株式会社東京會舘の第130期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社東京會舘の最新の四半期決算報告についてご紹介します。東京會舘は、老舗のホテル・レストラン運営企業で、その創業が100年以上の歴史を持つ企業です。主力事業は宴会・レストラン・売店などホテル関連のサービスを提供しています。

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企業情報

企業名: 株式会社東京會舘
証券コード: 97010
決算期: 3月31日

株式会社東京會舘の決算日・決算時期(スケジュール)は?

東京會舘の決算日は3月31日です。そのため、第3四半期決算は2023年12月31日が期末日となります。

主な事業

東京會舘の主な事業は、宴会、レストラン、売店などホテル関連サービスの提供です。都心の老舗ホテルとして、法人顧客を中心に様々なイベントやパーティー、食事サービスを提供しています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の業績は堅調に推移しています。売上高は前年同期比15.4%増の11,049百万円となり、経常利益も前年同期比505.4%増の781百万円と大幅な増益となりました。これは新型コロナの影響が和らぎ、法人需要が回復したことが主な要因です。

売上・利益の推移

東京會舘の売上高は、2022年3月期の12,855百万円から、2023年3月期の11,049百万円まで減少しています。一方で、経常利益は2022年3月期の154百万円から、2023年3月期の781百万円へと大幅に増加しました。この背景には、コスト削減や効率化などの経営改善の施策が奏功したことがうかがえます。

四半期連結貸借対照表について

東京會舘の最新の四半期連結貸借対照表では、資産総額が25,678百万円、負債総額が17,380百万円、純資産が8,298百万円となっています。財務体質は安定しており、借入金も減少傾向にあることから、今後の事業展開に備えて健全な財務基盤を築いているといえます。

資産の部

資産の部では、有価証券が1,000百万円増加したほか、現金及び預金が149百万円減少しています。また、有形固定資産が537百万円減少しています。これは店舗の改修や設備投資が一巡したためと考えられます。

負債の部

負債の部では、借入金が180百万円減少しており、リース債務も171百万円減少しています。これにより、総負債が306百万円減少し、財務体質の改善が進んでいることがわかります。

純資産の部

純資産の部では、四半期純利益が680百万円計上されたことで、純資産が766百万円増加しています。自己資本比率も32.3%と、前事業年度末より2.4ポイント改善しました。

ROAとROE

東京會舘のROA(総資産経常利益率)は、前年同期の1.6%から当期の3.0%に大幅に改善しています。一方、ROE(自己資本利益率)も、前年同期の1.7%から当期の8.2%へと大幅に上昇しています。これは、経営効率の改善と財務体質の強化により、収益性と資本効率が向上していることがわかります。

キャッシュフロー

キャッシュフローの状況については、当四半期報告書では記載がありませんでした。しかし、前事業年度では営業キャッシュ・フローが1,159百万円となっており、安定した収益基盤を示しています。今後の設備投資や配当などに活用されていくと考えられます。

配当の支払額

東京會舘は、前期の1株当たり配当金を20円(うち10円は創業100周年記念配当)としていました。当期の配当については、第3四半期決算報告書には記載されていませんが、前期並みの水準が継続されることが期待されます。

今後の展望

東京會舘は、新型コロナの影響が和らぐなか、法人需要の回復に合わせて売上を伸ばしている模様です。今後も収益力の向上と財務体質の強化に取り組み、中長期的な成長につなげていくことが期待されます。コスト削減や生産性向上の施策を継続し、更なる業績拡大を目指していくことが重要と考えられます。

編集部のまとめ

東京會舘の最新の四半期決算は、新型コロナの影響が和らぎ、売上高、経常利益ともに大幅増と良好な業績となりました。財務体質も強化が進み、収益性と資本効率も改善しています。今後も収益基盤の強化と財務基盤の安定化に取り組み、持続的な成長を目指していくことが期待されます。

株式会社東京會舘の決算日や配当についてまとめました。

東京會舘の決算日は3月31日で、第3四半期決算は2023年12月31日が期末日となります。また、前期の1株当たり配当金は20円(うち10円は創業100周年記念配当)でしたが、当期の配当については現時点では未定です。今後の業績拡大に伴い、株主還元の強化にも期待が高まるところです。

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