株式会社ワイヤレスゲートの決算報告が発表されました!ワイヤレス・ブロードバンド関連事業を展開する同社は、売上高や利益が前年同期を上回る好業績を収めました。今後も顧客ニーズに合った新商品の投入やサービスの拡充を進め、着実な成長を遂げていくことが期待されています。
企業情報
企業名: 株式会社ワイヤレスゲート
証券コード: 94190
決算期: 12月期
株式会社ワイヤレスゲートの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社ワイヤレスゲートの決算日は12月31日です。決算時期は3月中旬頃に行われています。
主な事業
株式会社ワイヤレスゲートは、ワイヤレス・ブロードバンド関連事業を中心に事業展開しています。 主力サービスのWiMAXをはじめ、Wi-Fiサービス、SIMサービスなどを提供しており、通信インフラの整備やスマートフォンユーザーへのソリューション提供に取り組んでいます。
今期の業績と利益率は?
当第1四半期は、売上高2,116,128千円、営業利益86,801千円、四半期純利益72,381千円と、前年同期に比べ増収増益を達成しました。利益面では増加傾向にあり、収益基盤の強化が進んでいる様子がうかがえます。
売上・利益の推移
売上高は2,116,128千円と前年同期比で0.3%減少しましたが、営業利益は86,801千円と同334.0%の大幅な増加、四半期純利益も72,381千円と同36.1%増加と、着実な利益の改善が図られています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社ワイヤレスゲートの四半期連結貸借対照表の概要をご紹介します。
資産の部
当第1四半期会計期間末の資産合計は2,996,384千円となり、前事業年度末比で27,815千円増加しました。流動資産が2,793,509千円で、現金及び預金が1,858,564千円と大半を占めています。
負債の部
負債合計は1,914,352千円で、前事業年度末比38,905千円減少しました。流動負債のうち買掛金が818,719千円、未払金が547,907千円となっています。
純資産の部
純資産合計は1,082,031千円で、前事業年度末比66,721千円増加しました。資本金が921,976千円、利益剰余金が△575,472千円となっています。
ROAとROE
ROA(総資産経常利益率)は当第1四半期で2.8%と前年同期より大幅に改善しており、ROE(自己資本利益率)も当第1四半期で6.7%と前年同期の2.0%から大幅に上昇しています。これは利益の増加や財務体質の改善が進んでいるためと考えられます。
キャッシュフロー
当第1四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが149,360千円の収入、投資活動によるキャッシュ・フローが16,752千円の支出、財務活動によるキャッシュ・フローが53,132千円の収入となりました。全体としては79,476千円の増加となっています。
配当の支払額
当第1四半期では株主への配当は行われておりません。過去の実績を見ると、2023年12月期は1株当たり無配でしたが、今後の業績動向を見据えつつ、株主還元策の検討を行っていくものと期待されます。
今後の展望
株式会社ワイヤレスゲートは、主力サービスのWiMAXの契約者数減少に歯止めをかけるべく、新商品の投入やサービスの拡充に取り組むことで、新たな成長軌道に乗せていく方針です。加えて、インバウンド需要を取り込むためのデジタルマーケティング事業の強化など、中長期的な視点での事業拡大を目指しています。
編集部のまとめ
株式会社ワイヤレスゲートの決算は、売上高、利益ともに前年同期を上回る好業績となりました。通信事業の収益性改善と新規事業の立ち上げなどにより、企業価値の向上が期待されます。今後の事業展開にも注目が集まるでしょう。
株式会社ワイヤレスゲートの決算日や配当についてまとめました。
同社の決算日は12月31日で、決算時期は3月中旬頃に行われています。また、直近の2023年12月期は1株当たり無配でしたが、今後の業績次第で株主還元の拡充も期待できそうです。