コナミグループ株式会社の第52期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

アミューズメント・レジャー
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コナミグループ株式会社の第3四半期決算は、経営の好調さを示す良好な結果となりました。売上高、最終利益ともに過去最高を記録し、各事業が軒並み前年同期を上回る実績をあげています。ゲームやアミューズメント機器の新作投入、スポーツ事業の拡大など、会社の多角的な取り組みが奏功した形です。今後も成長余地は大きく、コナミグループの持続的な発展が期待できそうです。

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企業情報

企業名: コナミグループ株式会社
証券コード: 97660
決算期: 3月期

コナミグループ株式会社の決算日・決算時期(スケジュール)は?

コナミグループ株式会社の決算期は3月期で、4月1日から翌年3月31日までの1年間となります。第3四半期決算は2023年12月31日までの決算を表します。

主な事業

コナミグループ株式会社は、デジタルエンタテインメント事業、アミューズメント事業、ゲーミング&システム事業、スポーツ事業の4つの主要セグメントで事業を展開しています。デジタルエンタテインメント事業ではゲームソフトの開発・販売、アミューズメント事業ではアーケードゲームの製造、ゲーミング&システム事業ではカジノ機器の製造、スポーツ事業ではスポーツクラブの運営などに強みを発揮しています。

今期の業績と利益率は?

コナミグループの当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高2,530億円、営業利益596億円、親会社の所有者に帰属する四半期利益444億円と、いずれも前年同期を大きく上回る好業績となりました。特にデジタルエンタテインメント事業とゲーミング&システム事業の利益率が大幅に改善しています。事業の効率化と新作投入が功を奏した形です。

売上・利益の推移

コナミグループの直近3年間の売上高は順調に増加傾向にあり、前年同期比11.6%増の2,530億円となりました。営業利益も3桁億円を記録し、前年同期比58.9%増の596億円と大幅な増加となりました。最終利益も同様に大きく伸長し、前年同期比61.4%増の444億円です。事業の収益性が向上していることがうかがえます。

四半期連結貸借対照表について

コナミグループの四半期連結貸借対照表は、良好な財務体質を示しています。資産合計は5,785億円と、前期末から313億円増加しており、現金及び現金同等物や無形資産が増加しています。一方、負債合計は1,710億円と、わずかな増加にとどまっています。自己資本比率は70.4%と高水準を維持しており、健全な財務基盤が確立されています。

資産の部

資産の部では、現金及び現金同等物が前期末から190億円増加し、2,382億円となりました。また、のれんや無形資産も増加傾向にあり、総資産は前期末比で313億円増加しています。設備投資の増加や事業買収などにより、着実に資産が積み上がっていることがわかります。

負債の部

負債の部では、社債や借入金などの有利子負債が前期末とほぼ同水準の599億円となっています。その他の流動負債が増加したものの、全体としては大きな変動はありません。財務の健全性が維持されていると言えるでしょう。

純資産の部

純資産の部では、利益剰余金の増加などにより、親会社の所有者に帰属する持分が4,075億円と、前期末から312億円増加しています。自己資本比率も70.4%と高水準を維持しており、強固な財務体質が築かれていることがわかります。

ROAとROE

コナミグループのROA(総資産利益率)は前年同期比で改善し、好調な業績を反映して11.2%となりました。また、ROE(自己資本利益率)も同様に向上し、12.3%となっています。ゲームやアミューズメント機器など、主力事業の収益性が高まったことが背景にあると考えられます。今後も収益力の向上が続く可能性が高いでしょう。

キャッシュフロー

コナミグループの当第3四半期連結累計期間のキャッシュフローは、営業活動によるキャッシュ・フローが644億円の収入となりました。一方、投資活動によるキャッシュ・フローは253億円の支出でした。これは主に設備投資などによるものです。財務活動では223億円の支出となり、全体として2,382億円の現金及び現金同等物を確保しています。堅実な資金繰りが維持されています。

配当の支払額

コナミグループは第3四半期までに、1株当たり124円の配当を実施しました。前年同期の1株当たり149円から減少したものの、依然として高水準の配当を維持しています。業績好調を背景に、株主還元にも力を入れていると言えるでしょう。

今後の展望

コナミグループは、引き続きデジタルコンテンツとアミューズメント機器の開発に注力する方針です。家庭用ゲームやeスポーツなどの新規事業も強化し、デジタルエンタテインメントの競争力向上を目指します。さらに、ゲーミング&システム事業やスポーツ事業の拡大にも力を入れ、収益基盤の多様化を図る計画です。中長期的にも、着実な成長が期待できそうです。

編集部のまとめ

コナミグループ株式会社の第3四半期決算は、売上高、営業利益、最終利益が過去最高を更新するなど、非常に良好な結果でした。主力事業の収益力が向上し、財務体質も健全化が進んでいることがわかります。今後も新作タイトルの投入やeスポーツの強化など、事業の多角化に力を入れていく方針のようです。コナミの持続的な成長が期待できる決算報告でした。

コナミグループ株式会社の決算日や配当についてまとめました。

コナミグループ株式会社の決算期は3月期で、第3四半期決算は2023年12月31日までの決算となります。当期の業績は好調で、売上高が2,530億円、営業利益が596億円、最終利益が444億円と、いずれも過去最高を記録しました。また、1株当たりの配当金は124円と、高水準の株主還元も行っています。今後も新しい取り組みを強化し、持続的な成長が期待されます。

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