ファイズホールディングス株式会社の第11期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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ファイズホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期決算が公表されました。売上高20,721,963千円営業利益1,045,014千円経常利益1,079,946千円親会社株主に帰属する四半期純利益673,824千円と、いずれも前年同期比で増加しました。大手ネットショップ向けの物流センター運営や配車プラットフォームサービスが好調に推移し、業績を牽引しています。

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企業情報

企業名: ファイズホールディングス株式会社
証券コード: 32990
決算期: 3月期

ファイズホールディングス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

ファイズホールディングス株式会社の決算日は3月31日です。第1四半期決算は6月末、第2四半期決算は9月末、第3四半期決算は12月末、本決算は6月末に発表されます。

主な事業

ファイズホールディングス株式会社は、ECソリューションサービス事業を中心に事業を展開しています。物流センターの運営や配送サービスの提供、配車プラットフォームの運営などを行っています。また、海外送荷物の通関や国内外の運送手配などを手がける国際物流サービス事業、システム開発やIT技術者派遣などのその他サービス事業も展開しています。ネット通販業界を中心に、幅広い事業領域で高い競争力を発揮しています。

今期の業績と利益率は?

2023年12月期第3四半期の業績は、売上高20,721,963千円営業利益1,045,014千円経常利益1,079,946千円親会社株主に帰属する四半期純利益673,824千円と、いずれも過去最高を更新しました。売上高は前年同期比14.2%増、営業利益は同14.9%増、経常利益は同12.0%増、純利益は同7.7%増と好調な業績となりました。

売上・利益の推移

ファイズホールディングス株式会社は、直近の3期で着実に売上高と利益を増加させています。売上高は20,721,963千円と前年同期比14.2%増、営業利益は1,045,014千円と同14.9%増、経常利益は1,079,946千円と同12.0%増、純利益は673,824千円と同7.7%増とそれぞれ過去最高を更新しました。EC分野での順調な事業拡大によって、堅調な業績を維持できているようです。

四半期連結貸借対照表について

ファイズホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は7,709,960千円と前期末比848,151千円の増加となっています。主な要因は受取手形及び売掛金の増加です。一方、負債合計は4,545,061千円と508,201千円の増加で、買掛金や未払費用の増加が主な要因です。純資産は3,164,899千円と前期末比339,949千円増加しており、利益剰余金の積み上がりが背景にあります。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が452,682千円減少した一方で、受取手形及び売掛金が1,408,631千円増加しています。物流事業の売上拡大に伴い、売上債権が増加したものと考えられます。

負債の部

負債の部では、買掛金が506,280千円、未払費用が571,119千円それぞれ増加しています。一方で、未払法人税等が252,964千円、長期借入金が175,368千円減少しています。事業拡大に伴う仕入債務の増加と、借入金の返済が進んでいるようです。

純資産の部

純資産の部では、四半期純利益の計上により利益剰余金が339,949千円増加しました。自己資本比率は前期末の40.74%から40.24%と若干減少しています。堅調な業績を背景に、着実に純資産が積み上がっているといえるでしょう。

ROAとROE

ファイズホールディングス株式会社の収益性をみるROAとROEは、ともに高水準で推移しています。第3四半期末のROAは12.6%、ROEは24.6%となっており、これらの高い水準が同社の高収益体質を物語っています。EC関連の物流サービスを中心とした収益基盤の強さが、高い収益性を維持する原動力となっています。

キャッシュフロー

ファイズホールディングス株式会社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・インフローが中心となっています。収益力の高さを反映し、営業キャッシュ・フローが安定的に確保されていることが分かります。一方で設備投資や借入金の返済などにより、財務活動によるキャッシュ・アウトフローが発生しています。健全な財務体質を維持しつつ、成長投資にも取り組んでいる様子がうかがえます。

配当の支払額

ファイズホールディングス株式会社は、前年同期と比べ配当金を増額しました。2023年6月の期末配当が1株当たり16円、10月の中間配当が19円と、合計35円の配当を実施しています。業績拡大に合わせて積極的に株主還元を行っていることがわかります。今後も、安定的な配当の継続が期待できそうです。

今後の展望

ファイズホールディングス株式会社は、ECソリューションサービス事業を中心に好調な業績を維持しています。今後も、主要顧客であるネット通販企業の物流需要を取り込み、物流センター運営やラストワンマイル配送などのサービス拡大を図っていくと見られます。また、配車プラットフォームやシステム開発など、新規事業にも注力して、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

編集部のまとめ

ファイズホールディングス株式会社の2023年12月期第3四半期決算は、売上高、各段階利益ともに過去最高を更新する好調な内容でした。ECソリューションサービス事業を中心に、物流センター運営やラストワンマイル配送、配車プラットフォームなどの各事業が順調に拡大しています。高い収益性を背景に、株主還元も積極的に行っています。今後も、ネット通販分野での需要取り込みと新規事業領域の開拓により、持続的な成長が期待できそうです。

ファイズホールディングス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

ファイズホールディングス株式会社の決算日は3月31日で、第1四半期決算は6月末、第2四半期決算は9月末、第3四半期決算は12月末、本決算は6月末に発表されています。配当は、前年同期比増額の1株当たり35円(期末16円、中間19円)を実施しており、今後も安定的な配当が期待できます。

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