株式会社ビジネスブレイン太田昭和の第57期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

この決算報告書を見ると、株式会社ビジネスブレイン太田昭和は順調に業績を伸ばしていることがわかります。売上収益は前年同期比7.0%減でしたが、事業利益は26.3%減と減収にも関わらず健闘しています。また、子会社の売却によりグループ全体での営業利益は710%も増加しており、大変良好な決算だったと言えるでしょう。今後の成長が期待されるブリジネスブレイン太田昭和の動向に注目していきましょう。

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企業情報

企業名: 株式会社ビジネスブレイン太田昭和
証券コード: E04869
決算期: 3月

株式会社ビジネスブレイン太田昭和の決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ビジネスブレイン太田昭和の決算は3月決算で、毎年4月から翌年3月まで会計年度としています。主な決算スケジュールは、4月上旬に期末決算、5月に有価証券報告書の提出、11月に第2四半期決算、2月に第3四半期決算と年4回の決算発表を行っています。

主な事業

株式会社ビジネスブレイン太田昭和は、コンサルティング・システム開発事業とマネージメントサービス(BPO)事業の2つの事業を展開しています。コンサルティング・システム開発事業では、会計システムを中心としたコンサルティングやシステム開発、金融業界向けシステム開発などを手がけています。マネージメントサービス(BPO)事業では、人事給与関連のアウトソーシングサービスやグローバル企業向けのアウトソーシングサービスなどを提供しています。

今期の業績と利益率は?

当第3四半期連結累計期間における業績は、売上収益が25,072百万円と前年同期比7.0%の減収となりました。一方で、事業利益は1,815百万円と前年同期比26.3%の減益となりました。この背景には、子会社の売却によって発生した一時的な利益が計上されたことがあります。全体としては、減収ながらも健全な利益水準を確保できた良好な決算だったと言えるでしょう。

売上・利益の推移

ビジネスブレイン太田昭和の売上収益は、2022年12月期が26,952百万円2023年12月期第3四半期が25,072百万円とやや減少しています。一方で、営業利益は、2022年12月期が2,465百万円、2023年12月期第3四半期が19,969百万円と大幅に増加しました。これは子会社の売却によって発生した一時的な利益の計上によるものです。通期で見ると、減収ながらも高い収益性を維持できている企業だと言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

資産の部

当第3四半期連結会計期間末の総資産は42,257百万円と、前連結会計年度末に比べ11,863百万円増加しました。これは主に、持分法で会計処理されている投資が16,566百万円増加したことによるものです。一方で、営業債権及びその他の債権が2,336百万円減少しています。

負債の部

負債合計額は13,714百万円と、前連結会計年度末に比べ484百万円減少しました。流動負債は6,679百万円と減少しましたが、非流動負債は7,035百万円と増加しています。これは主に、繰延税金負債が3,998百万円増加したことによるものです。

純資産の部

資本合計額は28,543百万円と、前連結会計年度末に比べ12,347百万円増加しました。これは主に、利益剰余金が12,772百万円増加したことによるものです。この結果、自己資本比率は66.5%と高い水準を維持しています。

ROAとROE

ビジネスブレイン太田昭和のROAは第3四半期時点で47.0%と非常に高い水準を維持しています。これは、子会社の売却により一時的に大きな利益が計上されたことが大きな要因です。一方、ROEは66.5%と、こちらも高い水準を維持しています。業績が好調であるため、株主資本の効率的な活用ができていると評価できるでしょう。今後の成長とともに、この高水準のROAとROEが継続できるかに注目していきたいです。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは1,852百万円の収入となりました。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは264百万円の支出財務活動によるキャッシュ・フローは1,189百万円の支出となっています。全体として現金及び現金同等物は10,617百万円と、前期末から400百万円増加しており、安定した財務基盤を維持できている企業だと言えるでしょう。

配当の支払額

ビジネスブレイン太田昭和は、2023年4月28日開催の取締役会において年間配当金26円を決議しました。また、2023年10月31日開催の取締役会において第2四半期末の配当金36円を決議しています。この2回の配当金を合わせますと、年間の1株当たり配当金は62円となります。安定した配当政策を実施しており、株主還元も積極的に行っている企業だと言えるでしょう。

今後の展望

ビジネスブレイン太田昭和は、2023年11月に株式会社トゥインクルの全株式を取得し完全子会社化しました。これにより、同社のITソフトウェア開発事業やBPOサービス事業の強化を図り、BBSグループの事業基盤をさらに拡大していく方針です。また、DXやコロナ禍における新しい働き方への投資需要の高まりを捉えて、受注の獲得にも努めていく考えです。今後も着実な成長と企業価値の向上が期待されるビジネスブレイン太田昭和の動向に注目していきましょう。

編集部のまとめ

ビジネスブレイン太田昭和の2023年12月期第3四半期決算は、子会社の売却により一時的な利益の計上があったものの、全体としては減収ながらも健全な収益性を維持できた良好な決算だったと言えます。今後もDXやBPO事業の強化に注力し、更なる成長を目指していくことが期待されます。株主還元も積極的に行っており、同社の株式は投資家にとって魅力的な銘柄の1つだと考えられます。

株式会社ビジネスブレイン太田昭和の決算日や配当についてまとめました。

株式会社ビジネスブレイン太田昭和は3月決算を行っており、主な決算スケジュールは4月上旬の期末決算、5月の有価証券報告書提出、11月の第2四半期決算、2月の第3四半期決算となっています。また、同社は2023年4月と10月に年間配当金62円を支払う予定であり、株主還元にも積極的に取り組んでいる企業だと言えるでしょう。

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