京葉瓦斯株式会社の第140期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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京葉瓦斯株式会社の2024年第1四半期決算が発表されました。売上高は37,088百万円と前年同期比15.3%減と厳しい結果となりましたが、利益面では営業利益398百万円、経常利益425百万円と堅調な業績を残しています。今後も地域に密着した事業展開を続け、業績の回復を目指していくことでしょう。

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企業情報

企業名: 京葉瓦斯株式会社
証券コード: 95390
決算期: 12月決算

京葉瓦斯株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

京葉瓦斯株式会社の決算期は12月31日です。つまり毎年12月31日が決算日となります。第1四半期決算は3月31日、半期決算は6月30日、第3四半期決算は9月30日、本決算は12月31日に行われます。

主な事業

京葉瓦斯株式会社は千葉県を中心に事業展開するガス会社です。ガス事業が主力で、電力小売事業や不動産事業なども手掛けています。ガス供給設備の整備や保安管理、ガス機器販売などを通じて、地域に密着した事業活動を行っています。また、再生可能エネルギーの導入などにも注力し、環境にも配慮した経営を行っています。

今期の業績と利益率は?

京葉瓦斯の2024年第1四半期の業績は売上高37,088百万円、営業利益398百万円、経常利益425百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益212百万円となりました。前年同期比で大幅な減収となりましたが、営業利益率は1.1%、経常利益率は1.1%と健全な収益性を維持しています。減収の要因は主に販売量の減少や原料費調整制度による販売単価の下方調整などです。

売上・利益の推移

京葉瓦斯はガス事業が中心であるため、第1四半期(1月~3月)の売上高と利益が大きくなる季節性があります。過去の実績を見ると、第1四半期は年間売上高の約3割を占めています。
一方、利益面では第1四半期がピークとなっており、第2四半期以降は減少していく傾向にあります。

四半期連結貸借対照表について

京葉瓦斯の2024年3月末の連結貸借対照表を見ると、総資産は164,503百万円となっています。前期末から3,406百万円増加しています。

資産の部

資産の部では、固定資産が124,662百万円、流動資産が39,840百万円となっています。固定資産の中心は有形固定資産で、ガス供給設備等が含まれています。また、投資有価証券が28,750百万円と大きな割合を占めています。

負債の部

負債の部では、固定負債が43,733百万円、流動負債が24,548百万円となっています。固定負債の中心は長期借入金、流動負債の中心は支払手形及び買掛金です。

純資産の部

純資産の部は96,221百万円で、自己資本比率は56.5%と健全な水準を維持しています。株主資本が81,094百万円、その他有価証券評価差額金が9,944百万円となっています。

ROAとROE

京葉瓦斯のROA(総資産利益率)は0.3%、ROE(自己資本利益率)は0.2%となっています。前年同期と比べてROAは2.7ポイント、ROEは2.8ポイント低下しています。これは売上高の減少と経常利益の大幅な減少が主な要因です。今後は収支改善に取り組み、収益性の向上を目指していくことが課題といえます。

キャッシュフロー

当第1四半期のキャッシュフローは公表されていませんが、前年同期は営業活動によるキャッシュフローが3,327百万円、投資活動によるキャッシュフローが△1,580百万円、財務活動によるキャッシュフローが△1,832百万円となっています。この結果、現金及び現金同等物は前期末から914百万円減少しました。今後の設備投資の状況や有利子負債の返済などによってキャッシュフローは変動していくことが予想されます。

配当の支払額

京葉瓦斯は年間配当金30円を継続して実施しています。第1四半期では2024年3月28日に1株当たり30円の期末配当を行っています。今後も安定配当を維持していく方針です。

今後の展望

京葉瓦斯はガス事業を中心に、電力小売事業や不動産事業なども展開しています。ガス事業では供給設備の更新や保安管理の強化、電力事業では再生可能エネルギーの導入など、事業領域の拡大と収益基盤の強化に取り組んでいきます。また、地域に密着した事業展開を続けながら、燃料価格の変動リスクへの対応や営業費用の削減にも注力し、収益力の向上を図っていくことが重要課題となっています。

編集部のまとめ

京葉瓦斯の2024年第1四半期決算は減収減益となりました。この背景にはガス事業での販売量減少や原料価格の変動による影響があります。一方で、営業利益率や経常利益率は1%台と健全な収益性を保っており、経営基盤は堅固と言えます。今後は再生可能エネルギーの活用など、事業領域の拡大と収益力の強化に取り組んでいくことが期待されます。地域に根付いた経営を続けながら、企業価値の向上を目指していくことが重要でしょう。

京葉瓦斯株式会社の決算日や配当についてまとめました。

京葉瓦斯の決算日は12月31日です。第1四半期決算は3月31日、半期決算は6月30日、第3四半期決算は9月30日に行われます。配当は年間30円を安定して実施しており、第1四半期では3月に期末配当30円を支払っています。今後も安定配当を維持するとともに、収益力の向上にも努めていく方針です。

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