成友興業株式会社の2023年10月期第1四半期決算が発表されました。2023年10月13日に新規上場を果たし、名証メイン市場に上場している同社の業績は好調です。
企業情報
企業名: 成友興業株式会社
証券コード: E38906
決算期: 9月
成友興業株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
成友興業株式会社の決算日は9月30日で、第1四半期決算は2023年12月31日が期末日になります。年4回の四半期報告書を提出しており、決算発表や株主総会等の株主還元に関する重要な日程が続きます。
主な事業
成友興業株式会社は環境事業、建設事業、環境エンジニアリング事業の3つの事業セグメントを展開しています。環境事業では都市部の再開発に伴う現場の廃棄物処理や土壌浄化などを行い、建設事業では舗装工事などの土木工事を請け負っています。
今期の業績と利益率は?
2023年10月期第1四半期の業績は、売上高3,650,290千円、営業利益361,191千円、経常利益340,901千円、親会社株主に帰属する四半期純利益250,852千円と、いずれも好調な実績を残しました。利益率も高水準で推移しています。
売上・利益の推移
成友興業株式会社は、2023年10月13日に名証メイン市場に新規上場を果たしたばかりで、前年同期の業績数値は開示されていません。ただし、2023年9月期の業績は売上高12,262,085千円、営業利益523,999千円、経常利益250,852千円と、堅調に推移していることがわかります。
四半期連結貸借対照表について
2023年12月31日時点の連結貸借対照表では、総資産12,200,465千円、負債合計7,961,595千円、純資産4,238,870千円となっています。有利子負債はやや高めですが、自己資本比率は34.74%と健全な水準を維持しています。
資産の部
資産の部では、流動資産5,423,602千円と前期末から673,703千円増加しています。これは主に、契約資産764,870千円増加したことによります。固定資産は6,776,863千円と前期末から74,806千円減少しています。
負債の部
負債の部では、流動負債4,234,251千円と前期末から512,169千円増加しています。これは主に、短期借入金400,000千円増加したことによります。固定負債は3,727,343千円と前期末から167,924千円減少しています。
純資産の部
純資産の部では、4,238,870千円と前期末から254,651千円増加しています。これは主に、利益剰余金188,047千円増加したことによります。
ROAとROE
成友興業のROA(総資産利益率)は2.05%、ROE(自己資本利益率)は5.92%となっています。こうした高水準の利益率を背景に、株主還元にも積極的に取り組んでいる点が特徴です。
キャッシュフロー
第1四半期のキャッシュフローの状況は開示されていませんが、2023年9月期では営業キャッシュフロー598,529千円、投資キャッシュフロー-368,880千円、財務キャッシュフロー-117,730千円となっており、全体としてプラスの水準を確保しています。
配当の支払額
2023年12月22日開催の定時株主総会において、1株当たり50円の期末配当が決議されました。この結果、同社の年間配当金は1株当たり50円となり、配当性向は20.5%となっています。
今後の展望
成友興業は、建設事業の工種多角化や大型案件の受注拡大を重要な経営課題として掲げています。また、M&A戦略による地域拡大にも積極的に取り組む方針です。さらに、グループ全体での収益力の向上を目指すとしており、今後の業績拡大が期待されます。
編集部のまとめ
成友興業株式会社は、建設業界・廃棄物処理業界に強みを持つ企業です。2023年10月期第1四半期の業績は堅調に推移しており、利益率も高水準を維持しています。また、株主還元にも積極的に取り組むなど、投資家の注目を集めています。今後も事業成長と収益力強化に期待が高まりそうです。
成友興業株式会社の決算日や配当についてまとめました。
成友興業株式会社の決算日は9月30日で、第1四半期決算は2023年12月31日が期末日となります。また、2023年12月22日開催の定時株主総会において、1株当たり50円の期末配当が決議されました。同社は、株主還元にも積極的に取り組む企業として注目されています。