メタウォーター株式会社の第51期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

メタウォーター株式会社の決算内容をご紹介します。同社は水処理や上下水道関連のインフラ事業を手がけるリーディングカンパニーで、今期も好調な業績を残しました。売上高は90,730百万円と前年同期比16.7%の増加。収益性も改善し、経常利益は322百万円と前年同期の損失から大幅に回復しました。資産は安定的に推移し、財務体質も健全化しています。このように着実な成長を遂げているメタウォーターに注目が集まっています。

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企業情報

企業名: メタウォーター株式会社
証券コード: E31064
決算期: 3月期

メタウォーター株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

メタウォーター株式会社の決算日は3月31日です。第3四半期(2023年4月1日~12月31日)の決算報告書を本日2024年2月14日に開示しています。同社は通常、第4四半期に売上が集中する傾向があるため、第3四半期時点では業績が低い水準となります。

主な事業

メタウォーター株式会社は、水処理プラントの設計・建設を手がけるEPC事業、運転・保守管理を行うO&M事業、官民連携事業(PPP事業)などを展開しています。主要顧客は地方自治体など公共部門で、上下水道インフラの整備や水環境改善に注力しています。近年は海外事業の拡大にも力を入れており、北米を中心に海外展開を加速させています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の売上高は90,730百万円と前年同期比16.7%の大幅増収となりました。営業利益は91百万円と黒字に転換。プラントエンジニアリング事業とサービスソリューション事業が好調に推移したことが業績向上の要因です。一方、経常利益は322百万円と前年同期の損失から改善したものの、まだ低水準にあります。

売上・利益の推移

同社の売上高は過去3年で150,716百万円から90,730百万円へと増加。営業利益は9,068百万円から91百万円に悪化しましたが、経常利益は6,252百万円から322百万円へと回復傾向にあります。収益性が改善傾向にある一方、第4四半期の業績貢献に期待が高まっています。

四半期連結貸借対照表について

メタウォーターの財務状況は健全に推移しています。総資産は144,511百万円で前期末比1,815百万円の増加。負債は75,849百万円と前期末比205百万円の減少。自己資本比率は45.7%と高い水準を維持しています。資産の部では現金・預金が増加し、負債の部では契約負債が増加しています。

資産の部

流動資産は112,265百万円と前期末比376百万円減少しましたが、固定資産は32,192百万円2,139百万円増加しました。資産全体では前期末比1,815百万円増加しています。

負債の部

流動負債は47,267百万円と前期末比11,964百万円減少しましたが、固定負債は28,581百万円11,758百万円増加しています。全体では前期末比205百万円の減少となりました。

純資産の部

純資産は68,661百万円と前期末比2,022百万円増加しました。自己資本比率は45.7%を維持しており、財務体質は健全です。

ROAとROE

メタウォーターの収益性指標であるROAは前期の4.4%から当期は0.2%に大幅に低下しています。一方、自己資本利益率のROEは前期の9.4%から当期は-0.6%と大きく悪化しました。これは主に経常利益の低迷が影響しているためです。今後は収益性の改善と自己資本の拡充により、ROAとROEの向上が期待されます。

キャッシュフロー

メタウォーターのキャッシュフローは安定的に推移しています。営業活動によるキャッシュ・フローは主に売上債権の減少などによりプラスを維持。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは機械装置の取得などによりマイナスとなりました。財務活動はプロジェクトファイナンスの増加によりプラスとなっています。全体としては現金及び現金同等物の増加基調を示しています。

配当の支払額

メタウォーターは年2回の配当を実施しています。当第3四半期累計では第1四半期に22円、第2四半期に22円の配当を行い、年間では44円の配当を見込んでいます。株主還元に積極的な姿勢を示しており、今後の業績回復に合わせて増配の可能性も期待されます。

今後の展望

メタウォーターは国内の上下水道インフラ整備や海外でのプラント輸出など、今後も成長の余地が大きい分野に注力しています。足元では収益性の改善に課題を抱えているものの、中期経営計画に沿って基盤分野の強化と成長分野の拡大に取り組むことで、持続的な企業価値向上が期待できます。公共インフラ分野をリードする同社に注目が集まっています。

編集部のまとめ

メタウォーター株式会社は水処理やインフラ整備を手がける老舗企業です。今期は売上高が好調に推移し、経常利益も黒字転換を果たしました。一方で収益性の改善には課題も残されています。今後は国内外でのEPC事業やサービス事業の強化により、持続的な業績拡大が期待されます。株主還元も積極的に行っており、今後の業績回復に合わせた増配に期待が寄せられています。

メタウォーター株式会社の決算日や配当についてまとめました。

メタウォーター株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期の決算報告を2024年2月14日に開示しました。年間配当は1株当たり44円を見込んでおり、株主還元に積極的な姿勢を示しています。今後の業績改善に期待が寄せられる企業です。

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