株式会社ジャパンＭ＆Ａソリューションの四半期決算が発表されました。業界トップクラスのＭ＆Ａアドバイザリー会社であるこの企業は、緩やかな景気回復の中で着実に業績を伸ばしています。単一セグメントであるＭ＆Ａアドバイザリー事業は好調で、売上高136,436千円、経常利益7,429千円と前年同期比で大幅な増収増益となっています。
企業情報
企業名: ジャパンＭ＆Ａソリューション株式会社
証券コード: E39008
決算期: 10月31日
ジャパンＭ＆Ａソリューション株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
ジャパンＭ＆Ａソリューション株式会社の決算は10月31日を期末としています。四半期決算は2024年3月12日に発表されました。
主な事業
ジャパンＭ＆Ａソリューション株式会社は、中小企業のＭ＆Ａアドバイザリーを主力事業としています。Ｍ＆Ａ成約報酬とＭ＆Ａコンサルティングが2つの主要なサービスです。企業の事業承継や事業再編、代替事業の開発、企業価値の最大化などを支援しており、Ｍ＆Ａの成約実績も順調に推移しています。
今期の業績と利益率は？
当第1四半期累計期間の業績は売上高136,436千円、経常利益7,429千円、四半期純利益5,154千円と大幅な増収増益となりました。主力のＭ＆Ａアドバイザリー事業が順調に推移しており、営業利益率5.5%と高い利益率を維持しています。
売上・利益の推移
前期の売上高は597,951千円、経常利益は752,390千円と、
大幅な伸びを示しました。当第1四半期もその勢いを維持しており、市場環境の変化に柔軟に
対応しながら、着実に業績を拡大させていくことが期待されます。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期末の総資産は768,014千円となり、前事業年度末より15,624千円増加しています。流動資産が
688,628千円と大部分を占めており、うち現金及び預金が676,351千円と手元流
動性が高い状況です。負債は65,518千円に減少し、純資産は702,495千円と大幅に増加
しています。
資産の部
流動資産は前事業年度末から16,030千円増加し、現金及び預金の増加が主な要因です。固定資産は
79,385千円と大きな変動はありません。
負債の部
流動負債は前事業年度末から88,920千円減少しています。未払費用や未払法人税等の減少が主な理由です。
純資産の部
純資産は前事業年度末から104,544千円増加しました。これは主に第三者割当増資と新株予約権の
行使によるものです。
ROAとROE
ジャパンＭ＆ＡソリューションのROAは5.4%、ROEは14.6%となっています。
Ｍ＆Ａアドバイザリー事業を中心に順調に収益を伸ばしており、資産効率と自己資本効率も高い水準を維持しています。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュ・フローは開示されていませんが、前期は営業活動によるキャッシュ・フロー
762,718千円と極めて良好な状況でした。高い収益力と手元流動性の確保により、今後の事業展開に必要な
投資資金の確保が期待できます。
配当の支払額
ジャパンＭ＆Ａソリューションは現在配当を行っていません。今後の事業拡大や内部留保の充実に注力しつつ、
株主への利益還元策についても検討していくと見られます。
今後の展望
Ｍ＆Ａ市場の拡大を背景に、ジャパンＭ＆Ａソリューションの業績は今後も順調に成長していくことが期待されます。
Ｍ＆Ａアドバイザー数の増強や金融機関との提携強化など、ニーズ対応力を一層高めていくことで、
さらなる受託件数の増加と収益拡大を目指します。
編集部のまとめ
ジャパンＭ＆Ａソリューション株式会社は、中小企業のＭ＆Ａ支援を主要事業とする注目の企業です。直近の四半期決算では大幅
な増収増益を達成し、高い収益性と財務健全性を維持しています。国内Ｍ＆Ａ市場の拡大に乗り、さらなる成長が期待されます。
ジャパンＭ＆Ａソリューション株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ジャパンＭ＆Ａソリューション株式会社の決算日は10月31日です。現在は配当を行っていませんが、今後の事業拡大と内部留保の充実に注力しつつ、株主還元策についても検討していくことが期待されます。
