これは主に未払法人税等が50百万円増加したためです。固定負債は301百万円と前事業年度末から8百万円減少しました。

純資産の部

純資産は3,000百万円と前事業年度末から約620百万円増加しました。これは主に株式上場に伴う増資により資本金と資本剰余金が各292百万円増加したためです。

ROAとROE

株式会社クオルテックのROA(総資産経常利益率)は、4.0%と業界平均を上回っています。また、ROE(自己資本当期純利益率)も3.8%と高い水準を維持しています。これは同社の高い収益性と効率的な資産運用力を示しています。今後も事業拡大を続け、収益性と資本効率の向上が期待されます。

キャッシュフロー

2023年12月期第2四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フロー239百万円の増加投資活動によるキャッシュ・フロー168百万円の減少財務活動によるキャッシュ・フロー462百万円の増加となりました。現金及び現金同等物の期末残高は1,631百万円と、財務的な健全性が保たれています。

配当の支払額

株式会社クオルテックは、2023年9月に1株当たり37円の期末配当を実施しました。これは前期から6円の増配となっています。同社は株主還元にも力を入れており、今後も安定的な配当が期待できます。

今後の展望

株式会社クオルテックは、自動車の電動化に伴う需要増加を追い風に、信頼性評価事業の販売拡大に注力していきます。また、2023年12月にはPatentixと資本業務提携を行い、二酸化ゲルマニウム半導体の事業化に乗り出すなど、新たな収益源の確保にも積極的に取り組んでいます。今後も安定的な業績拡大と株主還元の向上が期待できる企業といえるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社クオルテックは、電動車両向けの信頼性評価事業が好調で、安定的な収益を確保しています。また、新たな事業領域の開拓にも積極的に取り組んでおり、今後の業績拡大が期待できます。株主還元も強化されており、同社の株式は魅力的な投資対象と言えるでしょう。

株式会社クオルテックの決算日や配当についてまとめました。

株式会社クオルテックの決算日は6月30日で、年1回の本決算と四半期決算を実施しています。2023年12月期の配当は1株当たり37円と、前期から6円の増配となっています。同社は株主還元に力を入れており、今後も安定的な配当が期待できます。

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