株式会社協和コンサルタンツの第64期第1四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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株式会社協和コンサルタンツの2024年2月期第1四半期決算は、前年同期比で増収増益を果たしました。建設コンサルタント事業の堅調な受注や、情報処理事業の業績回復などが寄与しています。今後も国内の社会インフラ整備や防災・減災関連需要を取り込み、持続的な成長を目指していくと期待されます。

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企業情報

企業名: 株式会社協和コンサルタンツ
証券コード: E04884
決算期: 11月期

株式会社協和コンサルタンツの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社協和コンサルタンツの決算日は11月30日で、第1四半期決算(12月-2月)の決算発表は4月12日に行われました。

主な事業

株式会社協和コンサルタンツは、建設コンサルタント事業を中核事業として、調査、設計、施工管理などのサービスを提供しています。また、情報処理事業やプロパティ事業にも取り組むなど、幅広い事業展開を行っています。建設コンサルタントとしての高い技術力を活かし、社会インフラ整備や防災・減災分野での需要を取り込んでいます。

今期の業績と利益率は?

今期第1四半期の業績は、売上高1,974百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益232百万円(同6.1%増)、経常利益231百万円(同8.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益163百万円(同15.7%増)と、前年同期を上回る増収増益となりました。主力の建設コンサルタント事業が好調に推移し、付加価値の高いサービスを提供できたことが利益率向上につながっています。

売上・利益の推移

過去2年の売上高は2022年11月期7,679百万円、2023年11月期7,057百万円となっています。利益面では、2022年11月期の経常利益が656百万円、2023年11月期が402百万円と一時的に減益となりましたが、今期第1四半期は231百万円と回復傾向にあります。建設コンサルタント事業の受注環境は堅調に推移しており、今後も安定した業績を維持できると見込まれています。

四半期連結貸借対照表について

株式会社協和コンサルタンツの2024年2月末時点の四半期連結貸借対照表は、総資産7,271百万円負債3,627百万円純資産3,643百万円となっています。前期末から資産が194百万円増加し、負債も36百万円増加しました。一方で、利益剰余金が146百万円増加し、純資産も157百万円増加するなど、財務体質は健全に推移しています。

資産の部

資産の部では、現金及び預金3,273百万円と手元流動性は高い水準を維持しつつ、受取手形・完成業務未収入金及び契約資産2,411百万円と受注残も増加しています。これにより、安定的な資金繰りと業績の裏付けが確保されていると言えます。

負債の部

負債の部では、短期借入金1,700百万円と外部資金調達も進めていますが、業務未払金341百万円契約負債536百万円などの営業債務も適正に管理されています。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金2,168百万円と内部留保が着実に積み上がっており、自己資本比率47.5%と財務の健全性も高い水準にあります。これにより、今後の成長投資や配当などにも柔軟に対応できる財務基盤が整っています。

ROAとROE

株式会社協和コンサルタンツのROA(総資産利益率)は前期11.1%、ROE(自己資本利益率)は12.3%と、いずれも高水準を維持しています。建設コンサルタント事業を中心に高付加価値サービスの提供や効率的な資産活用を進めていることで、収益性と資本効率性が安定的に確保されています。今後も経営資源の有効活用を推進し、収益性の向上に取り組んでいくことが期待されます。

キャッシュフロー

株式会社協和コンサルタンツのキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・イン・フローが安定的に確保されています。一方で、設備投資などの投資活動によるキャッシュ・アウト・フローがあり、その結果として当第1四半期の現金及び預金は3,273百万円と手元流動性が厚く確保されています。このように、内部留保の蓄積と有効活用によって、業容拡大と財務の健全性を両立しています。

配当の支払額

株式会社協和コンサルタンツは、2024年2月28日開催の定時株主総会において、1株当たり30円の期末配当を実施しました。これにより、年間配当金は1株当たり30円と、前期と同水準を維持しています。株主還元の充実と将来の成長投資のバランスを取りながら、株主の皆様への利益還元にも注力しています。

今後の展望

株式会社協和コンサルタンツは、建設コンサルタント事業を中核に据えつつ、情報処理事業や不動産事業の拡大にも取り組んでいきます。国内の社会インフラ整備や防災・減災に関連する需要の取り込みに加え、グローバル展開の強化などにより、持続的な成長を目指していくものと期待されます。また、DXの推進やESG経営の強化などにより、顧客ニーズに合わせたサービスの提供と企業価値の向上にも注力していきます。

編集部のまとめ

株式会社協和コンサルタンツの2024年2月期第1四半期決算は、建設コンサルタント事業を中心に増収増益を果たしました。中期的には社会インフラ整備や防災・減災関連の需要を取り込み、持続的な成長が期待されます。また、財務体質も健全で、株主還元も行われるなど、総合的に見て良好な業績推移と評価できるでしょう。今後の更なる事業展開に注目していきたいと思います。

株式会社協和コンサルタンツの決算日や配当についてまとめました。

株式会社協和コンサルタンツの決算日は11月30日で、第1四半期の決算発表は4月12日に行われました。また、2024年2月28日の定時株主総会において、1株当たり30円の期末配当が決議されました。安定した収益基盤と財務体質を背景に、株主還元の充実にも取り組んでいる様子がうかがえます。

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