株式会社GENDAの2024年2月決算が発表されました!国内外でアミューズメント施設の運営とIP活用が好調で、売上高は前年同期比105.7%増の246億円と大幅増加しました。経常利益も22.3%増の20億円と好業績を収めています。
企業情報
企業名: 株式会社GENDA
証券コード: 91660
決算期: 2月決算
株式会社GENDAの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社GENDAは2月決算の企業です。2024年2月決算の業績が2024年6月12日に発表されました。
主な事業
株式会社GENDAは、「世界一のエンターテイメント企業」を目指す企業です。アミューズメント施設の運営を中核事業とし、キャラクターグッズ販売やコンテンツプロモーションなど、エンターテイメント事業を幅広く展開しています。2024年2月期には、カラオケ事業も新たに加わったことで、事業領域がさらに拡大しています。
今期の業績と利益率は?
2024年2月期第1四半期の売上高は246億円と前年同期比105.7%の大幅増加となりました。経常利益は20億円で前年同期比22.3%増と好調な業績を収めています。この背景には、国内外でのアミューズメント施設の好調な運営に加え、カラオケ事業の新規連結が寄与したことがあげられます。
売上・利益の推移
株式会社GENDAの売上高は、2023年2月期が557億円、2024年2月期第1四半期が246億円と好調に推移しています。経常利益も2023年2月期が52億円、2024年2月期第1四半期が20億円と伸長しています。アミューズメント施設の強化やM&Aなどによる事業基盤の拡大が、着実に業績につながっているといえます。
四半期連結貸借対照表について
株式会社GENDAの2024年4月末時点の総資産は791億円と大幅に増加しています。これは主に、M&Aによる子会社の新規連結に伴い、のれんや店舗等の資産が増加したためです。一方、負債合計は578億円と増加しており、主に長期借入金の増加によるものです。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が176億円と潤沢な手元流動性を確保しています。また、のれんが111億円と大きな割合を占めるなど、M&Aによる事業拡大の成果が表れています。
負債の部
負債の部では、長期借入金が276億円と大きな割合を占めています。M&Aやカラオケ事業の買収に伴う資金調達によるものと考えられます。
純資産の部
純資産の部では、213億円と堅調に推移しています。利益剰余金の積み上げや、新規連結子会社の非支配株主持分の増加などが主な要因です。
ROAとROE
株式会社GENDAのROAは前期末の7.9%から当第1四半期末には3.6%に低下しています。一方、ROEは前期末の21.5%から当第1四半期末には6.2%となっています。これは主に、M&Aによる資産の大幅な増加が影響しているものと考えられます。今後は、新規連結子会社の業績寄与などによりROA、ROEともに改善が期待されます。
キャッシュフロー
株式会社GENDAの営業活動によるキャッシュ・フローは21億円の収入と好調です。一方で、M&Aなどによる投資活動キャッシュ・フローが87億円の支出となっています。これらの結果、当第1四半期末の現金及び預金残高は176億円と、十分な手元流動性を確保しています。
配当の支払額
株式会社GENDAは、2024年2月期第1四半期では配当の実施はありませんでした。通期の業績動向を見据えながら、株主還元策を検討していくことが期待されます。
今後の展望
株式会社GENDAは、「世界一のエンターテイメント企業」の実現に向け、M&Aによる事業基盤の拡大や、IPを活用したプラットフォーム戦略の強化に注力しています。カラオケ事業の新規連結などにより、更なる成長が期待されます。引き続き、企業価値の向上に取り組んでいくことでしょう。
編集部のまとめ
株式会社GENDAは、アミューズメント施設の運営を中心に、キャラクターグッズ販売やコンテンツプロモーションなどエンターテイメント事業を展開しています。2024年2月期第1四半期の業績は、売上高246億円、経常利益20億円と好調でした。M&Aによる事業基盤の拡大が業績に寄与しており、今後も「世界一のエンターテイメント企業」を目指して、成長が期待されます。
株式会社GENDAの決算日や配当についてまとめました。
株式会社GENDAは2月決算の企業で、2024年2月期第1四半期の決算が2024年6月12日に発表されました。2024年2月期第1四半期の業績は売上高246億円、経常利益20億円と好調でした。一方で、配当については2024年2月期第1四半期では実施されていません。今後の株主還元策に期待が寄せられます。