この度、株式会社笑美面の2023年10月期第1四半期決算が発表されました。笑美面は、シニア関連サポート事業を手掛けるIT企業で、高齢者の入居支援サービスを中心に展開しています。
企業情報
企業名: 株式会社笑美面
証券コード: E38969
決算期: 10月期
株式会社笑美面の決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社笑美面の決算日は10月31日で、第1四半期は2023年11月1日~2024年1月31日です。本決算は年1回の10月期決算で、四半期決算を開示しています。
主な事業
株式会社笑美面は、介護家族のニーズに応えるシニアホーム紹介サービスと、優良なシニアホームを増やすためのシニアホーム運営コンサルティングを主力事業としています。シニアホームの情報収集やシニアホーム選びのノウハウを持つ同社のコーディネーターが、ご家族のニーズに合わせてシニアホームを無料で紹介しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の業績は、営業収益263,556千円、営業利益10,664千円となりました。営業利益率は4.1%と高い水準を維持しています。同社は、コロナ禍でも堅調な業績を誇っており、今期も高い収益性を見込めそうです。
売上・利益の推移
過去1年の売上高は464,389千円、経常利益は788,684千円でした。シニアホーム紹介サービスを中心に順調に売上を拡大しており、安定した収益基盤を築いています。今後もシニア市場の成長に合わせて、業績の伸びが期待できそうです。
四半期連結貸借対照表について
同社は単体決算を行っており、四半期連結貸借対照表は作成していません。単独の四半期貸借対照表に基づいて財務状況を分析します。
資産の部
当第1四半期末の総資産は801,928千円で、前事業年度末から13,244千円増加しています。現金及び預金が10,057千円、売掛金が12,672千円増加しましたが、投資その他の資産が7,848千円減少しました。
負債の部
負債合計は263,778千円で、前事業年度末から60,516千円減少しました。未払法人税等が22,841千円、賞与引当金が16,684千円、未払消費税等が13,044千円減少したことが主な要因です。
純資産の部
純資産合計は538,149千円で、前事業年度末から73,760千円増加しています。東京証券取引所グロース市場への上場に伴う第三者割当増資などにより、資本金及び資本剰余金がそれぞれ36,790千円増加しました。
ROAとROE
直近のROA(総資産利益率)は63.66%、ROE(自己資本利益率)は62.37%と非常に高い水準にあります。高い収益性と効率的な資産運用により、株主価値の向上にも寄与しています。今後も事業の拡大と収益性の維持により、高いROAとROEが続くことが期待されます。
キャッシュフロー
四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していませんが、現金及び預金が10,057千円増加するなど、良好な資金繰りを維持できていると考えられます。投資活動や財務活動によるキャッシュ・フローの動きにも注目していく必要がありますね。
配当の支払額
株式会社笑美面は現在配当を実施していません。成長段階にあるため、内部留保の確保と新規事業への投資に注力しているためと考えられます。今後の業績動向と株主還元策に注目していきましょう。
今後の展望
高齢化社会を背景に、シニア関連サービスの需要は今後も堅調に拡大していくと見込まれます。株式会社笑美面は、業界トップクラスのシェアを有するシニアホーム紹介サービスを展開しており、今後も積極的な事業展開で市場の成長を取り込んでいくことが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社笑美面は、高い収益性と健全な財務体質を維持しており、今後のさらなる業績拡大が期待できる企業です。高齢化社会の進展に合わせて、シニア向けサービスの需要は高まっていくことから、同社のようなフィールドプレイヤーが注目を集めています。今後の業績動向と株主還元策に注目しながら、同社の成長ストーリーを追っていきましょう。
株式会社笑美面の決算日や配当についてまとめました。
株式会社笑美面は10月31日を決算日とする企業で、第1四半期は2023年11月1日~2024年1月31日の期間です。同社は現在、配当を実施していません。成長段階にあることから、内部留保の確保と新規事業への投資に注力しているためと考えられます。今後の業績動向と株主還元策に注目していくことが重要です。