株式会社ロイヤルホテルの第98期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

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ロイヤルホテルの2023年第3四半期決算が発表されました!売上高は15,466百万円で、前年同期比3,717百万円の減収となりましたが、営業利益635百万円、経常利益674百万円、純利益662百万円と黒字転換を果たしました。
ホテル需要回復に伴い、客室やレストランなどの稼働が増加しています。一方で、原材料価格高騰や光熱費上昇といったコストの圧迫もありますが、全社を挙げた生産性向上施策が奏功した結果だと評価できますね。

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企業情報

企業名: 株式会社ロイヤルホテル
証券コード: 97130
決算期: 2023年3月期第3四半期

株式会社ロイヤルホテルの決算日・決算時期(スケジュール)は?

ロイヤルホテルの決算期は3月期で、今回発表された決算は2023年3月期第3四半期の業績となります。
第3四半期連結会計期間は2023年10月1日から2023年12月31日までの3か月間を対象としています。

主な事業

ロイヤルホテルはホテル運営を主たる事業とし、国内外のお客様の宿泊や飲食、その他のホテル附帯サービスの提供を行っています。大阪、京都、沖縄など、主要都市や観光地を中心にホテルを展開し、ビジネスや観光の需要を取り込んでいます。
また、外部出店レストランの運営や会員サービス「リーガメンバーズ」の展開など、ホテル事業を補完する取り組みにも注力しています。

今期の業績と利益率は?

ロイヤルホテルの今期の業績は、売上高15,466百万円、営業利益635百万円、経常利益674百万円、純利益662百万円となりました。
前年同期と比べると、売上高は19.4%減となっていますが、利益面では大幅に改善されています。これは、リーガロイヤルホテル(大阪)の運営受託契約の変更により収益構造が変化したことや、全社の生産性向上施策が効果を発揮したためです。

売上・利益の推移

ロイヤルホテルの売上高は、新型コロナ禍の影響を大きく受けて2022年3月期に大きく落ち込みましたが、2023年3月期第3四半期では15,466百万円と回復傾向にあります。
一方で利益面では、前年同期は大幅な赤字でしたが、今期は営業利益635百万円、経常利益674百万円、純利益662百万円と黒字転換を果たしています。
観光需要の回復と同時に、ホテル運営の効率化に取り組んだ成果が表れています。

四半期連結貸借対照表について

ロイヤルホテルの総資産は31,889百万円となっています。前期末から215百万円減少しましたが、これは主に流動資産が減少したためです。
一方、負債は12,324百万円と前期末から838百万円減少しており、純資産は19,565百万円前期末から622百万円増加しています。自己資本比率は61.4%と高い水準を維持しており、財務体質の健全性が高いことがわかります。

資産の部

ロイヤルホテルの資産は、主に現金及び預金11,805百万円、有形固定資産937百万円、投資その他の資産13,598百万円で構成されています。
前期末に比べ、現金及び預金が558百万円減少しましたが、流動性が高く健全な水準を維持しています。

負債の部

負債の主な内訳は、買掛金964百万円、契約負債562百万円、退職給付に係る負債5,157百万円などです。
前期末から878百万円減少した未払消費税等の減少が、負債全体の減少につながっています。

純資産の部

純資産は、株主資本19,635百万円が中心です。前期末から622百万円増加しており、これは親会社株主に帰属する四半期純利益662百万円を計上したことが主な要因です。
自己資本比率は61.4%と健全な水準を維持しています。

ROAとROE

ロイヤルホテルのROA(総資産利益率)は現時点で開示されていませんが、経常利益674百万円総資産31,889百万円から試算すると約2.1%程度となります。
一方のROE(自己資本利益率)は、純利益662百万円自己資本19,635百万円から算出すると約3.4%となっています。
前期までの大幅な業績悪化から、今期は大きな改善を見せていることがわかりますね。

キャッシュフロー

当第3四半期連結累計期間のキャッシュ・フローの状況は開示されていませんが、営業活動により得られた資金を有効活用し、設備投資等に充当している模様です。
前期末にリーガロイヤルホテル(大阪)の不動産譲渡を行ったことで、手元流動性が確保されたものと考えられます。今後は、安定的な営業キャッシュ・フロー創出に注力し、健全な財務体質の維持を目指すと良いでしょう。

配当の支払額

ロイヤルホテルは、2023年3月期第3四半期までの配当は行っていないようです。
今後の業績動向を見据えながら、株主還元策についても検討を進めていくことが期待されます。

今後の展望

ロイヤルホテルは、2023年4月に京都に新ホテルをオープンするなど、ホテルネットワークの拡大に取り組んでいます。
また、ベントール・グリーンオーク・グループとの資本業務提携による経営基盤の強化や、生産性向上、マーケティング力の強化、人事運営の改革など、経営効率化にも力を入れています。
今後も、インバウンド需要の回復やホテル需要の伸長を捉えつつ、収支の改善を図り、企業価値の向上につなげていくことが期待されます。

編集部のまとめ

ロイヤルホテルの2023年3月期第3四半期決算は、前年同期からの大幅な業績改善を果たしました。
収益構造の変化や全社をあげた生産性向上の取り組みにより、利益面では大きな回復を遂げています。今後も、ホテル需要の回復と経営の効率化を両立させ、収益力の向上と財務体質の強化を図っていくことが期待されます。

株式会社ロイヤルホテルの決算日や配当についてまとめました。

ロイヤルホテルの決算期は3月期で、今回発表されたのは2023年3月期第3四半期の業績となります。
配当については、今期第3四半期までの間、支払いは行われていないようです。今後の業績動向を見据えながら、株主還元についても検討していくことが期待されます。

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