株式会社エイチ・アイ・エスの第44期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

ホテル・旅行
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株式会社エイチ・アイ・エスは、海外の有名観光地を中心とした旅行サービス事業を展開している企業です。新型コロナウイルス禍で大きな打撃を受けたものの、旅行需要の回復により、着実に業績を回復しつつあります。今期の決算では、売上高が前年同期比約174.5%増加するなど、業績好転の兆しが見られています。今後も、インバウンド需要の取り込みや、ホテル事業の強化などにより、さらなる業績回復が期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社エイチ・アイ・エス
証券コード: E04358
決算期: 10月期

株式会社エイチ・アイ・エスの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社エイチ・アイ・エスの決算期は10月期です。決算日は10月31日で、四半期報告書の提出期限は翌年3月15日となっています。

主な事業

株式会社エイチ・アイ・エスは、旅行事業を中核事業としています。旅行事業では海外旅行、国内旅行、訪日旅行の手配などを行っています。また、ホテル事業やバス事業を展開する九州産交グループも主要な事業セグメントとなっています。近年は、テーマパーク事業にも注力しています。

今期の業績と利益率は?

当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高が前年同期比174.5%増の805億20百万円と大幅に増加しました。また、営業利益は34億48百万円と黒字転換を果たしています。利益率も改善傾向にあり、経常利益率は4.2%となっています。コロナ禍からの回復が鮮明になってきている様子がうかがえます。

売上・利益の推移

売上高は2022年10月期で2,518億66百万円と前期から大幅に増加しました。一方、利益面では、2019年10月期には14億46百万円の営業利益を計上していましたが、コロナ禍を受けて2020年10月期以降4期連続で営業損失となっていました。しかし、当第1四半期では34億48百万円の営業利益を計上するなど、業績は回復傾向にあります。

四半期連結貸借対照表について

当第1四半期連結会計期間末の総資産は4,489億19百万円と、前期末比75億73百万円増加しました。これは主に、現金及び預金の増加受取手形、売掛金及び契約資産の増加によるものです。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が1,626億48百万円と前期末比50億76百万円増加しています。また、受取手形、売掛金及び契約資産が288億31百万円と40億17百万円増加しています。一方で、有形固定資産は23億15百万円減少しています。

負債の部

負債の部では、旅行前受金が367億77百万円と71億18百万円増加した一方で、借入金が174億14百万円と8億97百万円減少しています。また、未払消費税等が7億77百万円と8億52百万円減少しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が263億32百万円と25億76百万円増加しています。また、為替換算調整勘定が117億16百万円と17億18百万円増加しています。これにより、純資産合計は627億39百万円と前期末比45億89百万円増加しました。

ROAとROE

直近の2023年10月期におけるROAは0.3%、ROEは△4.5%となっています。コロナ禍の影響で大幅な減益となった2020年10月期以降は、両指標が低迷していました。しかし、当第1四半期では業績が回復傾向にあり、今後はこれらの指標も改善していくことが期待されます。

キャッシュフロー

当第1四半期連結累計期間のキャッシュ・フローでは、営業活動によるキャッシュ・フローが58億58百万円の収入となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローが20億93百万円の支出となっています。財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の返済等により15億57百万円の支出となっています。全体としては50億76百万円の現金及び現金同等物の増加となっています。

配当の支払額

株式会社エイチ・アイ・エスは、過去4期連続で親会社株主に帰属する当期純損失を計上したため、創業以来初めて無配となっていました。しかし、当第1四半期では25億82百万円の親会社株主に帰属する四半期純利益を計上しており、今後の配当再開が期待されます。

今後の展望

株式会社エイチ・アイ・エスは、訪日観光客の回復や、国内外のホテル事業の業績改善を背景に、2024年10月期には前年度を上回る利益水準を見込んでいます。また、海外旅行事業の強化やテーマパーク事業の収益化など、さらなる事業拡大も計画しています。今後の企業の成長に期待が高まっています。

編集部のまとめ

株式会社エイチ・アイ・エスは、新型コロナウイルス禍の影響を大きく受けましたが、旅行需要の回復により業績が改善傾向にあります。当第1四半期では、売上高が前年同期比約174.5%増加し、営業利益も34億48百万円と黒字転換を果たしています。今後は、インバウンド需要の取り込みホテル事業の強化などにより、さらなる業績改善が期待されます。株主還元としての配当再開も期待されます。

株式会社エイチ・アイ・エスの決算日や配当についてまとめました。

株式会社エイチ・アイ・エスの決算期は10月期で、決算日は10月31日です。四半期報告書の提出期限は翌年3月15日となっています。また、同社は過去4期連続の赤字決算の影響で無配となっていましたが、当第1四半期では黒字転換を果たし、今後の配当再開に期待が高まっています。

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