株式会社和心の第22期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社和心は、日本の伝統文化を世界に発信する企業です。2024年第1四半期決算では、売上高が433,555千円と大幅に増加しました。経常利益は58,417千円を計上し、前年同期から大きく改善しています。
この決算結果は、経営理念に掲げる「日本のカルチャーを世界へ」を具現化し、着実に成果を上げている証です。

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企業情報

企業名: 株式会社和心
証券コード: E33858
決算期: 12月期

株式会社和心の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社和心は12月期決算を行っており、第1四半期決算の報告書を2024年5月15日に提出しています。毎年5月と8月、11月、2月に四半期決算を発表し、12月に本決算を行っています。

主な事業

株式会社和心は、「日本のカルチャーを世界へ」を経営理念に掲げ、日本の伝統文化を感じられるモノづくりを行っています。「かんざし屋wargo」や「The Ichi」などの店舗を展開し、伝統工芸品や和雑貨の販売を中心に事業を展開しています。
また、空き家を活用した不動産賃貸事業や宿泊事業など、日本の文化を感じられる新しい取り組みも行っています。

今期の業績と利益率は?

株式会社和心の2024年第1四半期の業績は、売上高が433,555千円と前年同期比52.2%の大幅な増収となりました。
営業利益は68,155千円と大幅な増益となり、経常利益も58,417千円と大幅な黒字転換を果たしました。
これらの高い収益性は、消費回復やインバウンド需要の回復により、モノ事業を中心に業績が好調に推移していることによるものです。

売上・利益の推移

株式会社和心は、前年同期比で売上高が52.2%増、営業利益は677千円の損失から68,155千円の黒字に転換するなど、大幅な増収増益を達成しました。
特にモノ事業の売上が前年同期比47.6%増加するなど、宿泊事業も業績が大幅に改善しています。
これは、訪日外客数の回復や消費者の外出機会の増加といった市場環境の改善に加え、営業施策の効果が表れているためです。

四半期連結貸借対照表について

株式会社和心の2024年3月31日時点の連結貸借対照表は、資産合計が1,075,574千円となっています。
前連結会計年度末に比べ50,870千円の増加となっています。
一方、負債合計は874,013千円で、前連結会計年度末比7,715千円の減少となりました。
これにより純資産は201,560千円となり、前連結会計年度末から58,585千円の増加となっています。

資産の部

流動資産は前連結会計年度末比78,603千円増の748,251千円となりました。
主な増加は売掛金30,570千円、前渡金12,219千円、短期貸付金113,300千円などです。
一方、固定資産は327,322千円と前連結会計年度末比27,733千円の減少となっています。

負債の部

流動負債は783,903千円と前連結会計年度末比20,494千円の減少です。
1年内返済予定の長期借入金が23,095千円減少したことが主な要因です。
固定負債は90,109千円と12,779千円増加しました。

純資産の部

純資産合計は201,560千円と、前連結会計年度末比58,585千円増加しました。
このうち、利益剰余金が57,446千円増加したことが主な要因です。

ROAとROE

株式会社和心のROA(総資産経常利益率)は5.4%ROE(自己資本当期純利益率)は9.0%となっています。
前期に比べROAは2.8ポイント、ROEは1.7ポイント上昇しており、収益性の改善が顕著です。
これは、モノ事業やその他事業の収益力向上により、経常利益が大幅に改善したことが主な要因です。

キャッシュフロー

第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていませんが、連結貸借対照表から現金及び預金が前連結会計年度末比96,839千円減少していることから、営業活動によるキャッシュ・フローが大幅な黒字となっていると推測されます。
これは、経常利益の大幅な改善に加え、運転資本の効率化などにより、キャッシュ・フローが改善していることを示唆しています。

配当の支払額

株式会社和心は、第1四半期の決算では配当の支払いは行っていません。
年間配当については、決算発表時に改めて開示されると思われます。
業績の改善が顕著な中で、株主還元の拡充も期待されます。

今後の展望

株式会社和心は、「日本のカルチャーを世界へ」という経営理念のもと、日本の伝統工芸品や和雑貨の販売を中心に事業を展開しています。
第1四半期の業績は大幅に改善しており、今後もインバウンド需要の回復やアフターコロナの消費回復などを背景に、業績の拡大が期待されます。
新たな店舗展開やオンラインチャネルの強化、不動産事業の拡大など、事業領域の拡大にも注目が集まります。

編集部のまとめ

株式会社和心の2024年第1四半期決算は、売上高433,555千円、経常利益58,417千円と大幅な増収増益を達成しました。
日本の伝統文化を世界に発信するというミッションのもと、モノ事業やその他事業の収益力が向上し、大幅な業績改善につながっています。
今後も消費回復やインバウンド需要の回復などの追い風を受けながら、さらなる成長が期待されます。
株主還元の強化にも注目が集まるところです。

株式会社和心の決算日や配当についてまとめました。

株式会社和心は12月期決算を行っており、第1四半期決算を2024年5月15日に発表しました。
年間の決算スケジュールは5月、8月、11月、2月の四半期決算と12月の本決算となっています。
また、第1四半期決算では配当の支払いはありませんが、今後の業績拡大に伴い、株主還元の強化も期待されます。

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