株式会社アソインターナショナルの直近の決算が発表されました!矯正歯科技工物の製造・販売を行う同社は、売上高、利益ともに増収増益となりました。
デジタル化の進展や国内外の矯正需要の高まりを背景に、好調な業績を維持しています。今後も安定的な成長が期待できそうですね。
企業情報
企業名: 株式会社アソインターナショナル
証券コード: E38139
決算期: 2023年6月期
株式会社アソインターナショナルの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社アソインターナショナルの決算期は6月期です。
具体的な決算日は6月30日で、四半期決算は9月30日、12月31日、3月31日に行っています。
主な事業
株式会社アソインターナショナルは、矯正歯科技工物の製造・販売を主な事業としています。
アナログ製品からデジタル製品まで、幅広い製品ラインナップを取り揃えており、国内の歯科医療機関に製品を提供しています。
また、デジタル技術の活用にも注力しており、口腔内スキャナーやデジタル製造設備の導入を進めるなど、業界のデジタル化にも積極的に取り組んでいます。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の売上高は2,589,684千円と前年同期比9.4%の増収となりました。
また、営業利益は360,894千円と前年同期比15.2%の増益、経常利益は367,060千円と前年同期比33.6%の大幅な増益となっています。
このように、堅調な事業展開により、高い利益率を維持していることがわかります。
売上・利益の推移
株式会社アソインターナショナルは、直近の3期連続の増収増益を達成しています。
売上高は2,366,300千円、2,589,684千円、2,958,395千円と順調に推移し、経常利益も274,810千円、367,060千円、338,159千円と高水準を維持しています。
国内外の矯正需要の高まりや、デジタル化への対応を通じて、着実に業績を伸ばしていることがわかります。
四半期連結貸借対照表について
株式会社アソインターナショナルの最新の四半期連結貸借対照表を見てみましょう。
資産の部
総資産は2,958,395千円と前連結会計年度末に比べ132,101千円増加しています。
現金及び預金が1,873,428千円と大きな割合を占めており、手元流動性が高いことがわかります。一方で、原材料が78,989千円と減少傾向にあります。
負債の部
負債合計は369,764千円と前連結会計年度末に比べ9,050千円増加しています。買掛金が127,986千円と減少した一方で、受注増加に伴い契約負債が22,406千円と増加しています。
純資産の部
純資産は2,588,630千円と前連結会計年度末に比べ123,051千円増加しました。利益剰余金が1,909,066千円と着実に積み上がっています。自己資本比率も87.5%と高い水準を維持しています。
ROAとROE
株式会社アソインターナショナルのROA(総資産利益率)は12.5%、ROE(自己資本利益率)は8.6%となっています。
これらの指標はともに高水準で、資産や自己資本を効率的に活用して利益を上げていることがわかります。
今後も高収益体質を維持していくことが期待されます。
キャッシュフロー
当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローを見ると、営業キャッシュ・フローが320,859千円の黒字となっています。
一方で、有形固定資産の取得による支出などにより、投資キャッシュ・フローが35,641千円のマイナスとなっています。
全体としては、現金及び現金同等物は145,535千円増加しており、手元流動性が高い水準を維持できています。
配当の支払額
株式会社アソインターナショナルは、1株当たり21円の期末配当を実施する予定です。
業績好調を反映し、前期比で1円増配となっています。
今後も、株主還元の充実にも注力していくと見られます。
今後の展望
株式会社アソインターナショナルは、国内外の矯正歯科需要の高まりを背景に、引き続き業績拡大が期待されています。
デジタル化への対応を進め、生産性の向上や新たな顧客開拓を通じて、持続的な成長を目指していきます。
また、M&Aやグローバル展開の可能性についても検討していく方針です。
今後の動向に注目が集まりそうです。
編集部のまとめ
株式会社アソインターナショナルは、矯正歯科事業を中心に安定した業績を誇っています。
国内外の需要が増加する中、デジタル化への対応も進めることで、着実な成長を遂げています。
今後も、高い収益性を維持しつつ、新しい取り組みにも挑戦していくことが期待されます。
株式会社アソインターナショナルの決算日や配当についてまとめました。
株式会社アソインターナショナルは6月期決算で、決算日は6月30日です。
また、当期の期末配当は1株当たり21円を予定しており、前期比1円の増配となっています。
今後も、業績拡大に伴い、株主への還元も充実していくことが期待できそうですね。