株式会社オプティマスグループは、中古車の輸出や物流サービスなどを手がける総合自動車流通企業です。2023年12月期第3四半期の業績は大幅に増収増益となり、好調な業績を残しました。今後も高成長が期待できる企業だと言えるでしょう。
企業情報
企業名: 株式会社オプティマスグループ
証券コード: E33616
決算期: 3月31日
株式会社オプティマスグループの決算日・決算時期(スケジュール）は？
株式会社オプティマスグループは3月31日が決算日です。第3四半期決算は12月31日までの9ヶ月間の業績を公表しています。
主な事業
株式会社オプティマスグループは、中古車の輸出事業、車両の物流サービス事業、中古車の卸売・小売り事業などを手がける、自動車流通の総合企業です。ニュージーランドや東南アジアを中心に事業を展開しており、自動車流通の様々な分野でサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は？
2023年12月期第3四半期の売上高は603億66百万円と大幅に増加しました。前年同期比で47.7%の増収となっています。利益面では営業利益が43億76百万円と、前年同期比で108.8%増と大幅な増益となりました。
売上・利益の推移
株式会社オプティマスグループは、過去3年間で大幅な増収増益を続けています。2023年3月期の売上高は549億円、経常利益は26億円でしたが、2023年12月期第3四半期では売上高が603億66百万円、経常利益が34億16百万円と大きく伸長しています。今後も高成長が期待できる企業と言えるでしょう。
四半期連結貸借対照表について
株式会社オプティマスグループの2023年12月期第3四半期末の連結貸借対照表は大幅に拡大しています。総資産は1,296億75百万円に達し、前期末比で153.3%増加しています。
資産の部
流動資産が875億81百万円と大幅に増加しています。現金及び預金、売掛金、棚卸資産などが大きく伸長しています。固定資産も420億94百万円と大幅に増加しています。
負債の部
流動負債は952億52百万円と大きく増加しています。短期借入金が大幅に増加しています。固定負債も139億17百万円と増加しています。
純資産の部
純資産は205億5百万円と18.6%増加しています。利益剰余金や為替換算調整勘定が増加しています。
ROAとROE
株式会社オプティマスグループのROA(総資産利益率)は前期の4.5%から、第3四半期では2.7%と低下しています。一方でROE(自己資本利益率)は前期の14.1%から13.0%とほぼ横ばいとなっています。これは大幅な事業拡大に伴う資金調達により、総資産が大幅に増加したことが影響しているためと考えられます。
キャッシュフロー
株式会社オプティマスグループのキャッシュフローについては、第3四半期連結累計期間のキャッシュフロー計算書が開示されていないため、詳細な情報は得られませんでした。ただし、大幅な事業拡大に伴い営業キャッシュフローが大幅に増加していると推測されます。
配当の支払額
株式会社オプティマスグループは、2023年3月期の年間配当金が55円でしたが、2023年12月期第3四半期の中間配当金は30円と増配となっています。今後も株主還元に積極的な企業だと言えるでしょう。
今後の展望
株式会社オプティマスグループは、ニュージーランドやオーストラリアでの事業基盤を強化しながら、今後も高成長を続けていくことが期待されます。2023年12月期第3四半期には、オーストラリアの自動車販売会社Autopact Pty Ltdを子会社化するなど、積極的な事業拡大を行っています。これらの戦略が実を結び、さらなる業績拡大につながることが期待されます。
編集部のまとめ
株式会社オプティマスグループは、2023年12月期第3四半期の業績が大幅に増収増益となり、高成長企業として注目されている企業です。ニュージーランドやオーストラリアでの事業基盤を強化し、さらなる成長を期待できる企業だと言えるでしょう。配当政策も積極的で、株主還元にも力を入れています。今後の業績推移に注目が集まるでしょう。
株式会社オプティマスグループの決算日や配当についてまとめました。
株式会社オプティマスグループの決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日までの9ヶ月間の業績を公表しています。2023年12月期第3四半期は大幅な増収増益を記録し、今後の成長が期待されます。配当も積極的に行われており、株主還元にも力を入れている企業だと言えるでしょう。
