株式会社プロジェクトカンパニーは、デジタルトランスフォーメーション(DX)支援を主軸に事業を展開している企業です。DX戦略立案から新規事業開発、既存事業の変革支援、デジタルマーケティング、UI/UXの改善まで、一連のサービスを提供しています。近年は人事労務支援やエンジニア派遣などの分野にも事業を拡大しており、順調な業績を続けています。
企業情報
企業名: 株式会社プロジェクトカンパニー
証券コード: E36896
決算期: 12月期
株式会社プロジェクトカンパニーの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社プロジェクトカンパニーの決算日は毎年12月31日です。決算の発表は翌年5月中旬に行われます。
主な事業
株式会社プロジェクトカンパニーの主な事業はデジタルトランスフォーメーション事業です。企業のDX戦略立案からプロジェクトの企画・立ち上げ、運用支援、デジタルマーケティング、UI/UXの改善まで、DXに関するワンストップのサービスを提供しています。
また、人事労務支援の「DX×HR事業」やエンジニア派遣の「DX×テクノロジー事業」にも注力しており、DXに関連するさまざまなソリューションを展開しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期連結累計期間の売上高は1,439,296千円と、前年同期比3.7%の減少となりました。
利益面では、売上総利益率の低下や人材育成のための外注費の増加により、営業損失22,649千円、経常損失27,783千円、親会社株主に帰属する四半期純損失24,277千円となりました。
売上・利益の推移
過去3期の売上高と利益の推移は以下の通りです。
売上高は前期までは順調に増加してきましたが、当期は9.4%の減収となりました。
一方で、利益面では経常利益が大幅減となっています。これは、売上総利益率の低下や人件費増加の影響が主な要因です。
四半期連結貸借対照表について
当第1四半期連結会計期間末の総資産は5,882,242千円となり、前期末より244,036千円増加しました。
資産の部
流動資産は3,595,640千円で、前期末と同水準を維持しています。
固定資産は2,284,907千円と、前期末より245,923千円増加しました。これは主に建物の増加によるものです。
負債の部
流動負債は1,592,782千円と、前期末より387,760千円増加しています。これは未払金の増加によるものです。
固定負債は1,658,639千円と、前期末より122,013千円減少しています。これは主に長期借入金の減少によるものです。
純資産の部
純資産合計は2,630,821千円と、前期末より21,711千円減少しました。これは主に利益剰余金の減少によるものです。
ROAとROE
当第1四半期のROAは-1.6%、ROEは-3.6%となりました。
前期までは、経常利益の増加に伴い、ROAやROEも上昇傾向にありましたが、当期は売上総利益率の低下や人件費の増加により、収益性が悪化したことが要因です。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが64,966千円のマイナスとなりました。
これは主に、税金等調整前四半期純損失の計上や運転資本の増加によるものです。
投資活動によるキャッシュ・フローは295,591千円のマイナスとなりました。これは主に有形固定資産の取得によるものです。
配当の支払額
当期の期末配当は1株当たり45,000円を予定しています。
この配当性向は43.2%となり、前期からやや上昇しました。
今後の展望
当社はDXを中心としたソリューションの提供に加え、人事労務支援やエンジニア派遣など、DXに関連する新事業分野にも積極的に取り組んでいます。
今後は、M&Aなどを通じた事業領域の拡大や、組織の立て直しを図ることで、収益性の改善を目指していきます。
編集部のまとめ
株式会社プロジェクトカンパニーは、DXを中心に事業を展開している企業です。
当期は、売上総利益率の低下や人件費増加の影響により減益となりましたが、引き続き事業領域の拡大やM&Aなどを通じて、企業価値の向上を目指しています。
株主還元面では、一定の配当を維持しており、今後の業績回復に期待が寄せられます。
株式会社プロジェクトカンパニーの決算日や配当についてまとめました。
株式会社プロジェクトカンパニーの決算日は毎年12月31日で、決算発表は翌年5月中旬に行われます。
配当については、当期の期末配当は1株当たり45,000円を予定しています。配当性向は43.2%となっています。