ReYuu Japan株式会社の最新四半期決算について、主な事業や業績、今後の展望などを簡単にご紹介します。リユース事業を中心に好調な成長を続けているこの企業、今後の増益に期待がかかっています。
企業情報
企業名: ReYuu Japan株式会社
証券コード: 94250
決算期: 10月期
ReYuu Japan株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?
ReYuu Japan株式会社の決算日は毎年10月31日です。そして、決算短信や四半期報告書の発表は、2月、6月、9月、12月に行われています。
主な事業
ReYuu Japan株式会社は、主にリユース事業を手がけています。中古スマートフォンやパソコンなどを仕入れ、修理・点検を行い、低価格で販売するのが同社の強みです。個人からの直接買取や、法人顧客への卸売など、様々なルートを持ち合わせています。またMVNO事業者などへの販売も行っており、幅広いサービスを提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期累計期間の業績は、売上高2,648百万円、営業損失9百万円、経常損失16百万円、四半期純損失17百万円となりました。前年同期比で売上高は3.9%増加しているものの、利益面では厳しい結果となっています。しかし、販売費及び一般管理費が前年同期比で大幅に減少しており、今後の業績回復に期待が持てそうです。
売上・利益の推移
ReYuu Japan株式会社の過去3年間の売上高は、2022年10月期4,089百万円、2023年10月期(見込み)4,270百万円、2024年10月期(見込み)4,730百万円と、着実に増加してきています。また、営業利益も2024年10月期には黒字化する予定です。リユース事業の拡大が功を奏しているようです。
四半期連結貸借対照表について
資産の部
当第2四半期会計期間末の総資産は2,179百万円となりました。前事業年度末に比べ261百万円増加しています。これは主に、売掛金が184百万円、商品が119百万円それぞれ増加したことによるものです。
負債の部
当第2四半期会計期間末の負債合計は1,153百万円となりました。前事業年度末に比べ288百万円増加しており、これは主に長期借入金が383百万円増加したことによるものです。
純資産の部
当第2四半期会計期間末の純資産は1,025百万円となり、前事業年度末に比べ26百万円減少しています。これは主に四半期純損失17百万円の計上に加え、自己株式の取得9百万円によるものです。
ROAとROE
ReYuu Japan株式会社のROAとROEは、2023年10月期ではROA-4.3%、ROE-7.7%と低い水準にありました。しかし、2024年10月期にはROAは2.4%、ROEは5.8%と改善する見込みです。リユース事業の拡大により収益性が高まるとともに、財務体質の強化にも取り組んでいるためです。
キャッシュフロー
当第2四半期累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動で250百万円の資金を使用、投資活動では5百万円の資金を使用、財務活動では173百万円の資金を獲得しました。全体としては82百万円の減少となり、当第2四半期会計期間末の現金及び現金同等物の残高は1,008百万円となっています。
配当の支払額
ReYuu Japan株式会社では、過去3年間において配当を実施していません。業績回復と事業基盤の強化に注力しており、現時点では配当実施の予定はありません。今後の業績推移を見守る必要があります。
今後の展望
ReYuu Japan株式会社は、リユース事業の更なる拡大に注力していきます。調達強化や販売チャネルの拡充などに取り組み、収益力の向上を目指しています。2024年10月期には営業利益の黒字化を目標としており、中期的にはROAやROEの改善にも期待が持てそうです。ただし、経済の不透明感や為替動向など、注意すべき外部環境もあることから、今後の動向を注視していく必要があります。
編集部のまとめ
ReYuu Japan株式会社は、リユース事業を中心に堅調に推移している企業です。現在は利益面で苦しい状況にありますが、販管費の大幅な削減やリユース事業の拡大などにより、今後の業績回復が期待できそうです。また、中期的には財務体質の強化にも取り組んでおり、ROAやROEの改善も見込まれています。今後の同社の動向に注目していきましょう。
ReYuu Japan株式会社の決算日や配当についてまとめました。
ReYuu Japan株式会社の決算日は毎年10月31日です。また、決算短信や四半期報告書の発表時期は2月、6月、9月、12月となっています。一方で、過去3年間において配当は実施されておらず、今後の業績推移を見守る必要があります。