株式会社ラバブルマーケティンググループのここ最近の決算内容を見ていきましょう。営業利益が49,457千円と堅調に推移しています。企業のマーケティング活動を総合的にサポートするサービスが好調だったようですね。今後の更なる事業拡大に期待が持てそうです。
企業情報
企業名: 株式会社ラバブルマーケティンググループ
証券コード: E37159
決算期: 10月31日
株式会社ラバブルマーケティンググループの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ラバブルマーケティンググループは、2023年6月の株主総会で決算期を3月31日から10月31日に変更しました。これにより、従来の第1四半期(4月~6月)に代わり、今回は11月~1月の第1四半期の業績を発表しています。
主な事業
株式会社ラバブルマーケティンググループは、企業のSNSアカウントの運用支援やSNSマーケティングを効率化するSaaS型ツールの提供、さらにSNSエキスパート検定講座の提供など、企業のマーケティング活動を総合的にサポートしています。SNSマーケティング事業と、DX支援事業の2つのセグメントで事業展開しています。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期の業績は、売上高が504,979千円、営業利益が49,457千円と前年同期と比べて大幅に増加しました。既存事業の好調に加え、DX支援事業の立ち上がりも寄与したようです。営業利益率は9.8%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
前連結会計年度は決算期変更の影響で7ヶ月決算でしたが、売上高は1,025,381千円、営業利益は25,456千円と過去最高を更新しました。今回の第1四半期も好調な滑り出しで、引き続き増収増益の傾向が続いています。
四半期連結貸借対照表について
資産合計は1,408,550千円で、前期末比3,098千円の増加となっています。負債合計は809,323千円と21,554千円減少し、純資産は599,227千円と24,652千円増加しました。財務体質の安定化が進んでいる様子がうかがえます。
資産の部
流動資産は1,148,619千円で、前期末比59千円減少しました。一方、固定資産は259,931千円と3,157千円増加しています。現金預金は49,567千円減少しましたが、売掛金が19,298千円増加したことなどによります。
負債の部
流動負債は587,712千円で3,930千円増加、固定負債は221,611千円と25,485千円減少しています。買掛金が28,367千円増加した一方で、長期借入金が25,485千円減少しました。
純資産の部
純資産は599,227千円と前期末比24,652千円増加しました。利益剰余金が22,056千円増加したことが主な要因です。
ROAとROE
ROAは前期の1.8%から3.6%に上昇、ROEは前期の4.4%から3.7%に低下しました。収益性は高まっているものの、株主資本効率はやや低下気味です。今後、資本政策の見直しにより株主還元の強化などが期待されます。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは71,271千円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローは△7,062千円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローは△113,775千円のマイナスとなりました。全体としてキャッシュ残高は減少しましたが、営業活動が安定的にキャッシュを創出していることがわかります。
配当の支払額
当第1四半期では配当の支払はありませんでした。前期の年間配当は1株当たり6.76円でした。今後の株主還元策に期待がかかっています。
今後の展望
SNSマーケティング事業ではロイヤルクライアントの増加や新サービスの立ち上がりなど、順調に事業拡大が進んでいます。DX支援事業も本格稼働し、中長期的には2つの柱で企業価値の向上を目指す方針のようです。今後の業績動向と株主還元策に注目が集まりそうですね。
編集部のまとめ
株式会社ラバブルマーケティンググループは、SNSマーケティング支援とDX支援の2つの事業を通じて、企業の攻めのマーケティング活動をサポートする企業です。直近の業績は好調で、営業利益率も高水準を維持しており、今後の更なる事業拡大が期待されます。株主還元策にも注目が集まりそうですね。
株式会社ラバブルマーケティンググループの決算日や配当についてまとめました。
株式会社ラバブルマーケティンググループの決算期は10月31日に変更されました。直近の第1四半期決算は好調で、営業利益率は9.8%と高水準を維持しています。一方で、配当については今期は未定となっており、今後の株主還元策に期待が高まっています。