アクシスコンサルティング株式会社の第23期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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アクシスコンサルティング株式会社の2024年3月期の第3四半期決算が発表されました。コンサルティング需要の高まりを背景に、人材紹介サービスが好調に推移したことで、売上高は前年同期比0.9%増となりました。また、利益率も改善傾向にあり、経常利益は前年同期比2.6%増と順調な結果となりました。注目すべきは、新規オフィス増床などにより投資を行ったものの、純資産は過去最高の2,977百万円と、財務体質も強化されています。今後も、デジタルトランスフォーメーションなどのコンサルティングニーズの高まりを背景に、さらなる成長が期待できる企業だと言えますね。

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企業情報

企業名: アクシスコンサルティング株式会社
証券コード: E38452
決算期: 6月

アクシスコンサルティング株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

アクシスコンサルティング株式会社の決算期は6月となっています。具体的には、6月30日が決算日で、四半期決算は9月30日、12月31日、3月31日の年3回行っています。

主な事業

アクシスコンサルティング株式会社は、ヒューマンキャピタル事業を展開しています。同社は、「人が活きる、人を活かす」をミッションとしており、人材紹介サービスやスキルシェアサービスを通じて、企業の課題解決や人材の最適配置を支援しています。特に、コンサルティング業界向けの高度な専門性を持つ人材の紹介に強みを発揮しており、デジタル化の進展などで高まるニーズに応えています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期の業績は、売上高が3,267百万円と前年同期比0.9%増と順調に推移しました。利益面では、営業利益が527百万円と前年同期比2.4%減となりましたが、経常利益は525百万円と前年同期比2.6%増となり、利益率は改善傾向にあります。この背景には、人材紹介サービスが堅調に推移したことに加え、コストコントロールにも成功したことがあげられます。

売上・利益の推移

アクシスコンサルティング株式会社の売上高は、2023年6月期第3四半期は3,237百万円、2024年6月期第3四半期は3,267百万円と着実に増加しています。利益面でも、経常利益は2023年6月期第3四半期が512百万円、2024年6月期第3四半期は525百万円と前年同期を上回る好調な推移となっています。人材紹介サービスの好調な推移と、コストコントロールの成果が売上・利益の増加につながっています。

四半期連結貸借対照表について

アクシスコンサルティング株式会社の2024年3月末の総資産は3,756百万円となっています。これは前連結会計年度末から258百万円増加しており、純資産は2,977百万円と過去最高水準となっています。この背景には、オフィス増床による有形固定資産の増加と、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加があげられます。健全な財務体質を維持しながら、積極的な先行投資を行っている様子が見て取れます。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が2,705百万円と大きな割合を占めています。また、売掛金が543百万円と、売上の回収状況も良好です。有形固定資産は、オフィス増床により253百万円と大幅に増加しています。

負債の部

負債の部では、未払金が159百万円、未払費用が38百万円となっています。また、長期借入金が16百万円と、有利子負債はほとんどありません。健全な財務体質を維持しています。

純資産の部

純資産の部では、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が1,462百万円と大幅に増加しています。また、資本金が759百万円、資本剰余金が755百万円と、財務基盤も強化されています。

ROAとROE

アクシスコンサルティング株式会社のROA(総資産経常利益率)は14.0%、ROE(自己資本当期純利益率)は10.5%となっています。これらの指標は、同業他社と比較しても高水準にあり、資本効率も良好です。この背景には、経常利益の増加と健全な財務体質の維持が寄与していると考えられます。今後も、収益性と効率性の高い企業として、投資家からの注目が集まりそうです。

キャッシュフロー

アクシスコンサルティング株式会社のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが403百万円の収入となっています。これは、主に税金等調整前四半期純利益の計上と、売上債権の増加によるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは218百万円の支出となっており、オフィス増床などの設備投資に充てられています。財務活動では、配当金の支払いはありません。全体としては、現金及び現金同等物は193百万円減少しているものの、手元流動性は高い水準を維持しています。

配当の支払額

アクシスコンサルティング株式会社では、当第3四半期連結累計期間において配当の支払いはありませんでした。同社は成長過程にあるため、内部留保の充実に注力しているものと考えられます。今後、業績の一層の向上と、株主還元の充実が期待されます。

今後の展望

アクシスコンサルティング株式会社は、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)やコンサルティングニーズの高まりを背景に、更なる成長が期待されます。人材紹介やスキルシェアサービスの拡大に加え、新たなサービスの開発にも注力しており、企業価値の向上につなげていく方針です。また、健全な財務基盤を活かし、M&Aなどの戦略的投資にも積極的に取り組むことで、中長期的な成長を目指していきます。

編集部のまとめ

アクシスコンサルティング株式会社の決算は、人材紹介サービスの好調な推移と、コストコントロールの成果により、売上高・利益ともに前年同期を上回る好結果となりました。特に、経常利益は2.6%増と順調な伸びを示しており、ROAやROEなどの収益性指標も高水準を維持しています。また、オフィス増床などの投資を行いながらも、純資産は過去最高を更新するなど、健全な財務基盤を築いています。今後も、デジタル化の進展に伴うコンサルティングニーズの高まりを取り込んでいくことで、さらなる成長が期待できる企業といえるでしょう。

アクシスコンサルティング株式会社の決算日や配当についてまとめました。

アクシスコンサルティング株式会社の決算期は6月で、決算日は6月30日です。また、四半期決算は9月30日、12月31日、3月31日の年3回行っています。
配当については、当第3四半期連結累計期間において配当の支払いはありませんでした。成長過程にある企業として、内部留保の充実に注力しているものと考えられますが、今後の業績拡大と株主還元の充実が期待されます。

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