イーレックス株式会社の第26期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

皆さん、株式会社イーレックスの最新決算報告書が発表されました!売上高184,305百万円と前年同期比16.9%の減収でしたが、営業損失15,153百万円となりました。電力小売事業の販売電力量減少や電力トレーディング事業での逆ザヤ発生が大きな要因です。

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企業情報

企業名: イーレックス株式会社
証券コード: 95170
決算期: 2024年3月期第3四半期

イーレックス株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

イーレックス株式会社の決算期は3月末日で、第3四半期決算が本日2024年2月13日に発表されています。

主な事業

イーレックス株式会社は、主に電力事業を手掛けています。具体的には、電力の小売、電力のトレーディング、自社発電所の運営などを行っています。近年は海外事業にも注力しており、ベトナムやカンボジアなど東南アジア地域での電力事業にも積極的に取り組んでいます。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高184,305百万円と前年同期比16.9%の減収となりました。一方で、営業損失15,153百万円と大幅な赤字となっています。電力需要の減少や燃料価格高騰の影響から販売価格が上昇した一方で、固定費の削減が追いつかず、営業利益率はマイナスに転じています。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高と利益の推移を見ると、2023年3月期の売上高は296,312百万円と過去最高を記録しましたが、今期はエネルギー価格高騰の影響から184,305百万円と大幅に減少しています。利益面では、2023年3月期の経常利益は15,234百万円でしたが、今期は経常損失13,857百万円となっています。販売価格上昇への対応が追いつかず、利益率が大幅に低下しているのが現状です。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期連結会計期間末の総資産は144,216百万円となり、前連結会計年度末に比べ27,888百万円の減少となりました。主な理由は、豊前ニューエナジー合同会社の連結除外によるものです。

資産の部

流動資産は68,230百万円で、前連結会計年度末より11,099百万円減少しています。一方、固定資産は75,985百万円で、前連結会計年度末より16,789百万円減少しています。

負債の部

流動負債は39,952百万円で、前連結会計年度末より8,447百万円減少し、固定負債は46,729百万円で、3,022百万円減少しています。

純資産の部

純資産合計は57,534百万円で、前連結会計年度末より16,418百万円減少しています。自己資本比率は33.8%となっています。

ROAとROE

当第3四半期連結累計期間のROAは△9.5%、ROEは△26.9%となっています。前年同期と比べて大幅に悪化しているのは、営業損失の計上による利益の減少が主な要因です。収益性の改善が課題となっています。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は開示されていませんが、営業活動によるキャッシュ・フローが減少し、投資活動によるキャッシュ・フローも減少しているものとみられます。財務活動によるキャッシュ・フローはプラスとなっていることから、全体としては減少していると推測されます。

配当の支払額

当期の期末配当は1株当たり22円の予定で、前期と同額の配当を継続しています。株主還元については、持続可能な経営を行うためにも、業績に合わせて適切な水準を維持していくことが重要だと考えられます。

今後の展望

イーレックス株式会社は、国内の収益基盤の安定化と、ベトナム、カンボジアなどの東南アジア地域における事業展開に注力していく方針です。特に、ベトナムでは木質バイオマス発電事業への投資や、同国の石炭火力発電所へのバイオマス混焼実証事業など、脱炭素に向けた取り組みを加速させていきます。今後の業績回復に期待が持てる内容となっています。

編集部のまとめ

イーレックス株式会社は、電力事業を中心に国内外で事業を展開している企業です。当期は燃料価格高騰などの影響から大幅な減収減益となりました。一方で、ベトナムやカンボジアでの再生可能エネルギー事業への投資を加速させるなど、将来に向けた取り組みも進めています。今後の業績改善に注目していきたいと思います。

イーレックス株式会社の決算日や配当についてまとめました。

イーレックス株式会社の決算は3月末日で、本日2024年2月13日に第3四半期決算が発表されました。配当は1株当たり22円の予定で、前期と同額を継続しています。業績回復に向けた取り組みに期待が高まります。

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