株式会社ナガワの第60期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ナガワの決算報告を分析しました!
ナガワは主にユニットハウスやモジュール・システム建築、建設機械レンタルなどの事業を展開する企業です。
今期の業績は好調で、売上高は236億円、経常利益は33億円と前年同期に比べ高水準を維持しています。
また、自己資本比率は91.7%と財務体質も非常に健全化しています。

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企業情報

企業名: 株式会社ナガワ
証券コード: E04867
決算期: 3月

株式会社ナガワの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ナガワの決算期は3月で、毎年6月に定時株主総会を開催し、本決算の報告を行っています。
また、四半期報告書は2月、5月、8月、11月に提出されています。

主な事業

株式会社ナガワの主な事業は、ユニットハウス事業、モジュール・システム建築事業、建設機械レンタル事業の3つです。
ユニットハウス事業では、仮設事務所や現場事務所、災害対応用の建物などを製造・販売・レンタルしています。
モジュール・システム建築事業では、工場や倉庫、店舗などの建築物を短期間で設置できるモジュール式の建築物を提供しています。
建設機械レンタル事業では、主に北海道南部地域で建設機械のレンタルサービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

今期の業績は非常に好調で、売上高は236億円と前年同期比4.3%増加しました。
また、経常利益は33億円と高水準を維持しており、売上高経常利益率は14.2%となっています。
このように堅調な業績から、株主還元にも積極的に取り組むことができそうです。

売上・利益の推移

過去3年間の売上高は2021年3月期31,652百万円、2022年3月期22,660百万円、2023年3月期(第3四半期累計)23,636百万円と推移しています。
経常利益も2021年3月期4,674百万円、2022年3月期3,550百万円、2023年3月期(第3四半期累計)3,346百万円と高水準を維持しています。
経営環境の変化に柔軟に対応しながら、安定した業績を上げ続けている企業だと言えるでしょう。

四半期連結貸借対照表について

2023年12月31日現在の四半期連結貸借対照表は以下の通りです。
資産は622億円、負債は51億円、純資産は570億円となっており、自己資本比率は91.7%と非常に健全な財務体質を維持しています。

資産の部

資産の部では、流動資産が201億円、固定資産が421億円となっています。
流動資産の内訳は現金及び預金77億円、売掛金37億円などです。
固定資産の内訳は、有形固定資産246億円、投資有価証券162億円などとなっています。

負債の部

負債の部では、流動負債が40億円、固定負債が10億円となっています。
流動負債の主な内訳は、買掛金25億円、未払法人税等2億円などです。
固定負債の主な内訳は、繰延税金負債10億円などとなっています。

純資産の部

純資産の部では、資本金28億円、利益剰余金443億円、その他有価証券評価差額金28億円などとなっています。
自己資本比率は91.7%と非常に高い水準を維持しています。

ROAとROE

ROA(総資産経常利益率)は、2022年3月期が6.3%、2023年3月期第3四半期累計期間が5.4%となっています。
ROE(自己資本当期純利益率)は、2022年3月期が5.9%、2023年3月期第3四半期累計期間が4.0%となっています。
両指標ともに高水準を維持しており、効率的な資産運用と株主価値の向上に取り組んでいることがわかります。

キャッシュフロー

2023年3月期第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが26億円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが57億円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが18億円のマイナスとなっています。
設備投資に積極的に資金を投入しつつ、営業活動でのキャッシュ創出力も高く、財務的な健全性も保たれています。

配当の支払額

株式会社ナガワは、株主還元にも力を入れています。
2023年6月の定時株主総会において、1株当たり60円の期末配当が決議されました。
この結果、年間配当は120円となり、配当性向は41.6%となっています。
今後も安定的な配当を維持していくことが期待できそうです。

今後の展望

株式会社ナガワは、「成長性」と「収益性」の両立に向けて、ユニットハウスの販売・レンタルを中心とした既存事業の強化に加え、モジュール・システム建築事業の拡大に取り組んでいきます。
また、事業基盤の強化に向けて、新拠点の開設や展示場の拡充などの設備投資を積極的に行う方針です。
これらの施策により、さらなる業績拡大と企業価値の向上を目指していくと見られます。

編集部のまとめ

株式会社ナガワは、ユニットハウスやモジュール建築、建設機械レンタルなどの事業を展開する企業で、今期の業績は非常に好調でした。
売上高は236億円、経常利益は33億円と前年同期比で増加しており、自己資本比率も91.7%と高水準を維持しています。
今後も新拠点の開設や展示場の拡充など、積極的な先行投資を行いながら、既存事業の強化とモジュール建築事業の拡大に取り組んでいく方針です。
財務体質の健全性が高く、株主還元にも注力している点から、中長期的な成長が期待できる企業だと評価できるでしょう。

株式会社ナガワの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ナガワの決算期は3月で、年間配当は1株当たり120円(配当性向41.6%)と安定的な株主還元を行っています。
また、四半期報告書は2月、5月、8月、11月に提出されており、投資家の皆様にタイムリーな情報開示を行っていることがわかりました。
今後も企業価値の向上に向けて取り組んでいくことが期待できる企業だと言えでしょう。

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