株式会社プログリットが発表した最新の決算報告、注目です!
プログリットは、中期的な英語力向上を目指すための英語コーチングサービスを展開する企業です。
企業情報
企業名: 株式会社プログリット
証券コード: E37936
決算期: 8月
株式会社プログリットの決算日・決算時期(スケジュール)は?
株式会社プログリットの決算期は8月31日で、年1回の決算を行っています。
今回の四半期報告では、2023年9月1日から2024年2月29日までの第2四半期の業績を報告しています。
主な事業
株式会社プログリットの主力事業は、「プログリット」という英語コーチングサービスの提供です。
顧客一人ひとりのペースに合わせたカリキュラムを提供し、継続的なサポートにより英語力の飛躍的な向上を目指しています。
また、シャドーイングに特化した「シャドテン」や、最新のスピーキングサービス「スピフル」も展開しています。
今期の業績と利益率は?
当第2四半期累計期間の業績は、売上高2,045,683千円、営業利益539,884千円と大幅な増収増益となりました。
これにより、営業利益率は26.4%と高水準を維持しています。
顧客満足度の向上と継続課金の拡大により、収益性が高い事業モデルを構築できていると評価できます。
売上・利益の推移
過去1年間の業績推移をみると、売上高は大幅に増加しており、前年同期比で51.3%の増収となっています。
利益面でも営業利益、経常利益、四半期純利益がそれぞれ90%前後の増加と、収益性の向上が顕著に表れています。
特に、四半期純利益は前年同期比110.0%増と、高い成長力を示しています。
四半期連結貸借対照表について
株式会社プログリットの四半期連結貸借対照表を見ると、健全な財務体質を維持していることがわかります。
資産の部
当第2四半期会計期間末の総資産は3,069,956千円と、前事業年度末から441,734千円増加しています。
主な増加要因は、現金及び預金の385,598千円増加や、敷金の24,623千円増加などです。
負債の部
負債合計は1,508,966千円で、前事業年度末から26,328千円減少しています。
契約負債が140,298千円増加した一方で、未払金が78,893千円、賞与引当金が52,454千円減少しました。
純資産の部
当第2四半期会計期間末の純資産は1,560,990千円と、前事業年度末から468,062千円増加しています。
資本金と資本剰余金がそれぞれ35,632千円増加し、利益剰余金が395,541千円増加したことが主な要因です。
ROAとROE
株式会社プログリットのROAは前年同期比で上昇しており、13.0%となっています。
また、ROEも28.1%と非常に高水準を維持しています。
これは、高い収益性と効率的な資産運用により、株主価値を最大化していることを示しています。
キャッシュフロー
営業活動によるキャッシュ・フローは401,451千円の収入となっています。
これは主に、税引前四半期純利益530,590千円の計上や、契約負債の140,298千円の増加によるものです。
一方で、投資活動では44,859千円の支出、財務活動では29,007千円の収入となっており、現金及び現金同等物は2,361,242千円まで増加しています。
配当の支払額
株式会社プログリットは、配当を実施していません。
今後の成長投資に備えるため、内部留保の充実を優先しているものと考えられます。
今後の展望
株式会社プログリットは、中長期的に英語学習市場の拡大が見込めると考えています。
企業のグローバル化やスキル向上のニーズが高まる中で、同社の英語コーチングサービスへの需要は増加する可能性が高いと期待できます。
今後も、顧客満足度の向上と収益力の強化に注力することで、さらなる成長が期待できるでしょう。
編集部のまとめ
株式会社プログリットは、高い収益性と成長性を示す企業といえます。
英語コーチングサービスを中心とした事業展開により、売上高や利益が大幅に伸長しています。
また、強固な財務基盤と効率的な資産運用により、ROAやROEも高水準を維持しています。
今後も、市場の成長に乗って業績拡大が期待できそうです。
株式会社プログリットの決算日や配当についてまとめました。
株式会社プログリットの決算期は8月31日で、年1回の決算を行っています。
また、プログリットは現在のところ配当を実施していませんが、今後の成長投資に備えるため、内部留保の充実を優先しているものと考えられます。