株式会社ギックスの2023年7月1日から2024年3月31日までの第3四半期の決算報告が公開されました。Data-Informed事業を手掛けるこの企業は、業績が順調に推移していることが分かりました。
企業情報
企業名: 株式会社ギックス
証券コード: E37546
決算期: 2024年6月期
株式会社ギックスの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ギックスの決算日は6月30日で、第3四半期の決算は2024年3月31日になります。四半期決算は年3回(9月30日、12月31日、3月31日)行われます。
主な事業
株式会社ギックスはData-Informed事業を主軸に展開しています。「あらゆる判断を、Data-Informed (データインフォームド)に。」をパーパスに掲げ、データを活用して論理的な判断を行い、事業の最適化を支援しています。クライアントのニーズに合わせてDIコンサルティング、DIプラットフォーム、DIプロダクトの3つのサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
第3四半期連結累計期間の売上高は16億2,893万円、経常利益は1億8,554万円となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億2,022万円と、前年同期と比べて順調に業績が推移していることが分かります。
売上・利益の推移
当社グループは第1四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同期との比較分析は行っていません。しかし、今回の決算では売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益のいずれも順調に増加していることが分かりました。今後も持続的な成長が期待できると言えるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期連結会計期間末の総資産は23億6,668万円となりました。そのうち、流動資産は22億4,728万円、固定資産は1億1,940万円となっています。一方、負債合計は3億2,791万円、純資産合計は20億3,877万円となっています。
資産の部
流動資産の主な内訳は現金及び預金が16億1,172万円、売掛金及び契約資産が6億1,260万円となっています。固定資産の主な内訳は投資その他の資産が7,155万円です。
負債の部
流動負債の主な内訳はその他流動負債が2億2,863万円となっています。固定負債の内訳は資産除去債務が3,518万円、長期借入金が831万円となっています。
純資産の部
純資産の主な内訳は資本剰余金が11億5,845万円となっています。自己資本比率は85.0%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
当第3四半期連結累計期間におけるROAは7.8%、ROEは5.9%となりました。前年同期との比較はできませんが、効率的な経営と高い収益性が維持できていることがうかがえます。今後も株主価値の向上に向け、さらなる収益性の改善が期待されます。
キャッシュフロー
当第3四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況については記載されていません。ただし、現金及び預金が16億1,172万円と手元流動性も十分に確保されており、財務基盤は安定していると考えられます。今後の設備投資やM&A、配当などに活用されることが期待されます。
配当の支払額
当第3四半期連結累計期間において、配当の支払はありませんでした。株主還元については今後の業績動向を踏まえて検討されるものと思われます。
今後の展望
株式会社ギックスは、2026年6月期の売上高40億円を中期目標として掲げています。データインフォームドの思想に共感する大手企業からの需要を取り込み、既存クライアントへの縦展開と新規クライアントへの横展開を加速させ、持続的な成長を目指します。また、人材育成や協業強化、プロダクト機能強化なども積極的に進めていく方針です。
編集部のまとめ
株式会社ギックスの第3四半期決算は、売上高、利益ともに堅調に推移しており、今後の成長が期待できる好決算となりました。Data-Informed事業への需要が高まる中、既存顧客との関係強化やプロダクトの機能拡充などに注力し、中期目標の達成に向けて順調に進んでいるようです。今後も同社の動向に注目していきたいと思います。
株式会社ギックスの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ギックスの決算日は6月30日で、第3四半期決算は2024年3月31日に行われました。この第3四半期決算では、売上高、利益ともに順調に推移しており、今後の成長が期待できる内容となっています。一方で、配当については今回支払がありませんでした。株主還元については今後の業績動向を踏まえて検討されるものと思われます。