株式会社ハリマビステムの第62期第3四半期決算まとめ・決算の発表日はいつ?配当や決算日

四半期報告書
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弊サイトは各企業の決算情報を元に決算に関するまとめ情報をご紹介しております。
詳細・正確な情報は対象企業の報告書をご確認ください。

株式会社ハリマビステムの最新の決算報告書を分析してみました。建築物総合サービス事業を手がける同社は、この第3四半期決算で売上高198億円営業利益7億円を計上しています。
お客様の変化するニーズにしっかりとついていけるサービス品質の維持・向上に努めており、業績も順調に推移しているようですね。

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企業情報

企業名: 株式会社ハリマビステム
証券コード: 97800
決算期: 2024年3月期

株式会社ハリマビステムの決算日・決算時期(スケジュール)は?

株式会社ハリマビステムの決算日は3月31日です。2024年2月14日に、2023年12月期第3四半期の決算報告書を提出しています。決算と同時に配当の支払いも行われ、年2回の中間配当と期末配当が実施されています。

主な事業

株式会社ハリマビステムは、ビルメンテナンス事業を中心に、建築物の総合的なサービスを提供しています。具体的には清掃業務、設備保守管理業務、警備業務、工営業務などを手がけており、顧客の多様化するニーズに対応したサービスを展開しています。
また、近年は建物の省エネルギー化への取り組みも強化しており、顧客の環境負荷低減にも寄与しています。

今期の業績と利益率は?

今期第3四半期の売上高は198億円と前年同期比5.5%増を記録しました。
利益面では、営業利益が7億円と前年同期比11.9%増、経常利益が8億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が5億円となっています。
売上の増加と収益性の改善により、営業利益率は3.8%と前年同期から上昇しています。

売上・利益の推移

直近3年の売上高は253億円198億円198億円と推移しています。
経常利益は6億円8億円8億円と、堅調な業績を維持しています。売上高は横ばいですが、新規物件の獲得や既存物件の収益性改善により、利益水準は高まっています。

四半期連結貸借対照表について

当第3四半期末の総資産は138億円と、前期末比13億円増となりました。
現金及び預金が9億円増加、土地が2億円増加したほか、建設仮勘定が増加したことなどが主な要因です。
負債は55億円と、前期末比8億円増しています。契約負債が増加したことが主な理由です。
純資産は83億円と、前期末比5億円増し、自己資本比率は59.6%となっています。

資産の部

資産の主な内訳は、現金及び預金が48億円、受取手形・売掛金が35億円、土地が14億円などとなっています。
手元流動性が手厚く、建物などの固定資産への投資も進んでいる様子がうかがえます。

負債の部

負債の中心は、買掛金が11億円、契約負債が8億円、未払金などのその他流動負債が18億円となっています。
仕入先や顧客への短期的な支払い義務が主な構成となっています。

純資産の部

純資産の内訳は、資本金が6億円、利益剰余金が70億円となっています。
着実な収益の積み上げにより、内部留保が蓄積されており、財務基盤は健全に推移しています。

ROAとROE

同社のROA(総資産利益率)は直近5.9%、ROE(自己資本利益率)は7.0%となっています。
前年同期と比べROAは0.5ポイント低下したものの、ROEは0.5ポイント上昇しています。
これは、資産の有効活用を進めつつ、自己資本の効率的な活用にも取り組んでいることを示しています。

キャッシュフロー

当第3四半期のキャッシュ・フローは、営業活動によるキャッシュ・フローが8億円のプラス、投資活動によるキャッシュ・フローが6億円のマイナス、財務活動によるキャッシュ・フローが8億円のプラスとなっています。
手元資金の十分な確保と、設備投資や社員寮の建設などの成長投資にも積極的に取り組んでいる様子がうかがえます。

配当の支払額

同社は年2回の配当を行っています。直近の2023年3月期は1株当たり60円の配当を実施しました。
今期第2四半期(2023年12月期)は1株当たり30円の中間配当を支払っています。
安定的な配当を維持しつつ、利益の内部留保にも留意している経営方針がうかがえます。

今後の展望

今後も、顧客ニーズの変化に柔軟に対応した高度化・多様化するサービスの提供に取り組み、持続的な成長を目指していく方針だそうです。
最近では、人材確保の観点から従業員向けの社員寮の取得や、建物のリノベーション工事にも力を入れており、中長期的な経営基盤の強化にも取り組んでいます。
顧客満足度の向上と収益性の維持・向上に努めながら、着実な成長を遂げていくことが期待されます。

編集部のまとめ

株式会社ハリマビステムは、ビルメンテナンス事業を中核に、建築物の総合サービスを提供する企業です。
この第3四半期決算では、売上高、営業利益ともに前年同期を上回る結果となりました。
新規物件の獲得や既存物件の収益性改善などにより、業績は順調に推移しています。
財務状況も健全で、今後の成長投資にも取り組んでいる様子がうかがえます。

株式会社ハリマビステムの決算日や配当についてまとめました。

株式会社ハリマビステムの決算日は3月31日です。年2回の中間配当と期末配当が実施されており、直近の2023年3月期は1株当たり60円、今期第2四半期は30円の配当を行っています。
業績も堅調に推移しており、今後も安定した配当が期待できそうです。

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