この度、株式会社U-NEXT HOLDINGSが発表した最新の決算報告をご紹介します。経済活動の正常化による需要の回復や、映像配信サービスの会員数伸長などで、売上高や利益が大幅に伸長しました。今後もグループ各社が協力して事業を拡大し、さらなる成長が期待できそうですね。
企業情報
企業名: 株式会社U-NEXT HOLDINGS
証券コード: E31052
決算期: 2023年9月1日〜2024年8月31日
株式会社U-NEXT HOLDINGSの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社U-NEXT HOLDINGSの決算は年4回、9月、12月、3月、6月の最終日に行われます。今回は2023年9月1日から2024年5月31日までの第3四半期の決算報告となります。
主な事業
株式会社U-NEXT HOLDINGSは、映像配信サービス「U-NEXT」の提供、店舗向けDXサービス、通信サービス、業務用システムの製造・販売、エネルギー事業などを展開しています。
グループ各社が協力することで、さまざまなサービスや製品を顧客に提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高235,537百万円、営業利益23,533百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益13,014百万円となりました。
売上高、利益ともに前年同期比で大幅に増加しており、営業利益率は10.0%と高い水準を維持しています。
売上・利益の推移
前年同期と比べて、売上高は16.5%増加、営業利益は51.2%増加、親会社株主に帰属する四半期純利益は55.5%増加と、いずれも大幅な増収増益となりました。
経済活動の正常化や映像配信サービスの会員数拡大などが寄与した結果です。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、220,601百万円となり、前連結会計年度末に比べて20,077百万円増加しました。
資産の部
流動資産は、142,054百万円と前連結会計年度末に比べて20,829百万円増加しました。現金及び預金、受取手形及び売掛金、棚卸資産、前払費用などが増加したことが主な要因です。
負債の部
負債合計は、130,911百万円と前連結会計年度末に比べて8,094百万円増加しました。主に支払手形及び買掛金、未払法人税等が増加したことによります。
純資産の部
純資産合計は、89,690百万円と前連結会計年度末に比べて11,983百万円増加しました。利益剰余金の増加や非支配株主持分の増加などが主な要因です。
ROAとROE
当第3四半期のROA(総資産利益率)は9.7%、ROE(自己資本利益率)は17.0%となっています。
前年同期に比べてROAは0.7ポイント、ROEは4.5ポイント上昇しており、収益性の改善が進んでいることがわかります。
キャッシュフロー
当第3四半期の営業活動によるキャッシュ・フローは25,566百万円の収入となりました。
一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは4,669百万円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローは18,275百万円の支出となっています。
全体としては、現金及び現金同等物が2,622百万円増加しました。
配当の支払額
当第3四半期においては、中間配当として1株当たり16円の配当を実施しました。
株主還元に積極的に取り組んでおり、今後も安定配当の維持を目指していくとのことです。
今後の展望
株式会社U-NEXT HOLDINGSは、店舗サービス事業を中心として事業基盤を強化し、さらなる成長を目指していくとのことです。
各事業セグメントの取り組みを加速させ、顧客に対するサービスの充実と収益力の向上を図っていきます。
編集部のまとめ
株式会社U-NEXT HOLDINGSは、映像配信やDXサービスなど、さまざまな事業でリーディングカンパニーとして躍進しています。
今回の決算では増収増益を達成し、収益性の高さが示されました。今後もグループ全体の事業基盤を強化し、企業価値の向上につなげていくことが期待されます。
株式会社U-NEXT HOLDINGSの決算日や配当についてまとめました。
株式会社U-NEXT HOLDINGSの決算は年4回、9月、12月、3月、6月の最終日に行われています。
また、今期は中間配当として1株当たり16円の配当を実施しました。安定配当の維持を目指すなど、株主還元にも力を入れています。