株式会社デジタリフトの直近の四半期決算報告書を見ていただきありがとうございます。デジタルマーケティング事業を中心に業績を伸ばしている同社は、この四半期も前期比増収増益を果たしました。今後も注目の企業ですので、事業内容や業績の詳細をご覧ください。
企業情報
企業名: 株式会社デジタリフト
証券コード: E36961
決算期: 9月30日
株式会社デジタリフトの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社デジタリフトの決算日は9月30日で、四半期決算は12月31日、3月31日、6月30日、9月30日の年4回行われています。
主な事業
株式会社デジタリフトは、統合デジタルマーケティング事業を展開しています。具体的には、広告・コンサルティングサービス領域とブランド・メディアサービス領域の2つのサービスを提供しています。広告運用やウェブ制作、SEOなどのデジタルマーケティング全般に対応しており、ニーズに合わせて柔軟に組み合わせて顧客企業に最適なソリューションを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当四半期の 売上高は820,269千円、営業利益は4,365千円、親会社株主に帰属する四半期純損失は1,438千円となりました。直前の四半期と比べると、売上高と営業利益は増加しているものの、純利益はマイナスとなっています。これは、M&Aによる先行投資が影響しているためです。
売上・利益の推移
同社の売上高は順調に増加しており、前連結会計年度は3,560,973千円を達成しています。一方、経常利益は52,860千円、親会社株主に帰属する当期純利益は35.33円とプラスを維持しています。今後も着実な事業拡大が期待されます。
四半期連結貸借対照表について
当四半期末の四半期連結貸借対照表では、総資産が1,782,174千円となっています。前期末から約144,925千円減少しました。これは主に、現金及び預金が減少したものの、投資有価証券が増加したためです。
資産の部
資産の部では、流動資産が1,426,208千円と全体の約80%を占めています。現金及び預金が965,187千円、受取手形、売掛金及び契約資産が444,124千円となっています。固定資産は355,966千円で、投資有価証券が135,671千円となっています。
負債の部
負債の部では、流動負債が814,752千円と全体の約75%を占めています。短期借入金が225,004千円、1年内返済予定の長期借入金が138,921千円となっています。固定負債は272,924千円で、長期借入金が268,934千円となっています。
純資産の部
純資産の部では、694,497千円となっています。前期末から2,895千円増加しています。これは主に、新株予約権が2,717千円増加したためです。
ROAとROE
同社のROAは前期の2.7%から上昇し、当四半期は0.2%となっています。一方、ROEは前期の5.1%から当四半期は-0.2%と低下しています。これは、M&Aによる先行投資の影響で一時的に利益が減少したためと考えられます。今後は、これらの指標の改善が期待されます。
キャッシュフロー
当四半期のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは42,100千円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは-141,131千円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは-173,444千円のマイナスとなっています。全体としては現金及び預金が272,462千円減少しています。
配当の支払額
当期における配当の支払いはございませんでした。株主還元については、今後の業績や成長投資のバランスを考慮しながら検討していくものと思われます。
今後の展望
株式会社デジタリフトは、中長期的な成長を目指しており、M&Aを積極的に推進しています。これにより、ブランド・メディアサービス領域の強化を図り、さらなる事業拡大と企業価値向上を目指しています。足元では一時的な先行投資の影響がみられますが、今後の業績回復が期待されます。
編集部のまとめ
株式会社デジタリフトは、デジタルマーケティング事業を中心に順調に業績を伸ばしていることがわかりました。当四半期は一時的な先行投資の影響で純利益がマイナスとなりましたが、長期的にはM&Aによる事業拡大が期待されます。同社の今後の動向に注目していきたいと思います。
株式会社デジタリフトの決算日や配当についてまとめました。
株式会社デジタリフトの決算日は9月30日で、四半期決算は12月31日、3月31日、6月30日、9月30日の年4回行われています。また、当期における配当の支払いはございませんでした。株主還元については、今後の業績や成長投資のバランスを考慮しながら検討していくものと思われます。