株式会社セゾン情報システムズの第55期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社セゾン情報システムズは、金融業や流通小売業向けのシステム開発などを行う優良企業です。世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作るというミッションを掲げ、ITサービスの提供を通じて企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援しています。直近の決算では、売上高や利益が増加しており、今後も成長が期待されています。

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企業情報

企業名: 株式会社セゾン情報システムズ
証券コード: 96400
決算期: 2023年3月31日

株式会社セゾン情報システムズの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社セゾン情報システムズは、3月31日を決算日としており、年に4回の四半期報告書の提出と1回の有価証券報告書の提出が義務付けられています。決算スケジュールは、株主総会が6月下旬、中間配当が12月上旬、期末配当が6月上旬というペースで行われています。

主な事業

株式会社セゾン情報システムズは、金融業・流通小売業をはじめとする多種多様な業種向けのシステム開発・運用サービスを提供しています。主力製品である「HULFT」や「DataSpider Servista」を中心としたデータ連携ソフトウェアの販売・サポートサービスにも注力しており、デジタル化の推進に寄与しています。また、クラウド型データ連携プラットフォーム「HULFT Square」の提供を通じて、企業のDXに貢献しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高が17,906百万円と前年同期比1.3%増加しました。一方で、営業利益は631百万円と62.8%減少しました。これは、流通ITサービス事業において一部プロジェクトに高負荷が発生し、受注損失引当金を計上したことが主な要因です。しかし、HULFT事業が順調に推移するなど、事業構造の転換が着実に進展しています。

売上・利益の推移

直近3年間の売上高と純利益の推移は以下の通りです。売上高は順調に増加しているものの、利益面では一時的な減益があるものの、中長期的には事業構造の転換に伴い利益も増加傾向にあります。今後はクラウドサービスなどの高収益事業の拡大により、さらなる収益力の向上が期待されています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社セゾン情報システムズの四半期連結貸借対照表は、健全な財務状況を示しています。直近の四半期末時点の総資産は21,601百万円、純資産は13,702百万円となっています。自己資本比率は63.4%と高水準を維持しており、財務基盤は強固です。

資産の部

資産の部では、現金及び預金が13,167百万円と手元流動性が高く、流動資産全体としては17,757百万円と健全な水準を維持しています。また、無形固定資産には自社開発のソフトウェアが計上されており、事業展開に不可欠な資産が築かれています。

負債の部

負債の部では、流動負債が7,563百万円となっていますが、業界特性を反映した前受金などが含まれており、財務状況に問題はありません。また、固定負債は335百万円と低水準を維持しています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金が10,645百万円と積み上がっており、株主資本の充実が図られています。自己資本比率も63.4%と健全な水準を維持しているため、今後の事業展開を支える十分な財務基盤が整っています。

ROAとROE

株式会社セゾン情報システムズのROA(総資産利益率)は5.0%、ROE(自己資本利益率)は4.8%となっています。ROAは同業他社平均を上回っており、総資産の効率的な活用ができていることが分かります。一方、ROEは同業他社平均並みですが、今後の事業構造転換により収益性が高まれば、さらなる向上が期待できるでしょう。

キャッシュフロー

株式会社セゾン情報システムズのキャッシュフローは安定しています。営業活動によるキャッシュ・フローは順調に拡大しており、設備投資などの投資活動に充てられています。また、財務活動では配当金の支払いなどが行われており、キャッシュの使途も適切に管理されています。全体としてみれば、健全なキャッシュポジションが維持されていると評価できます。

配当の支払額

株式会社セゾン情報システムズは、年2回の配当を実施しています。2023年3月期の年間配当金は90円で、配当性向は53.2%となっています。株主還元に積極的な企業であり、今後も安定的な配当が期待できます。

今後の展望

株式会社セゾン情報システムズは、「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」というミッションの下、事業構造の転換に取り組んでいます。クラウド型データ連携プラットフォーム「HULFT Square」の提供を通じて、企業のDXを支援することで、さらなる成長が期待されています。今後は、データ連携ビジネスの拡大やAIなどの先端技術への投資により、収益力と企業価値の向上が期待できるでしょう。

編集部のまとめ

株式会社セゾン情報システムズは、ITサービス業界の中でも高い収益性と成長性を実現している優良企業です。強固な財務基盤豊富な手元現金を背景に、クラウドサービスの拡大などを通じて収益力の向上が期待されます。また、配当面でも株主還元に積極的な姿勢を示しており、投資家から高い評価を得ています。今後も、企業のDX支援を通じて、業界をリードする存在となることが期待されています。

株式会社セゾン情報システムズの決算日や配当についてまとめました。

株式会社セゾン情報システムズの決算日は3月31日で、年2回の配当(中間配当と期末配当)を行っています。直近の配当実績は、年間90円の配当が行われており、株主還元に積極的な企業として知られています。今後も安定した配当が期待できる企業といえるでしょう。

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