株式会社ライズ・コンサルティング・グループの直近の決算が発表されました。同社は企業のコンサルティングに強みを発揮し、着実に業績を伸ばしている有望な企業です。今期は売上収益が30.1%増と大幅な増収となり、営業利益も24.0%増と、利益も好調に推移しました。さらに、親会社の所有者に帰属する四半期利益も30.1%増と、株主還元にもつながる好決算となりました。
企業情報
企業名: 株式会社ライズ・コンサルティング・グループ
証券コード: E38895
決算期: 2024年2月期
株式会社ライズ・コンサルティング・グループの決算日・決算時期(スケジュール)は?
同社の決算日は2月末日で、毎年3月頃に決算短信、5月頃に有価証券報告書の提出が行われます。今回の四半期決算は2024年2月期第3四半期(2023年3月1日~2023年11月30日)の業績となります。
主な事業
株式会社ライズ・コンサルティング・グループは、あらゆる業界の企業に対してコンサルティングサービスを提供しています。戦略策定、業務改革、IT導入、DX推進などの分野で支援を行っています。企業の課題解決やイノベーション創出に取り組み、企業価値向上に貢献しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間は、売上収益が4,395,830千円と前年同期比30.1%増加しました。また、営業利益は1,263,134千円と24.0%の増益となりました。高い収益性を示しており、親会社の所有者に帰属する四半期利益も855,328千円と30.1%の増加となりました。
売上・利益の推移
同社は過去3期連続で業績を伸ばしており、売上収益は4,761,074千円、営業利益は1,263,134千円と高い収益力を示しています。また、親会社の所有者に帰属する四半期利益も965,843千円と、株主還元にもつながる好業績となっています。
四半期連結貸借対照表について
同社の四半期連結貸借対照表は、総資産7,986,011千円、負債3,290,542千円、純資産4,695,469千円となっています。資産は前期末から452,692千円増加し、負債は509,053千円減少しています。また、親会社の所有者に帰属する持分比率は58.8%と健全な財務状況を維持しています。
資産の部
流動資産は2,317,872千円と前期末比494,835千円増加しており、現金及び現金同等物の増加や売上債権の増加が主な要因です。非流動資産は5,668,139千円と前期末比42,143千円減少しています。
負債の部
流動負債は1,232,237千円と前期末比78,452千円減少し、非流動負債は2,058,305千円と430,602千円減少しています。有利子負債の返済が進んでいることが主な理由です。
純資産の部
純資産は4,695,469千円と前期末比961,746千円増加しています。これは主に親会社の所有者に帰属する四半期利益855,328千円の計上によるものです。
ROAとROE
同社のROAは直近12.6%、ROEは17.9%と高い水準を維持しています。収益性の高いコンサルティング事業の強みが発揮されており、投下資本に対して高い収益性を上げています。今後も高収益事業の拡大が期待できそうです。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは684,077千円の獲得となり、前年同期比297,271千円の増加です。投資活動によるキャッシュ・フローは1,281千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは338,573千円の支出となりました。現金及び現金同等物の四半期末残高は1,496,316千円と、健全な財務状況を維持しています。
配当の支払額
当四半期において、同社は配当を行っておりません。過去の実績を見ると、特別な事由がない限り配当は実施する方針であり、今後の業績拡大に応じた配当増加が期待できそうです。
今後の展望
同社は、企業の課題解決や業績改善に資するコンサルティングサービスの提供を通じて、持続的な成長を目指しています。人材の採用・育成を積極的に行い、コンサルティング力の強化を図りながら、さらなる業績拡大が期待されます。また、株主還元策の強化にも注力し、投資家の皆様の期待に応えていくと考えられます。
編集部のまとめ
株式会社ライズ・コンサルティング・グループは、企業の課題解決に貢献する高い専門性を持つコンサルティング会社です。直近の決算では、売上収益、営業利益、親会社の所有者に帰属する四半期利益が大幅に増加するなど、優れた業績を示しています。健全な財務基盤と高収益事業の展開が評価され、今後の更なる成長が期待されます。
株式会社ライズ・コンサルティング・グループの決算日や配当についてまとめました。
同社の決算日は2月末日で、毎年3月に決算短信、5月に有価証券報告書を提出しています。過去の実績から、特別な事由がない限り配当を行う方針であり、今後の業績拡大に応じた配当増加が期待できそうです。今回の決算では、高収益体質が継続しており、さらなる成長が期待される企業といえます。