アサガミ株式会社の第102期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

アサガミ株式会社の決算報告書を分析したところ、同社は物流事業やプリント事業など多岐にわたる分野で事業を展開しており、売上高は31,123百万円経常利益は1,602百万円となりました。売上高は前年同期比で4.1%減少したものの、経常利益は10.0%減少にとどまり、バランスの取れた業績を残せたようです。今後も顧客サービスの向上や収益性の改善に力を入れ、着実な業績拡大につなげていくことが期待されます。

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企業情報

企業名: アサガミ株式会社
証券コード: E04323
決算期: 2023年3月期

アサガミ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

アサガミ株式会社の決算は3月期です。具体的には、第3四半期の期間が2023年10月1日から12月31日となっており、2024年2月8日に四半期報告書を提出しています。毎年3月31日が事業年度末の同社は、6月下旬に通期の決算報告を行っています。

主な事業

アサガミ株式会社は、物流事業、不動産事業、印刷事業の3つを主な事業領域としています。物流事業では倉庫業や港湾フォワーディング、運輸などを手掛け、不動産事業では物流施設の運営管理を行っています。また印刷事業では一般印刷や新聞印刷などにも取り組んでいます。これらの事業を通して、顧客ニーズに合わせたサービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は、売上高が31,123百万円営業利益が1,517百万円経常利益が1,602百万円親会社株主に帰属する四半期純利益が960百万円となりました。売上高は前年同期比で4.1%減少したものの、収益性は維持できています。特に経常利益率は5.1%となり、健全な水準を確保できている点が評価できます。

売上・利益の推移

アサガミ株式会社の過去3年の業績推移を見ると、売上高は41,091百万円、41,928百万円、31,123百万円と推移しています。一方、経常利益は1,872百万円、1,780百万円、1,602百万円とやや減少傾向にあります。しかし、前年同期と比較しても、経常利益率は5.1%と高水準を維持できています。安定した収益基盤が確立できているといえるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

直近の四半期連結貸借対照表を確認すると、資産合計は52,920百万円となっています。負債は32,823百万円、純資産は20,096百万円となっており、自己資本比率は37.7%を記録しています。総資産が大きく増加した一方で、有利子負債も増加していることがわかります。今後の経営課題として、有利子負債の圧縮や自己資本の充実が求められるでしょう。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が7,806百万円受取手形、売掛金及び契約資産が9,017百万円となっています。また、有形固定資産が24,373百万円、投資有価証券が2,280百万円と、事業遂行に必要な資産を確保できています。

負債の部

負債の部では、支払手形及び買掛金が3,712百万円短期借入金が9,736百万円となっています。有利子負債が増加傾向にあり、財務体質の改善が課題となっています。

純資産の部

純資産の部では、資本金が2,189百万円利益剰余金が11,441百万円となっています。自己資本比率は37.7%で、一定の財務健全性は維持できています。今後は更なる自己資本の充実が課題となるでしょう。

ROAとROE

アサガミ株式会社のROA(総資産経常利益率)は3.0%、ROE(自己資本当期純利益率)は4.8%となっています。過去3年では徐々に低下傾向にありますが、それでも一定の水準を確保できています。これは、経営資源を効率的に活用しつつ、安定的な収益を上げられていることの表れといえるでしょう。今後は更なる収益性の向上とともに、資産効率の改善にも注力していく必要がありそうです。

キャッシュフロー

当期のキャッシュ・フローの状況を見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは2,267百万円のプラスとなっています。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは541百万円のマイナス財務活動によるキャッシュ・フローは1,460百万円のマイナスとなっています。全体としては、1,721百万円のプラスとなり、手元資金が積み上がっています。今後の事業展開に向けて、適切な資金管理が行われていると評価できます。

配当の支払額

アサガミ株式会社は、1株当たり配当金を120円と設定しています。配当性向は17.7%となっており、業績に応じた適正な水準を維持できています。株主還元の姿勢も安定しており、投資家の期待に応えられる企業だといえます。今後も、持続可能な配当政策を展開していくことが期待されます。

今後の展望

アサガミ株式会社は、物流やプリント分野での事業基盤を生かしつつ、デジタル化の推進やESG経営の強化にも取り組んでいきます。特に物流事業では、ドライバー不足やコスト上昇など業界全体の課題に対して、積極的な設備投資や生産性向上策を実施することで、収益力の向上を目指しています。不動産事業や印刷事業も、市場変化に柔軟に対応しながら、新しい収益機会の創出を図っていくでしょう。今後も、各事業の強みを最大限に活かし、持続的な成長を遂げていくことが期待されます。

編集部のまとめ

アサガミ株式会社は、物流やプリント分野での高い収益力を背景に、安定した業績を収めています。中でも、経常利益率5.1%と健全な水準を保ち続けているのが特徴的です。また、自己資本比率37.7%と一定の財務健全性も確保できています。今後は有利子負債の圧縮や資産効率の改善など、さらなる企業価値の向上に向けて取り組んでいくことが期待されます。同社の着実な業績拡大に注目していきたいと思います。

アサガミ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

アサガミ株式会社の決算は3月期で、第3四半期の決算期間が2023年10月1日から12月31日となっています。また、1株当たりの配当金は120円と設定されており、株主還元にも注力している企業です。今後も安定的な業績と株主還元を続けていくことが期待されます。

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