丸八倉庫株式会社の2023年12月から2024年2月の第1四半期決算が発表されました！好調な業績が続いている様子ですね。物流事業と不動産事業の双方で成長を遂げている優良企業です。一株当たり配当も堅調に推移しており、投資家の注目を集めています。今後の更なる成長に期待が高まる決算内容だと感じました。
企業情報
企業名: 丸八倉庫株式会社
証券コード: 93130
決算期: 11月
丸八倉庫株式会社の決算日・決算時期(スケジュール）は？
丸八倉庫株式会社の決算日は11月30日です。第1四半期の決算発表は2024年4月8日に行われました。
主な事業
丸八倉庫株式会社は、倉庫事業と不動産事業を主なビジネスとしています。倉庫事業では、東京を中心に関東一円に保管倉庫を展開しており、様々な商品の保管・荷役サービスを提供しています。不動産事業では、東京都内を中心に賃貸マンションやオフィスビルなどの不動産を所有・運営しています。
今期の業績と利益率は？
丸八倉庫株式会社の第1四半期の業績は売上高が12.25億円と前年同期並みの水準を確保することができました。営業利益は1.53億円と前年同期比で48.5%の大幅な増加となりました。また、経常利益は1.58億円と52.6%増加しており、高い収益性を維持しています。
売上・利益の推移
直近の3年間の業績を見ると、売上高は49.72億円、経常利益は9.59億円と安定した成長を遂げてきました。特に2023年度の第1四半期は、収支両面で前年同期を大きく上回る好調な業績となっています。
四半期連結貸借対照表について
丸八倉庫株式会社の総資産は181.25億円と前期末から1.65億円減少しました。一方で負債は68.83億円と前期末から3.11億円減少しており、純資産は112.42億円と0.46億円増加しています。
資産の部
資産の部では現金預金が7.92億円と減少しましたが、有形固定資産の合計が142.95億円と安定的に推移しています。投資その他の資産は25.19億円と増加しています。
負債の部
負債の部では、長期借入金が40.89億円と減少しましたが、未払金や未払費用などの流動負債が13.04億円と増加しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金が72.85億円と増加しており、自己資本比率も61.9%と健全な水準を維持しています。
ROAとROE
ROA(総資産経常利益率)は0.87%と高水準を維持しており、ROE(自己資本当期純利益率)も3.69%と前年同期より伸長しています。これは、収益力の強化と資本効率の改善が進んでいることを示しています。
キャッシュフロー
キャッシュ・フローについては、営業活動によるキャッシュ・フローが1.42億円のプラスとなっています。一方で、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・フローはマイナスとなっています。財務活動によるキャッシュ・フローもマイナスとなっており、全体としては現金及び現金同等物が2.71億円減少しています。
配当の支払額
丸八倉庫株式会社は、1株当たり年間配当金16円を維持しています。第1四半期末時点の1株当たり配当金も16円と、安定した配当政策を実施しています。
今後の展望
丸八倉庫株式会社は、新中期経営計画(2022-2026年)に基づき、物流事業と不動産事業のさらなる成長を目指しています。物流事業では、稼働率の高い既存倉庫の活用や、新規拠点の開設など、事業基盤の拡大に注力しています。不動産事業では、賃貸マンションやオフィスビルの収益力向上にも取り組んでいます。今後も高い収益力と財務体質の維持により、株主の皆様への安定的な利益還元を行っていくことが期待されます。
編集部のまとめ
丸八倉庫株式会社の第1四半期決算は、物流事業と不動産事業の両部門で好調な業績を示しており、営業利益、経常利益ともに前年同期を大幅に上回る成長を遂げています。安定した財務基盤と高収益性が特徴の同社は、中期的にも安定した業績と株主還元が期待できる企業だと評価できます。今後の事業展開にも大いに期待が高まります。
丸八倉庫株式会社の決算日や配当についてまとめました。
丸八倉庫株式会社の決算日は11月30日で、第1四半期の決算は2024年4月8日に発表されました。1株当たり年間配当金は16円と安定した水準を維持しており、投資家の人気も高い銘柄だと言えます。今後とも、物流事業と不動産事業の両輪で、収益力を高めながら株主還元に取り組んでいくことが期待されます。
