
| 決算期 | 売上高 | 経常利益 | 純利益 | 1株配当 | ROE |
|---|---|---|---|---|---|
| 21/12 | 108.1億円 | 2.35億円 | -0.78億円 | – | – |
| 22/12 | 139.3億円 | 2.99億円 | 1.81億円 | – | 3.8% |
| 23/12 | 131.76億円 | -5.8億円 | -5.81億円 | – | – |
| 24/12 | 146.05億円 | 5.53億円 | 2.94億円 | 10円 | 6.4% |
| 25/12 | 142.88億円 | 4.45億円 | 3.68億円 | 10円 | 7.3% |
東海汽船株式会社(証券コード91730)は、東京と伊豆諸島を結ぶ海上輸送を中心に事業を展開する会社です。このページでは、投資をこれから学ぶ方に向けて、最新の決算内容や業績の推移、配当の状況などを順番にやさしく整理していきます。数字の意味をひとつずつ確認しながら読み進めてみてください。
東海汽船株式会社の会社概要
東海汽船は、東京(竹芝など)と伊豆大島・新島・神津島・八丈島といった伊豆諸島を結ぶ航路を運航する海運会社です。大型客船や高速ジェット船、貨物船を使い、島で暮らす人々の生活物資の輸送と、観光やレジャーで島を訪れる人の移動の両方を支えています。
こうした離島航路は、地域の暮らしに欠かせない交通インフラとしての役割を持っています。一方で、利用者数は天候や季節、観光需要の動きに左右されやすい面があります。輸送に加え、観光や周辺サービスに関わる事業も手がけていますが、詳しい事業構成は時期によって変わるため、正確な内容は公式IR資料で確認すると安心です。
最新の決算ポイント
最新の25年12月期は、経常利益が4.45億円、純利益が3.68億円となりました。経常利益は会社が本業や財務活動などを通じて通常どおり稼いだ利益の目安で、純利益は税金などをすべて差し引いて最終的に手元に残った利益を指します。
前の期(24年12月期)と比べると、経常利益は5.53億円から4.45億円へと減りました。一方で純利益は2.94億円から3.68億円へと増えています。経常利益が減っても純利益が増えるのは、税金の負担や一時的な損益など、利益のうち最終段階に影響する要因が働いたためと考えられます。本業のもうけと最終的な利益は必ずしも同じ動きをしないという点は、決算を読むうえで覚えておきたいポイントです。全体としては、2期続けて純利益が黒字を保てている状況といえます。
業績の推移
過去5年の売上高を古い順に見ると、21年12月期が108.1億円、22年12月期が139.3億円、23年12月期が131.76億円、24年12月期が146.05億円、25年12月期が142.88億円です。コロナ禍からの回復にあたる時期に売上が大きく伸び、その後はおおむね130億〜140億円台で推移しています。
利益の動きはもう少し起伏があります。経常利益は2.35億円、2.99億円と増えたあと、23年12月期はマイナス5.8億円の赤字に転じ、24年12月期に5.53億円へ持ち直し、25年12月期は4.45億円となりました。純利益も同じく23年12月期はマイナス5.81億円と大きく落ち込みましたが、その後は2.94億円、3.68億円と黒字を回復しています。離島航路は燃料費や天候の影響を受けやすく、年によって利益が振れやすい特徴があります。23年12月期の落ち込みを底に、足元では収益が回復基調にある点が読み取れます。
会社の規模を示す指標としては、総資産が207.44億円、純資産が69.25億円となっています。純資産は返済の必要がない自前の資金の蓄えで、経営の安定度を見るときの一つの目安になります。
配当の状況
1株あたりの配当金は、24年12月期と25年12月期がともに10円です。それ以前の期については、データ上で配当の数値が確認できない状態となっています。直近2期は同じ水準の配当が続いており、利益の回復とあわせて株主への還元が行われている形です。
配当が利益に対してどの程度の効率かを見る指標としてROE(自己資本利益率)があり、22年12月期が3.8%、24年12月期が6.4%、25年12月期が7.3%と、近年は上昇傾向にあります。ROEは、株主から預かったお金をどれだけ効率よく利益に変えたかを示す数字で、数値が高いほど効率がよいとされます。今後の配当方針は業績や会社の判断によって変わるため、最新の予想は公式IRで確認してください。
株主優待
東海汽船は伊豆諸島への航路を運航する会社であり、運賃の割引などにつながる優待を実施している場合がありますが、内容は時期によって変わることがあります。最新の優待内容や対象となる条件については、公式IRでご確認ください。
決算発表スケジュール
東海汽船の決算は12月が期末となる12月決算です。1年の業績を確定させる本決算(通期)の発表は、期末から数えておおよそ2月ごろに行われる傾向があります。あわせて、期の途中の状況を伝える四半期ごとの決算も発表されます。正確な発表日は会社のIR情報で公表されるため、気になる場合は事前に確認しておくとよいでしょう。
よくある質問
決算はいつ発表されますか。東海汽船は12月決算で、1年分をまとめる本決算はおおよそ2月ごろに発表される傾向があります。確定した日程は公式IRで確認できます。
配当はどのくらいですか。1株あたりの配当金は、24年12月期・25年12月期ともに10円です。今後の予想は業績などで変わるため、最新情報は公式IRをご確認ください。
株主優待はありますか。航路を運航する会社のため運賃に関わる優待が用意されている場合がありますが、内容は変わることがあります。最新の優待内容は公式IRでご確認ください。
本記事は情報提供を目的としたもので、投資を勧誘するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。掲載数値はEDINET提出書類・Yahoo!ファイナンス等に基づきますが、正確性を保証するものではありません。














