株式会社フォーバルテレコムの2023年12月期の第3四半期決算が発表されました!増収増益と好調な業績をおさめており、今後の発展に期待が高まっています。
企業情報
企業名: 株式会社フォーバルテレコム
証券コード: 94450
決算期: 2023年12月期
株式会社フォーバルテレコムの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社フォーバルテレコムの決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日までの決算となります。
主な事業
株式会社フォーバルテレコムは、法人向けVoIPサービスや法人向けFMCサービス、個人向けインターネットサービスなどのIP&Mobileソリューション・ビジネスを中心に事業を展開しています。また、電力サービスのユーティリティ・ビジネス、ドキュメントソリューション、コンサルティングサービスなども提供しています。
今期の業績と利益率は?
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高171億20百万円、営業利益7億34百万円と増収増益となりました。利益率も順調に改善しており、営業利益率は4.3%となっています。
売上・利益の推移
売上高は前年同期比4.4%減となりましたが、一方で営業利益は224.4%増と大幅な増加となりました。これは主に、ユーティリティ・ビジネスにおける燃料価格の低下による原価の縮小が寄与しています。
四半期連結貸借対照表について
当第3四半期連結会計期間末の財務状況をみると、総資産108億23百万円、純資産26億84百万円となっています。自己資本比率は24.6%と、健全な財務基盤を維持しています。
資産の部
資産の部では、現金及び預金10億9百万円、売掛金35億97百万円などが主な内訳です。前期末比で現金及び預金は30百万円減少しましたが、受取手形・売掛金・契約資産は6億15百万円減少しており、全体としては資産が減少しています。
負債の部
負債の部では、支払手形及び買掛金24億77百万円、短期借入金18億50百万円などが主な内訳です。前期末比で支払手形及び買掛金が5億84百万円減少し、借入金が1億22百万円増加しています。
純資産の部
純資産の部では、利益剰余金20億59百万円となっています。前期末比で2億24百万円増加しており、健全な財務体質を維持しています。
ROAとROE
ROAは前期の1.2%から当期4.7%に大きく改善しており、ROEも前期の5.9%から当期19.0%に大幅に上昇しています。これは、営業利益の増加と総資産の効率的な運用により収益性が高まったことが主な要因です。
キャッシュフロー
キャッシュ・フローの状況は、営業活動によるキャッシュ・フローが15億17百万円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが2億98百万円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが14億38百万円のマイナスとなっています。全体としてキャッシュ・ポジションは少し減少しましたが、財務体質は健全に推移しています。
配当の支払額
当期の配当金は、中間配当として1株当たり7円、期末配当として1株当たり10円を計画しており、年間での配当金総額は1億84百万円を見込んでいます。
今後の展望
今後の事業展開としては、法人向けサービスの拡大や、個人向けインターネットサービスの利用件数回復、ユーティリティ・ビジネスの収益性改善などに注力していく方針です。また、M&Aや新規事業への投資など、積極的な成長戦略を展開していく計画となっています。
編集部のまとめ
株式会社フォーバルテレコムは、第3四半期決算で増収増益を達成しており、収益性の改善や配当の増加など、好調な業績を示しています。今後も、法人向けサービスの拡大や個人向けサービスの回復、ユーティリティ・ビジネスの収益性向上に注力し、持続的な成長を目指していくことが期待されます。
株式会社フォーバルテレコムの決算日や配当についてまとめました。
株式会社フォーバルテレコムの決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日までとなっています。また、当期の配当金は中間配当が1株当たり7円、期末配当が1株当たり10円と、合計年間1株当たり17円の配当を実施する予定です。今後の株価推移にも注目が集まるところです。