東洋テック株式会社の第60期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

不動産
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詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

皆様こんにちは。東洋テック株式会社(証券コード:96860)の2023年12月期第3四半期決算報告をお伝えします。売上高は232億円と前年同期比7.0%の増収となり、営業利益は6億円と34.2%増益と好調な業績を示しています。人手不足などの課題もありましたが、警備事業が堅調に推移し、ビル管理事業でも収益性が改善傾向にあります。見通しは楽観的で、今後の成長が期待されます。

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企業情報

企業名: 東洋テック株式会社
証券コード: 96860
決算期: 2023年3月31日

東洋テック株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東洋テック株式会社の決算日は3月31日で、第3四半期決算は12月31日に行われます。定時株主総会は例年6月に開催されます。

主な事業

東洋テック株式会社は警備事業、ビル管理事業、不動産事業を主な事業としています。警備事業では機械警備業務、常駐警備業務、ATM管理業務などを手がけ、ビル管理事業ではビル清掃やメンテナンスなどを行っています。不動産事業では不動産の売買・賃貸管理も手掛けています。幅広い事業領域でサービスを展開しています。

今期の業績と利益率は?

東洋テック株式会社の2023年12月期第3四半期の業績は売上高232億円(前年同期比7.0%増)営業利益6億円(前年同期比34.2%増)と好調な結果となりました。利益率は営業利益率2.8%となっています。警備事業の収益改善や新規受注の増加により、着実に業績を伸ばしています。

売上・利益の推移

東洋テック株式会社の直近3年間の売上高と利益の推移は以下の通りです。売上高は2023年3月期に301億円と過去最高を更新しており、収益力が高まってきています。また、営業利益も2023年3月期に10億円と大幅に改善しており、企業の成長が顕著です。

四半期連結貸借対照表について

東洋テック株式会社の2023年12月末の四半期連結貸借対照表をみると、資産合計は354億円と前期末比38億円増加しています。特に有形固定資産が増加しており、事業拡大に向けた設備投資を行っていることがわかります。一方で、負債合計は146億円と前期末比36億円増加しており、短期借入金や預り金が増加しています。自己資本比率は58.9%と前期末より6.4ポイント低下しましたが、健全な財務状況を維持しています。

資産の部

東洋テック株式会社の資産の部は、現金及び預金が51億円ATM管理業務の受託現預金が56億円有形固定資産が145億円となっています。事業拡大に備えた設備投資が進んでおり、財務体質が強化されています。

負債の部

東洋テック株式会社の負債の部は、短期借入金が31億円ATM管理業務の預り金が28億円となっています。事業の成長に伴い借入金や預り金が増加していますが、健全な財務状況を維持しています。

純資産の部

東洋テック株式会社の純資産の部は、208億円となっています。自己資本比率は58.9%と引き下がったものの、依然として高水準を維持しています。財務基盤は安定しています。

ROAとROE

東洋テック株式会社のROA(総資産利益率)は2.1%、ROE(自己資本利益率)は2.8%となっています。ROAはやや低めですが、ROEは良好な水準を維持しています。この背景には、営業利益の改善や有利子負債の削減などにより、資本効率が向上していることが考えられます。今後さらなる成長投資を通じてROA、ROEの向上が期待されます。

キャッシュフロー

東洋テック株式会社の直近の四半期連結キャッシュ・フローを見ると、営業活動によるキャッシュ・フローは11億円のプラスとなっています。これは売上高の増加や利益率の上昇などによるものです。一方で、投資活動によるキャッシュ・フローは28億円のマイナスとなっており、設備投資などに資金を投入しています。財務活動によるキャッシュ・フローも5億円のマイナスとなっています。全体としては現金及び現金同等物が12億円減少しました。

配当の支払額

東洋テック株式会社は、2023年6月16日開催の定時株主総会において、1株当たり18円の期末配当を決議しました。また、2023年10月27日開催の取締役会において、1株当たり18円の中間配当を決議しています。年間配当金は1株当たり36円となる見込みです。同社は安定配当を継続しており、株主への還元に力を入れています。

今後の展望

東洋テック株式会社は、警備事業やビル管理事業を中核として、不動産事業の強化にも取り組んでいます。特に警備事業では機械警備やATM管理など高収益事業の拡大に注力しており、ビル管理事業においても収益性の改善に向けて努力しています。また、不動産事業では物件の新規取得により事業の拡大を図っています。今後も、事業の多角化と収益力の向上により、持続的な成長が期待できる企業です。

編集部のまとめ

東洋テック株式会社は、主力の警備事業が好調に推移し、ビル管理事業の収益性も改善傾向にあることから、全体としても売上高、営業利益ともに増加しています。さらに、不動産事業においても新規物件の取得など、事業の多角化に取り組んでいます。財務面でも健全性が高く、今後の成長が期待される企業といえます。

東洋テック株式会社の決算日や配当についてまとめました。

東洋テック株式会社の決算日は3月31日、第3四半期決算は12月31日に行われます。また、同社は安定配当を継続しており、2023年度の年間配当は1株当たり36円の予定です。株主への還元にも力を入れている企業です。

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