株式会社揚羽の決算が発表されました!ブランディング事業を手掛ける同社は、第2四半期累計期間において売上高879,591千円、四半期純利益63,878千円と増収増益を達成しました。
企業情報
企業名: 株式会社揚羽
証券コード: E38849
決算期: 第24期第2四半期(2023年10月1日~2024年3月31日)
株式会社揚羽の決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社揚羽の決算日は、3月31日と9月30日の年2回です。2024年3月31日が第2四半期決算となります。
主な事業
株式会社揚羽は、企業のブランディングを支援するサービスを提供しています。ブランディング戦略の立案から、ロゴやウェブサイト、動画コンテンツなどのクリエイティブ制作まで、企業の課題解決に向けた一気通貫したソリューションを提供しています。主力事業領域は、コーポレート支援とリクルーティング支援の2部門に分かれています。
今期の業績と利益率は?
今第2四半期累計期間の業績は、売上高879,591千円、営業利益97,037千円、経常利益95,674千円、四半期純利益63,878千円と増収増益を達成しました。特にコーポレート支援領域の売上高が568,979千円と好調でした。利益率は経常利益率10.9%、純利益率7.3%と高水準を維持しています。
売上・利益の推移
過去1年間の業績推移を見ると、第1四半期から第2四半期にかけて売上高は大幅に増加する傾向にあります。これは、顧客企業の採用予算や広告予算の使用が2月〜3月に集中する傾向があることが要因です。一方で利益面では、第2四半期に大きく貢献する傾向が見られます。
四半期連結貸借対照表について
同社の四半期連結貸借対照表を見ると、資産合計は1,347,245千円となっています。一方、負債合計は355,641千円と健全な財務体質を維持しています。純資産は991,604千円と、自己資本比率73.6%と高水準を確保しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金が756,307千円、売掛金が441,757千円となっています。前期末と比べて現金及び預金が減少した一方で、売掛金が大幅に増加しています。これは売上高が第2四半期に集中するためです。
負債の部
負債の部では、買掛金が70,137千円、1年内返済予定の長期借入金が75,419千円、長期借入金が64,984千円となっています。借入金の一部を期限前返済したことで、前期末と比べて減少しています。
純資産の部
純資産の部では、資本金が279,110千円、利益剰余金が443,373千円となっています。四半期純利益の計上により利益剰余金が増加しました。
ROAとROE
同社のROA(総資産利益率)は7.1%、ROE(自己資本利益率)は6.4%となっています。前期と比べてROAは微減したものの、ROEは改善しています。これは、利益水準の向上と自己資本の増加による影響と考えられます。
キャッシュフロー
第2四半期累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローが-129,305千円と減少しました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは-2,905千円、財務活動によるキャッシュ・フローは-188,698千円となっており、全体として現金及び現金同等物が320,909千円減少しています。
配当の支払額
同社は現在、配当を実施していません。今後の株主還元策については今後の業績動向を見ながら検討されることが期待されます。
今後の展望
同社は、企業のブランディング支援を通じて、「日本のビジネスシーンを熱く楽しくする」というミッションの実現に向けて取り組んでいきます。優秀な人材の確保と育成、顧客深耕拡大などに注力し、更なる成長を目指していきます。業界内でのポジショニング強化や新サービスの開発など、先行きの期待も高まっています。
編集部のまとめ
株式会社揚羽は、企業のブランディングを支援する優れた実績を持つ会社です。この度の決算では増収増益を達成し、健全な財務体質を維持しています。今後の成長期待も高く、株主還元策の検討にも注目が集まります。同社の今後の動向に注目していきましょう。
株式会社揚羽の決算日や配当についてまとめました。
株式会社揚羽の決算日は3月31日と9月30日の年2回で、第2四半期決算は2024年3月31日でした。同社は現在のところ配当を実施していませんが、今後の業績次第で検討されることが期待されます。財務体質は健全で、業界での地位の向上と新サービスの開発など、今後の展開にも注目が集まります。